5.0
ご飯
舞妓さんあきらめて、まかないさんになった女の子のお話。はじめの方の話を見ても、料理大好きなんだろうな、と思える。まかないさんになって良かったな。お料理も特別じゃないけど、この量を毎日作るのはすごい。
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舞妓さんあきらめて、まかないさんになった女の子のお話。はじめの方の話を見ても、料理大好きなんだろうな、と思える。まかないさんになって良かったな。お料理も特別じゃないけど、この量を毎日作るのはすごい。
忙しさを理由に平日は適当なご飯が多いんだけど、この作品を読むと、ご飯を丁寧に作りたくなる。食事って大切ですよね。舞妓さんの生活を見ることもできてとても楽しいです。
京都、祇園で働く舞妓さんたちの生活とそれを支えるまかないさんのキヨちゃんが織り成す優しい物語。舞妓さんたちのオン、オフの切り替わりっぷりが仕事人であると同時に歳相応の女の子たちなんだなぁとほほえましくなります。
京都花街の特殊な環境のお話ですが、主人公のキヨさんは至って普通の16才の女の子。人を思う心から、舞子さん達がホッとする食事を作り、聞いてほしいをうんうんと聞いてあげられる人間性に温かい気持ちになります。
日常を描いているけれど、今後どんな風にお話が展開していくのか楽しみです。
アニメでやっていたのは知っていてたまにみていて気になりこちらも読んでみました。主人公の子が舞妓として来ていたのがしらなくて、舞妓としては駄目だったけどそれでもめげずに優しくて癒されます。がつがつしていないのがいいです。
素朴な感じがとても好き。
華やかな表舞台ではなくて、それを支えるあたたかいまかない料理と、それを仕込む主人公が素敵です。キッチンの描写も好きだし、読んでてほっこりお腹がすいてくる作品です。
市の千佳子お母さんと百子さん姉さんの関係がよくわかりました。
百はなとキヨの関係もですが、この二人の関係も読むにつけ
一番近くでってお互いを見ていてくれる間柄に凄く共感しました。
千佳子さん姉さんが先代お母さんに市を引き継ぐという感動と、
一番近くでとお互いに芸の世界で一緒にいてくれると信じていた
百子さん姉さんの悲しみと別れが印象的でした。
でも、百はなという妹を千佳子お母さんが一番近くでという言葉を忘れずいて
百子さん姉さんに合わせてくれたこと。その優しさが二人の絆が再び動き出す場面に
立ち会えたことがこの漫画を読んできて一番の感動になりました。
お帰りなさい。市は千佳子お母さんは百子さん姉さんのお帰りを何よりも待っていました。
全体にやさしさに包まれたほのぼのとしても、出てくるキャラクターの一人一人が
生き生きと描かれた大好きな作品です。
ドラマチックな出来事はないけど 食のエピソードを通して なにげない日常が丁寧に描かれていて好感が持てます
コミックス最新まで持ってます、語っていい?
青森の幼なじみの女の子2人が舞妓に憧れ、京都の「市」という置屋に入り研鑽を積む
…という予定だったのが、主人公のキヨちゃんは超ぶきっちょで「地元に帰れ」と舞妓街道から脱落orz
対照的に幼なじみの美人なすーちゃんは逸材扱いで、トントン拍子に舞子街道を邁進
ここでキヨちゃんにターニングポイント
地元に帰るという丁度のタイミングで、置屋の賄い担当のおばちゃんが急病で辞めてしまって
→ご飯を作れる人が居ない←
困った、ケータリングも飽きた……って時に余り物で親子丼をササッと作れちゃうキヨちゃん
あれ?料理の才能はあるんじゃない?
って事がきっかけで、若干15歳?くらいで賄い担当に任命され、食事メニューで舞妓さん達を励まし、幼なじみの活躍を誰より喜んでくれるパワフルな日常を優しいタッチで描いています
てか料理はこんなに器用なのに、舞妓の修行は割とすぐ脱落するんやなって言う……向き不向きってヤツなのか?
キヨちゃんはおばあちゃん子(何故か両親とも作中に出てこない、おばあちゃんと2人暮らし)なので、メニューはほぼおばあちゃん直伝or料理本
なのでキラキラ映えメニューじゃなく、基本は普通のおうちごはん
そこがいいんです
予算を組み、街まで買い出しに出かけ、大荷物すぎて警察官に家出少女と間違われたりしながらも頑張ってます
めちゃくちゃハードモードだと思います
でも舞妓さんも髪の毛は結ったら1週間に1回しか解いて洗えないし、今どきスマホ禁止、コンビニ禁止、カレーライス禁止
相部屋では揉めるしお稽古も仕事も大変だから、キヨちゃんだけ楽だと漫画的に釣り合い取れないかも……
と思ってます
もう1人の幼なじみのケンタ君も野球選手への夢破れ、勢いで高校を中退(えええ( ꒪⌓꒪))
そして京都の老舗レストランで修行を始めました
彼は料理が出来ないのに何故レストランなのか?
最新巻では「市」のお母さんと、すーちゃんの姉弟子の百子さんの舞妓修行時代編でそれはそれで面白いです
とにかくねえ……青森のおばあちゃんがひとりぼっちで心苦しいのよね←そこ?たぶん読者みんな気になってると思う
お互いを思いやる、気心のしれた幼なじみ同士の静かに強い絆。キヨちゃんが支えてくれるから頑張って応えようとするすーちゃんと、そんなすーちゃんだから役に立ちたいというキヨちゃんの、言葉がなくても分かり合ってる二人の姿が感動ものです。