5.0
次のエピソードが楽しみな作品です
走馬灯株式会社が提供するDVDによって、知り得なかった自分のこれまでの人生の現実を知る登場人物たち・・・。オムニバス形式で次々変わるキャラクターの生き方をたどることができます。アイデアは面白いが、ネタ切れ・マンネリにならないかと最初は思いましたが、予想に反して飽きることなく読み進めてしまいます。人物像が多彩で(猫ちゃんもあり!)性格設定や描写の巧みなことが魅力なのでしょう。
- 0
走馬灯株式会社が提供するDVDによって、知り得なかった自分のこれまでの人生の現実を知る登場人物たち・・・。オムニバス形式で次々変わるキャラクターの生き方をたどることができます。アイデアは面白いが、ネタ切れ・マンネリにならないかと最初は思いましたが、予想に反して飽きることなく読み進めてしまいます。人物像が多彩で(猫ちゃんもあり!)性格設定や描写の巧みなことが魅力なのでしょう。
窮地に陥った主人公が事件の真犯人を知り得たり、死ぬ前に人生のダイジェスト版をDVDとしてみられる会社が目の前に現れたら、誰でもみたくなります。
ただその会社の案内人の女性や会社の仕組みを探ろうとする探偵さんの人生が深く関わってきます。
このサイトだけでは中々結末迄いかないので、コミックの方で完結迄読みました。
読み応えはあります。
もしも自分の前にそんな会社があり、門が開いているなら、、、
入らないという選択肢があるなら入りたくないかも(笑)
人生がかわらないために。
二笑村がとくにこわかったです。
最後はすごく切なくなりました。
走馬灯株式会社という神出鬼没な不思議な建物にひきこまれていく人たちのオムニバスストーリー。まず第一話からグッと引き込まれる話です。
この作品は、感動的な話から後味悪い話まで本当によく考え作られており、ついオチを想像したくなる私ですが、全く想像つかなかったものが多いです。
個人的に関隆弘さんの話が良い後味の悪さだと思います。
自分の生きてきた人生を撮したビデオ、この世にそんなものがあったらぜひ見返したい時期がある。
そしてこんなビデオがあるとわかる世の中は、今より欲望にブレーキをかける意識が働くんじゃないかともおもう。
でも、振り返らない方が良いこともある。
そんないろんな思いを持ちながら、このマンガに出てくる「他人」の振り返りを見てしまう自分がいる。興味深いマンガです。
重たいですね…
1人目の物語しか読んでいませんが、このあとの人たちもこんなかんじで終わるのかと思うと、読み続けるのを迷ってしまいます。
悲しい切ない苦しい…
そもそもこんなふうに生まれた時からの全てを振り返って見られるとしても、私は見たくないなぁ。
不幸な人生だったわけではないけど、この一話目の人の生い立ちを考えると、よくビデオを見る気になったなぁと思います。
自分の人生って見返したいような見返したくないような…
ただ、自分以外の人の人生は人として見てはいけない気がした。その人が見てほしいと思うのなら叶えてあげるのはいいと思うが見せたくない過去を見てしまうのは違う気がする。例えそれで災難から逃れられるとしても、それは自分の力で逃れるべき事だと思わせる作品でした。
作者の方の意図する所とは離れてしまうかもしれませんが
広告を見て気になって一部読みました。
オムニバス形式なので読みやすく、とても面白かったです。
人は生きていくために特に嫌な記憶を忘れていく様に出来ているそうですが、この漫画ではそれを全て見返す事が出来てしまう。
忘れられたからこその今、知るべきじゃなかった事実を目の当たりにした人物の描写など
上手に構成されたストーリーで一話一話引き込まれ楽しく読めます!
すごく面白いです。毎回違う人が出てきますが、色んな人生が描かれていて考えさせられます。正直、自分の人生を見返したって、自分が既に経験してきたことだし何か意味があるのかなと思っていましたが、新たな気づきや発見があり、面白いなと思いました。だいぶ読み進めてきましたが、今はこの株式会社の存在そのものに興味が湧いてきていて、今後どういう展開になるのか楽しみです。
世にも奇妙な物語の世界観が好きなら、おすすめかもです。物語の重要人物はだいぶ話が進んででてきますが、途中まで1話完結の主人公がいます。ある日、突然現れる「走馬灯株式会社」、良い話から不気味な話、胸くそもたまにありますが、さくさく読めました。最終的は物語の重要人物の良い人が酷い目にあってもやもやしてしまいましたが、そこ以外はハラハラしつつ楽しめました。