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アニメも見たし、この作詞さんの他の戦争後漫画も読んだ。とにかく凄いのは日常、そして戦争、これを庶民の目線で淡々と描いて、我々が見入ってしまう世界観を作れること。
すずたちが懸命に生きたこの世界を、戦争を知らない私たちがちゃんとうけとめられる。
優しいタッチなのも良かったです。
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アニメも見たし、この作詞さんの他の戦争後漫画も読んだ。とにかく凄いのは日常、そして戦争、これを庶民の目線で淡々と描いて、我々が見入ってしまう世界観を作れること。
すずたちが懸命に生きたこの世界を、戦争を知らない私たちがちゃんとうけとめられる。
優しいタッチなのも良かったです。
戦争中のお話し、せりふも多くないし静かにゆっくり進んでいく。白黒はっきりつけることがいいわけでもない、言葉にしない思いの大きさ。戦争の悲惨さにおののきつつ、いつの時代も人が人を想う純粋さ、よろこび、強さ、そして哀しみは変わらない。
とても素晴らしい作品だと思います。
ごく普通に生活していて、今と変わらない毎日があって、家族のぬくもりや初恋なんかもあって、それらが徐々に、或いは一瞬にして奪われるのが戦争。この作者の作品を読むと、戦争が遠い日の出来事ではなくなる。
普通に生きられることのありがたさ。
戦時中でも当たり前の生活があって、そこに暮らす人の日常があって、それが一瞬で覆される。
戦争を伝える漫画として、映画として、新しい切り口の作品に、何とも言えない感情を起こさせる作品ですが、絶対に読んで後悔はないし、多くの人に知って欲しいと思う作品です。
暖かみのある絵、丁寧なストーリー、細かい描写に引き込まれるように読みました!
一所懸命に毎日を生きる主人公に胸がきゅーんってなりました。苦しくなりました。いろんな事を考えてしまいます。映画やドラマを見た方も、ぜひ原作を読んでみて下さい。
戦時中の話ですが、貧しい日常生活の中でも、人々が私たちと変わらない感情を持っていたんだと感じ、物語に感情移入して読めました。戦争の悲惨さばかりでなく、普通の人間が幸せをつかむために、努力する姿が見られるので、私にとって勇気づけられる作品でした。
アニメ映画をみてもっと細かいとこまで読んでみたいと思い読んでます。アニメでは描かれてないとこをじっくり読めるので、このセリフはこう言ってたのかとこの場面はこうだったのかと思い読んでます。アニメ映画を見てるので結末がわかってはいるけど、次が気になる!となる作品です。
アニメの映画よりも、漫画の方が本当に主人公のんびりしている性格や、時代の描写がしっかりしてあります。
たぶん映画の続編というか、追加される内容はこの辺りの雰囲気を、反映されているんだと思います。
漫画も好きだけど、映画の続編に期待しています。
戦時中の暗い話ではなく、その時代に生きる人達の繊細な物語。なんてことない日常を切り取ってあるんだけど、なんだか可笑しくて切なくてこんな素晴らしいマンガがあるのかと感動しました。現代の生活で忘れかけていた人間らしい心を思い出すような気がしました。
ドラマとかになってたのは知ってて、でも見てないので読んでみました
ちょっとした日常のお話に、ほっこりさせられます
絵がまたノスタルジックな、昭和の田舎の雰囲気を醸し出してる
最初は主人公の幼い頃のお話で、おもひでぽろぽろみたいな話の運び方を感じました