【ネタバレあり】十年目の復讐のレビューと感想

辛くて悲しい。

一気に読んでしまった。。。
本当に幸せな気持ちが1㍉も沸いてこない物語だった。いじめの描写が本当にリアルで苦しくて、あんなことを自分の娘がもしされたらと思うと本当に吐きそうだった。
過去を決別しようとして同窓会に参加した真面目な主人公。もしかしたら謝ってきてくれるかも…と信じたい気持ちが痛いほど分かる。だから自殺してしまって。。

ただ、主犯は莉緒かもしれないが
実際にやった美樹が本当に許せない。
一番、美樹が狂ってないか？莉緒の復讐はまぁまぁじっくり描いてたけど美樹があっさりすぎて。。
だから一番美樹が苦しみ抜いて欲しかったし美樹への復讐をじっくりやって欲しかった。あんなトラックにひかれて即死じゃ物足りないくらい胸くそ悪い……。
最後赤ちゃんを背負った美樹の旦那さんの姿が切なかった。

いじめられたほうは忘れない

いじめをした人はいじめた人が何年も覚えてるなんて思ってないんでしょうね。一緒になっていじめた人達も自分は悪くないと…。タイトルと絵を見て、この彼女が復讐をしていくと思っていたら、まさか亡くなってしまうとは…もと婚約者は同級生だから、学生時代のいじめを知ってるのに、なぜクラス会に誘ったのか、私もいじめられた側の人間です高校の同窓会クラス会は絶対に行きません。
元婚約者はどんな復讐をするのでしょうか？気になります。

痛いです。

イジメって双方向もあれば身勝手な自己都合もあるんですよね。この無料コミックで読んで私も気になって課金して読んぢゃいました。リオ を隠れ蓑にして ミキ が１番醜いイジメの首謀者ですよね。だから何？って感じの事に執着して。自分だけは特別な人間という勝手な自己満足の為に。羨望の的にもなれない自分を認めなくて現実を直視できない、良いとこ取りしたい身勝手な者。人間のする事ではないから、ミキは者ですね。ホントに事故で即死？読んでて、やりきれない。って思いました。人の痛みが解ってからジワジワ逝けばいいのに！って悔しい感じです。

悲しき復讐劇…

タイトルや表紙から受ける印象から予想は出来ていたのですが悲しい復讐劇です。

以下プチネタバレです。

修二には幸せになって欲しいけど、このまま莉緒たちがのうのうと生きて行くのは許せません。
復讐を遂げるのか、何か他に救いを見つけるのか、今後が気になります…。

彼の母親

十年前の虐めが原因ですれ違ったまま不幸になった二人。
虐めた彼女等は勿論ですが、最大のきっかけを作ったのは彼の母親。
彼の意思とは真逆のことを伝えて追い詰めた罪は一番深いと思う。
子供が居なくても幸せな夫婦はたくさんいる。
二人もそうなる可能性があったのに、息子が麻衣の名誉回復の為に復讐に走り最後にはコロされることを選ぶ。
一番憎むべきは彼の母親だと感じました。

12話完結だし、復讐劇だけどダラダラしなくていいかも、と読んでみましたが、胸が詰まって読めなくなりました
不幸過ぎる…
いじめの理由も本当しょーもないし…
でも、誰かに好意を持たれて、その誰かに片思いしてる女子達からいじめられた過去は私にもあるから他人事ではなくて
でも、あんな事まではされなかった
恐怖の日々だったけど…
そしていじめた方は記憶にない、ですわ
一生恨んでるけどね
いじめた奴らに復讐して、ついでに私もスカっとしたらいいなと思ったけど、これは辛すぎて読めません

深い悲しみが残る作品

軽い気持ちで無料分の２話購入。でもどんどん引き込まれてしまい全話一気に読みました。トイレの水を飲ませたりってドラマとかでも見たことあるけど、実際にこんな場面があったら酷いです。いじめてる方だって汚れると思うんだけど、それでもやっちゃうのかなー。それと女性が性的ないじめするってどんだけ悪魔なの？って思っちゃう。義母も酷いし。誰も救われない…悲しい内容でした。

同窓会、行かなければよかったね。
過去との決別や気持ちの整理がつくかもしれないと、善意から始まった悲劇。
いじめた人なんて会わなくても決着つかなくても嫌な思いから離れられてるならそれでよかったのではないかな、といじめられた経験のある私は思います。
会ったからといって謝罪されるとは限らないし余計嫌な思いするかもだし。
自分のせいで辛い思いをさせてしまった婚約者がいじめた人に復讐していきます。
いじめた側の結末が精神的に崩壊することと事故で即死って、なんだか残念。
いじめられた子はそんな短期間じゃなかったのに。
あんな陰湿なイジメなんて酷すぎる。
落ち度のない2人が死ぬのが可哀想過ぎて後味が良くない終わり方でした。
希望が欲しかったな。

学生時代の壮絶なイジメが原因で幸せが遠のいてしまうなんて悲しいです。
　イジメの加害者は家庭を持って子供にも恵まれて幸せそうに生きていて、これから幸せになるはずだったイジメの被害者がこんなにも悲しい結末になるなんて。
　実際、現実社会でもイジメっこは反省もせずにのうのうと生きているパターンが多そうだし、イジメは犯罪なんだともっとしっかり法律化して欲しいものです。

分身−女子高生Mの悲劇− の、前の話

気になって読んでしました。
話が繋がってるのですね。

こちらはこちらでひとつのお話として完結しています。長引かせずにほどほどのボリュームで読み易いです。

理解ある彼くんと元イジメ被害者の彼女、
理解ある彼くんの不用意な前向き発言に、気遣ってくれているんだなぁと思うと自分の過去からくる思いよりも彼くんの気遣いを優先してしまい私は行きたくないと拒否できなかったのでしょう、御本人も前向きになってしまったのかな・・・なぜ同窓会に行くの！！ダメダメ！！！思いながら読んでしまいました。

身体に怪我を負うようなイジメを受けた事はありませんが、一時期ですが元いじめられっ子としては、
身体に怪我を負うようなイジメを受けた段階で警察と病院に行っていれば、いじめっ子たちが施設行きか、被害者の生徒は転校できていたのではないかな・・・と思ってしまいました。
でも、これ以上、周りに知られたくない。とかの気持ちになる時もあるから、難しい。けれど、その自分を守る為の気持ちが自分を護ってなかったりするので、適切な事を言える大人が周りにいればよいのですが、親も自分の体裁やオキモチばかり優先になると、子の状況や不安の解き解すよりも親の不安の解消や解決を優先してしまうので、子の状況が悪くなったりする事も。
難しいでしょうね。