5.0
ヨーロッパ史好きにはたまりません
フランス革命に向かっていく歴史の陰に生きた処刑人と言えば、血なまぐさい残酷な話と思いますが、過酷な身の上に生きる中でも慈悲の心に溢れたサンソン一族と、当時の理不尽な身分制度に複雑な思いを抱く一冊です。
この後の歴史を知れば民主主義は大勢の名も無き人達の血と涙の上に勝ち取られた宝石だと心に沁みるでしょう。
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フランス革命に向かっていく歴史の陰に生きた処刑人と言えば、血なまぐさい残酷な話と思いますが、過酷な身の上に生きる中でも慈悲の心に溢れたサンソン一族と、当時の理不尽な身分制度に複雑な思いを抱く一冊です。
この後の歴史を知れば民主主義は大勢の名も無き人達の血と涙の上に勝ち取られた宝石だと心に沁みるでしょう。
人体上手すぎ。美男美女過ぎ。
漫画だからこういったあり得ないくらいの美しいものが見たいので完璧。
内容はフランス革命そこら辺の話なので、ベルサイユの薔薇を読んだことがあるとあまり代わり映えしないかも。
男うけしなさそう。
イノサンから読んでいるので処刑シーンはもう慣れました。フランス革命辺りの歴史を知っていると更に物語が入ってきやすいと思います。私もちょいちょい調べて勉強になるなーと読んでいたら、史実に基づいた漫画ですがマリーは実在してないようですね(笑)こんなに存在感あるのに!
主人公はシャルルからマリーへ。
いよいよ首飾り事件やルイ16世処刑、マリーが出産したりと物語は盛り上がってくる。
ルージュでは、サンソン家の始まりにも触れている。
初代サンソンは軍人の職を捨てて、なぜムッシュードパリになったのかも描かれている。
原作と読み比べてみるのも面白かった。
私が今生きてるところは、差別がないですが、それが当たり前だと思っていました。
しかし、数百年前はそうではなくて、平等であることを勝ち取らなければいけない世の中だった。その戦いがあったから、私は仕事をして、生きていられる。
続きをはやく読みたいです。
この作者様の 描く人物は 本当に美しいです。
刑を 執行する 人達の お話なんですが、
残酷で 夢にも、出てきそうな 恐さがあります。
こんなに 人物像を 美しく 描く作者様は 始めてだと 思います。やや ストーリーが ゆっくりすぎて イライラします。
なんでナポレオンが博多弁?を話すの?なんでアントワネットがスマホ持ってたり女子高生だったりするの?比喩表現のつもりかもしれないけど、突飛すぎてついて行けない。スマートなルイ16世や顔の半分が眉毛のアントワネットも、創作とは言え違和感ありすぎ。もう少し何とかならなかったのか。
絵画作品を観てるような美しい絵が素晴らしい。
シャルルが女に毒されて男に目覚めたり、
処女を踏み躙られたわずか8歳のマリーが強かに生きて行くので目が離せない面白さ。
イノサンがあれほど面白かったのですからこちらが面白くないわけはない。
これが史実だったのだからトゥルーストーリーだったとしたら人間ほど残酷な生き物はないですね。
イノサンルージュもはまっています。
ちょっとストーリー展開についていくのが難しい時もありますが、圧倒的な画力と、キャラクター達の過酷な運命の描写が素晴らしいです。