「島村速雄」さんの漫画レビューと感想(ネタバレ非表示)

島村速雄さんのレビュー一覧

島村速雄さん

レビュアーランキング5334

  1. 評価:5.0 12件
  2. 評価:4.0 5件
  3. 評価:3.0 3件
  4. 評価:2.0 1件
  5. 評価:1.0 4件
レビュー投稿数:25件
ネタバレあり:2件
ネタバレ無し:23件
参考になった数:44
参考になった割合:52%
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全25件

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  1. 絶望少女漫画家~右腕アシスタントの黒い洗脳~ へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    プロの漫画家の世界

    の厳しさが本当によく分かる作品でした。

    自分も小さい頃漫画家を夢見たことがあるだけに、瞬く間に全部読みきってしまいました(笑)

    うーん…!とうならされます。
    色々様々なことを考えさせられました。

    特に大手の出版社に連載の作品を持っている作家さんは、
    私が思っている以上、
    いや想像を絶するほどの苦悩があります。

    漫画家は頭脳労働。
    それと同以上に体力・精神力が要求される過酷な仕事です。

    自分の好きなように描かせてもらえない苦しみがあります。
    作品イコールお金なんですよね、
    それもビッグマネー。

    出版社の編集者がOKを出してくれるネームでしか、描かせてもらえない。
    それがイヤなら辞めろ、ということなんですよね。

    その環境に耐えられそうにないなら、
    別の安定した月給制の仕事をしながら趣味で作品を描いていくしかないですね。

    手塚治虫の「火の鳥」某巻のあとがきに
    赤川次郎のコメントがあったのを思い出しました。
    「僕は本当は漫画家になりたかった。でも絵が下手でどうしても描けないので、
    諦めて小説家になった」
    と書かれてありました。
    この作品では、
    それと正反対の才能の持ち主が登場します。
    そして自分の考案したネームを出版社の編集者にことごとく否定され、
    悩みあぐねていた際に、アシスタントの仕事を頼まれて行く。
    そこから大きな悲劇、ドラマが始まります。

    画力とストーリー作成力、コマの構成力。
    本当に全てを生み出す映画監督と同様の作業だと、この作品を読んで痛感させられました。

    3人の方が「参考になった」と投票しています

  2. ひめゆりの歌が聞こえる~女の戦争哀史~ へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    大本営に見捨てられた国「沖縄」

    夏の野の茂みに咲ける姫百合の・・・

    うら若い女学生たちが学業そっちのけで
    皇国日本のために必死に働いている。

    誰かの体験談を元にして作った作品なら
    尚嬉しい。

    昔、沖縄県のひめゆり博物館(だったかな
    ?名前忘れた)
    に行って、色んな展示や資料を閲覧した
    が、やはりこの作品のように悲惨
    極まりないものであった。

    今でも沖縄の土を掘ると人骨が沢山
    出てくるらしい。
    胸がつぶれる思いである。

    私見だが、なぜ沖縄は昔から
    こんなにもひどく踏みにじられてきたのだろう。
    かつて琉球王国という独立した国家
    であったのに、
    明治維新によって日本に取り込まれ、
    廃藩置県で沖縄県という名前の
    大日本帝国の一部にされてしまった。

    そして、この戦争で本土決戦が
    起こるまでの時間稼ぎ、
    ひいては帝国の犠牲になれなければならないのか?

    しかし沖縄も「本土」の一部であろう。

    まさか沖縄だけは本土扱いされていないと
    いうのであろうか?

    それならば彼女らの戦いは全くの徒労になってしまう。そんな筈はない。

    現在も沖縄はアメリカの下にしいたげられている。

    2人の方が「参考になった」と投票しています

  3. 働かないふたり へのレビュー

    評価:1.000 1.0

    4人の方が「参考になった」と投票しています。

    努力しない開き直り

    引きこもりを実際にしている人には
    仲間が居て嬉しい漫画でしょう。

    しかしこのままで良いのでしょうか?

