4.0
子どもに宗教は悪影響
自分も宗教の家に生まれたが、途中まで読んで細かいところは違えど感じたこと考えた事が同じで驚いた。1部を除けば普通の家で家族仲良くいないといけないという考えが思考を止める。
こんな歪んだ家庭でまともに育つわけが無いのにそうなったのはあたかも自分のせいなんて納得がいかないよね。この先どういう決断になるのか覚悟を決めて読ませていただきます。ただ途中までですが同じ事を考えた人がいたんだと少し救われました。
- 1
自分も宗教の家に生まれたが、途中まで読んで細かいところは違えど感じたこと考えた事が同じで驚いた。1部を除けば普通の家で家族仲良くいないといけないという考えが思考を止める。
こんな歪んだ家庭でまともに育つわけが無いのにそうなったのはあたかも自分のせいなんて納得がいかないよね。この先どういう決断になるのか覚悟を決めて読ませていただきます。ただ途中までですが同じ事を考えた人がいたんだと少し救われました。
目を疑うような出来事が初めの方では
展開されていきます。
これは、本当につい20年ほど前に日本で起きた事なの?と疑ってしまうほどに。
半自伝とのことで救いのなさは現実味があります。
息苦しくなるほどの現実です。
人には勧められない、だけど知って欲しいそんな作品です。
作者様は執筆するにあたってとても心身共にダメージを受けていながらも伝えたいとお考えで描いてくれたのでしょう、そう思うときちんと向き合おう、知ろう。そんな気にさせられます。
性的虐待を受けた覚えはないけど、摂食障害と性的関係を持たないと人と関わらないところがあって、嫌なことがあれば逃げたい死にたいといつも悩んできた。話の中に出てきた、特別な存在でありたい、構ってほしい、助けてほしい…わたしにもそんなところがあって、そうそうと共感。結婚して子どもを産んだ今、うまく子育てできていない。主人公のように子どもを持っちゃいけないと思いつつ、生きてる言い訳を作りたくて子ども産んだような気がしている。私も変わらなければ、子どもは好きだ、大事にしたいから頑張らなければ、ようやく決心がついて心療内科に通い始めた。そんな時にこの漫画に出会った。考えや行動、キレる17才と同じ年齢、色々と条件が揃いすぎてて噛みしめながら読んだ。主人公がなんとか頑張ろって生きようとしている、その姿に希望を見出そうとしている。お願いだから死なないでください。
壮絶な内容に息苦しくなってきました。
本当にこんな家庭が存在するということに、背筋が寒くなり
ます。
特に実父の主人公に対する性虐待。
正視に耐えられません!
許せない怒りで感情が爆発しそうなほどです。
主人公の家族みんな狂っている。
この時代流行った新興宗教、大嫌い!
私事ですが、父方の叔母が◯◯の科学にどハマりして、
私の一家もしつこい勧誘の災難に見舞われたので、
新興宗教の異常性は分かっていました。
それにしても主人公さん、
よく耐えて頑張ってこられたこと!
自分自身を一番大切にして、
自尊心をしっかり持って、残酷な現実に負けないように
立ち向かって欲しいと願うばかりです。
家に帰ってちゃんと読む漫画だと思う。
エピソードで使われる事件など、あの時代の少女の心理など、全てでは無いがみに覚えがあることなので同世代の作家さんなのかなと共感してしまう。そして同郷の友人がほぼ同じ道を通っていたことを思い出して、胸を鷲掴みされた様に苦しくなる回があった。時々休みながら読むことをお勧めする。絵に触れてなかったが、最近では珍しい綺麗ではない美しさがある。
最終話まで読んでタイトルの意味が納得できました。愛子の普通の家に生まれたかった、と最後まで乞うていた思い。自分が受けてきた苦しみは誰にも理解してもらえないという孤独。思いを吐きだすと暴力につながってしまう。母親の勝手な言い訳には読み手の私も怒りがわいてきた。母親のしたことはとうてい許すことのできないことだけれど、結局愛子は許した。ここには色々な思いが絡みあって、絵とセリフでこれだけ表現できるのはすごいと思う。
表紙の怒っているうな、笑っているような、泣いているような、諦めでいるような、愛子の中のドロドロとした思いがわかるのがすごき画力。
まだ読みはじめだが、絵が可愛らしいので虐待の話だとは思わなかった。あまりにひどい。家の中が地獄。娘に性的な欲求をぶつける父親って。他に大人がいない訳じゃなく、祖母も母もいるのに助けるどころか更に主人公を傷付ける。最後まで読めば、救いはあるのかな。こういう状況からきちんと救いだしてくれる機関が正しく機能して欲しい。子供もこれが普通だと思わないで、逃げて欲しい。つらい思いをたくさんした分幸せになって欲しい。
1982年生まれの主人公。その時代におきた10代の事件や流行ったもの、震災なども日常のひとつとして描かれている。何が彼女をそうしたか、原因は確かだけれど確かとも言い切れない。不穏な出来事が重なり続ける学生時代。無意識のできごとも、強く意識されることがある。私の無意識が他人にとっては、えぐみのある強い意識を持った出来事だったかもしれない。鬱漫画と簡単に言い切れない、普通の出来事でもある漫画だった。ただ、これが日常と思ったら余計につらいんだけど。
私も家族からされた暴行などで度々苦しめられました。
途中でなんとか逃げ出した私とは違ってずっと周囲に苦しめられ、環境全てが憎く思えたのだろうなというのがリアルに伝わってきました。
近くの存在から害を与えられた事で心が脆くなり少しの刺激で崩れ落ちる感覚、忘れられません。
主人公の人生が壊れていく時、精神薬が手放せなくなった頃の私と完全に重なりました。
思い出して辛くなります。
私が辛かった時私より不幸な人がいるんだと思って頑張っていました、その時に読めていたら同じ境遇で辛い日々を送っている方がいるんだと知れてもっと救われたんだろうなと思います。
でも母親から暴行されているシーンはリアルすぎて、私も同時にフラッシュバックして怖くなるので繁盛には読み返せなさそうです。
モデルの宗教にアントニオ猪木を思わせる描き方をしたのは何故だろう?頭の良い人は理解して読むけど、そうでない人たちがかなり勘違いしている。モデルとなった宗教もおそらくT◯◯なのに、S◯と言われてる。(私は無宗教)
この宗教に入ってる信者は親近ソーカンするものなんですか?と読解力のない者まで多くいた。
宗教関係なくこの家はこうなのである、という描き方が伝わってないのか描き方が悪いのかもはや分からない。
作者の出身である程度、学校は特定出来てしまう。宗教関わらず、おかしな人はいるのに、これだから宗教団体は頭がおかしいと言われる。(私も新興宗教は嫌いで信じてないし、おかしな人も中にはいますが)
頭の良い人はそこら辺、理解して読むんだが、悪い人には伝わらない。
そこら辺考えた事あるのかな。
伝わらなきゃ意味がない。
半自伝のフィクションと書かれても松本さんだけがフィクションと思われてる。
半自伝って言うのが悪い意味で混乱を招く。いっその事、ノンフィクションで描いて欲しかったとさえ思う。