5.0
主人公の成長
女手ひとつで育ててくれた母は主人公が怒鳴ってしまった時も突き放さず、頑張って働く姿を見せてくれた。そして時には本気で叱り、温かく見守ってくれる室伏さんの存在が主人公の支えとなり、虐めに立ち向かい自分の力で決着をつける力をくれた。虐めを受けても誰にも打ち明けられず長い間辛かったでしょうね。でも勇気を出して自ら一歩を踏み出しました。そして周りの大人達との関わりがこの先の彼の人生を大きく変えたと思います。5話の中で変化していく主人公の表情が印象的でした。
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女手ひとつで育ててくれた母は主人公が怒鳴ってしまった時も突き放さず、頑張って働く姿を見せてくれた。そして時には本気で叱り、温かく見守ってくれる室伏さんの存在が主人公の支えとなり、虐めに立ち向かい自分の力で決着をつける力をくれた。虐めを受けても誰にも打ち明けられず長い間辛かったでしょうね。でも勇気を出して自ら一歩を踏み出しました。そして周りの大人達との関わりがこの先の彼の人生を大きく変えたと思います。5話の中で変化していく主人公の表情が印象的でした。
いじめに対して復讐する漫画が多すぎる。現実的じゃなくてうんざりする。こちらの漫画はそうではなかった。変わる勇気をもっていじめを払いのけることが出来た。逃げることも変わることもエネルギーがいる大変なこと。だけど変わろう変わりたいと思ったとき、何かがはじまる時なんだと思う。今つらい誰かの勇気になればいいけどな。先ずは逃げて生きて欲しいと思います。
いじめの場面は、心が痛くて読むのを中断しようかなと悩んでいました。でも、職場の先輩に恵まれたことで、彼が強くなっていく様を見て、わくわくしてきました。短編漫画ですが、物語の内容がとても濃く、母親の……仕事をしていて息子を一人で養っている強さは、自分にはとても真似できないなあ~と思いました。シングルマザーってスゴいことなんだと、実感させられました。とても素晴らしい作品でした(^^)♪
イジメられている主人公が、日雇いバイトを通して強くなっていくストーリー。
恵まれた会社と優しくて後輩想いなアツい先輩。
そして、イジメを克服するという成長が見られる在り来りなストーリーだけど、ものすごく引き込まれました。絵も好きだったからなおさらです。
いじめっ子vs主人公の直接対決で、主人公が相手を投げ飛ばした瞬間、嬉しくなり、それに追い打ちをかける先輩。
見ててスカッとしました。
広告でシングルマザーのお母さんから買って貰った大事な時計を、いじめ男に投げられてしまうのを見て、胸糞悪い復讐系漫画かな…と思いつつ無料分を読んでみました。
実際はめちゃめちゃハートフルな、主人公の成長物語でした!!短編なのであっという間ですが、ダラダラせず良いです。すごく読み応えあります。
室伏さんの過去とかも外伝で読めたりしないかな。心が温まりました。
学校でのいじめは、親には心配をかけたくないから子供は隠してしまいますよね。辛かったでしょう…。主人公は決して弱いわけではないのですが、いじめっ子に怯える自分の弱さを知って、変わりたい!とバイトをするようになりました。応援してくれる大人の先輩のアドバイスもあり肉体的にも精神的にも成長できたと思います。無理して学校に行くよりも、沢山の学びを得たと思いますよ。
いじめ問題から生まれ変わる主人公の作品。
女でひとつで育ててくれた母親に迷惑はかけられない、そして何より自分自身が強くなりたい、そんな思いからの土木の仕事。
責任を持って仕事に取り組むこと等学んで成長する大道くん。
そしてそれを支えてくれる先輩の室伏さんや社長。
いじめに遭って不幸と思うかもしれないけど、そんな不幸があったからこそ生まれた良い人間関係。
辛かったからこそ優しさや有難いと思う気持ちが分かりますます成長する大道くん☺️
ラスト、いじめっ子と対峙しますが勝ちます。
ただお母さんから貰った時計は…😢
大道くんの幸せを願うばかりです✨
読んでて虐めてる奴らに、何らかの天罰が下ればいいのにって思っていました。
でもこの作品はよくある復讐ものではなく、主人公が強く成長するストーリー。
大きな事件や(主人公の立場では虐めは酷い内容だけど漫画的にという意味では)衝撃の展開とかは無く、凄く現実的にもある出来事で進みます。
でも主人公の様に前を向いて強くって、なかなか出来ない事。
昔、虐めにあった者として、尊敬を感じました。
上司の室伏さんや社長さん、会社の仲間達に恵まれて良かった。
お母さんも愛情持って育ててきたのが、とても伝わりました。
最後幸せを掴んでいて嬉しかったなぁ。
短い話だけど、感動しました!
大道くんは学校でいじめられていたが、強くなりたくて土木の仕事を始める。
いじめのボスの佐渡という男と再会し、月給を取られてしまう。
変われない自分に腹が立ち、母親に八つ当たりしてしまう。
しばらくして、またいじめた奴らと再会し、お母さんからの誕生日プレゼントの腕時計を壊されてしまう。
我慢できなくなった大道くんは、いじめのボス佐渡と対峙する。
日々の仕事で体力もついていたし、強くなりたかった。負けたくなかった。
そして仕事仲間の室伏さんから喧嘩のやり方や背負い投げを教わっていたので、佐渡を投げ飛ばすことが出来た。
そして室伏さんが「仕掛けたのはお前。次に大道に手を出したら俺が許さない」と言ってくれる。
そして土木の仕事を続けて行くことを決意する。
数年後息子に自分の仕事を教えている大道くんの姿があった。
いじめの問題は、日本では被害者ばかりがフォーカスされる。問題視しなければいけないのは加害者の方なのに。未成年であれば、尚更うやむやにせず、しっかり加害者の痛みを自身も感じ、心から自身の行いを反省させねばならないのに。この漫画は、そこには触れてはいないが、被害者本人が強くなりたいと心から思い、良い先輩にも恵まれて、本当の強さを手に入れていく物語。5話という短編ですが、素直に良かったね、と思わせてくれました。ラストの我が子とのやり取りも良かったです。