4.0
面白いには面白い
人間の無意識、思い込みをキーに展開が進みますが結果はいつも結局勘違いされていたことが明らかにもなります。この勘違いは現実の日常生活にも多々存在していて、自分自身を振り返る機会になります。読者の立場だからこそ、そんなことを勘違いするほど視野が狭くなっているのかと漫画だからこそ繰り広げられるシーンだと感じる時もありますが、切実な人には有効なのかもしれないと考えさせられます。好き嫌いは分かれると思います。
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人間の無意識、思い込みをキーに展開が進みますが結果はいつも結局勘違いされていたことが明らかにもなります。この勘違いは現実の日常生活にも多々存在していて、自分自身を振り返る機会になります。読者の立場だからこそ、そんなことを勘違いするほど視野が狭くなっているのかと漫画だからこそ繰り広げられるシーンだと感じる時もありますが、切実な人には有効なのかもしれないと考えさせられます。好き嫌いは分かれると思います。
人を呪わば穴二つ的な話。悪意のある依頼人の願望が叶えられるらと同時に本人の罪も暴かれてしまう、という痛快さがありました。でも、主人公と若手熱血刑事以外はあまり好きになれない絵柄。女性の顔がほぼケバいし、なぜか多いエロ場面もホラーでした。設定も悪か正義の味方か分からない異能を持つ端正な佇まいの主人公が家賃滞納とかずっこけてしまった。ギャグスプラッタホラー?いろんな要素の混ざる不思議作品でクセは強いがつい読み進めてしまいます。
最初の数話は面白いと思いましたが、展開の変わる波(捜査官と対峙するとか、精神科医の登場数が増えるだとかのそれ)がなかなか無くて読むのをやめました。
自分目線だけの恨みや怒りに固執して判断を誤り、それ故に依頼者が最終的に後悔する姿もたまに見られます。
そういった点では、自分の日常の些細なイライラにも通ずる部分があるのかなと思って、嫌な出来事でも俯瞰的に、客観的に考えることも大事なと思わされました。
笑うせえるすまんに似た感じの、人の愚かさを痛感させられる物語という印象です。
以前、コミック7巻まで読んでいて
久しぶりに読みたくなって続きを購入。
少しだけのつもりが、
宇相吹の多田刑事のその後知りたさと
新たに出てきた南条の正体知りたさにワクワクしてしまい
どんどん読み進めてしまいました。
ストーリーはみなさんご存知の通りで。
人の死に様に嫌な気分になること多し
なのですが、なぜか宇相吹を憎めない。
なんだかチャーミングなんだよなー。
他のレビューにもあるとおり、
かなりモヤモヤします(笑)。
もう少し、キャラの背景や
設定を丁寧に描いた方が
マンガとしてはおもしろいのでは?
と感じました。
「思い込みで人は死ぬ」
というロジックは、なるほど!と
思わせる一定の説得力があるので
もう少し細部をきちんと描いて
ほしかった!・・・です。
例えば、主人公は家賃を滞納
しており、大家に対して報酬が
入ったら払うと言っていますが、
その報酬の設定が全く出てこない。
そもそも、依頼した人間もかなりの
確立で死亡するので、どうやって
生きているの!?(笑)っていうような
しょーもない描写不足で微妙にしらけて
しまうんですよね。(-_-;)もったいない。
無料分だけのつもりがどんどん買ってしまいます。
復讐したい、という気持ちはわかるのと、得体の知れないうそぶきさんの魅力でしょうか。
ただ、話によってイマイチかなぁと思うものもあるのでそこは致し方ないのかな。
一話のボリュームが少ないのでコスパは悪いような気もします。
画としてはうそぶきさんは好きですが、その他のキャラクターはイマイチかなと思ってます。
話は好きなのでこれからも読みまーす。
松坂桃李さん主演の不能犯が原作マンガだったとはと思い、二話目まで無料だったので読んでみました。
夜目刑事公園で何やってんだと思わずつっこみたくなりましたが呆気なくお風呂の中で真っ赤になってしまってましたね。
私はまだポイント足りておらず二話までしか読んでないですが、ここまでは個人的には笑えちゃう意味で面白かったです。
もっと読んだらシリアスなシーンもあるかな?
ちょっときになるので次も読んでみようと思います!
ウロボロスが面白かったからこちらもチェック。
やはりマンガが上手い。こちらの方が残酷な描写多め、エロありだが、なんとなく掘り下げは浅い気がする。主人公?の謎の男が倫理観もなにもなく、低級霊みたいな超能力と祟りみたいなチカラを持っている。面白いが感動は無く、読後感は悪い。逆にウロボロスの良さを改めて感じる。
貶してしまったが、個人の趣味の問題。描写が上手い作者だからおすすめはできる。
人間は思い込みだけで、実際には熱くないのに火傷したり
その出来事が起こったと思って失神したりするって話を、本で読んだことがあったけど
この漫画は、それを具体化できる人がいて、法で裁けない人を裁いていくわけですね
こう書くと、正義の味方っぽいけど、主人公にはそんな雰囲気は一切なく
むしろ、そんな人間をバカにしてる、それがまた読んでて気持ちいい。
あっという間に全話読んでしまいした。
殺害シーンなどグロテスクな描写がある漫画は苦手な方なのですが、ストーリー展開の続きが気になって、ハマりました。
なんとも後味の悪さを感じる話も多いのですが、何故か、誰もが持つ心の闇を描いているからか、被害者にも、犯人(というか依頼者?)にも、うそぶきにも、そこまで陰性感情を抱かないのが不思議です。
勧善懲悪では無いのが魅力なんだと思います。