    特に妹の方。
    お兄ちゃんは習字の初段を持っていて
    普通自動車免許を持っているから、
    エリートって…?
    そういうのはエリートとは言わないでしょう。
    まあそう思うのは妹の主観、
    自由なのですが…。
    読んでいると
    彼女は回避性人格障害と
    依存性人格障害の傾向が強いように思います。
    本人がこのままで良いと思うのも自由です。
    対人関係が苦手なのも分かります。
    私も苦手なタチですから。
    しかし努力は精一杯しました。
    学生の頃は1対1の人間関係で済む
    家庭教師のバイトを
    必死でやっていました。
    教員になるのが目標だから。

    努力して、それでもダメなら諦めもつく。
    しかし彼女は努力する前から
    「自分には無理だ」と決めつけ
    一切の努力をしない。
    家事もしない。
    母親はそれを見て、娘の唯一の取り柄は
    バストが大きいことと思うなんて
    親として異常です。
    お嫁に行けば万事解決すると思っている
    ようですが、
    配偶者との死別または離婚の可能性を
    考えていない。
    その点では両親は森鴎外と同じような考え方をしています。

    鴎外の娘・森茉莉は
    幼い頃より父に溺愛され、手に職をつけさせて経済的に精神的に自立させることをしなかった。
    前途有望な男性に嫁がせれば全て安心だという安易な考えだったのでしょう。
    さすがの文豪も
    我が子のこととなると深謀遠慮に欠け、
    先見性を失ってしまいました。

    その後の茉莉の運命は貧困の上孤独死。
    周知の通りです。

    まず心療内科でカウンセリングを受けたりして、
    就労の支援を福祉方面の公共機関から
    受けて徐々に仕事を増やしていく
    ことをお勧めします。

    人と接するのが苦痛で昼夜逆転しているのなら、朝刊の新聞配達のしては
    いかがでしょうか。

    重い精神疾患・統合失調症や躁うつ病でないのなら、できると思います。

    父親も無責任です。
    現実の問題を直視せずに先送りにして
    馴れ合いの家族関係。
    見ていて気持ちの良いものではありません。

    4人の方が「参考になった」と投票しています

  4. 解毒坊 へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    つらい思い

    をしている人、
    謎の美男子僧・解毒坊さんに
    話を聞いてもらったらいかがでしょう?

    穏やかで、上品で、紳士的で、
    少女漫画でも十分人気の出そうな
    線の細さ、優しさ、伏し目がちの
    どこかしら危うげで妖しい美しさ。

    こんなお坊さんに実際に出会ったら、
    女性なら、たちまち恋に落ちてしまい
    そうです。

    人間の心と体は繋がっているもの。
    心が疲れたら、体も疲れています。

    解毒坊は体のあちこちの経穴を知っていて
    リフレクソロジーをしてくれ、
    悩み苦しむ人々の心と体を解毒してくれます。

    2人の方が「参考になった」と投票しています

  5. まんが名前のない女たち~女性の貧困編~ へのレビュー

    評価:3.000 3.0

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    女性の貧困

    とあるが、
    女性に限ってないと思います。

    男性も同じくらい貧困な人は大勢います。
    そして単身ではなく既婚者の貧困も。

    なぜこの作品は女性だけに焦点を当てるのでしょうか?
    そこが理解できないところなのですが。

    まあ貧困は今に始まったことではないです。
    長い歴史の中で、権力者に搾取され
    苦しみながら死んでいった人々は
    無量大数でしょう。

    千三百以上も昔でも、
    山上憶良の貧窮問答歌があります。

    現代でも我が国が資本主義国家であるかぎり、
    貧富の差は解決できないような気がします。

    3人の方が「参考になった」と投票しています

  6. 親なるもの 断崖 へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    なぜ?

    番頭の直吉はなぜハゲなのでしょうか?
    その疑問が払拭されません。

    もうひとつ、
    彼女たちのように
    東北の農村の娘が、貧困のあまり
    公然と身売りされるという現状を憂いた
    陸軍青年将校たちが決起して
    昭和11年に起きたクーデター、
    226事件が描かれていなかったこと。

    なぜだろうという疑問と、
    残念な気持ちになりました。

    2人の方が「参考になった」と投票しています

  7. 聖徳太子 へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    1人の方が「参考になった」と投票しています。

    謎に包まれた作品

    ネタバレありのレビューです。表示する

    1人の方が「参考になった」と投票しています

  8. 天の果て地の限り へのレビュー

    評価:4.000 4.0

    1人の方が「参考になった」と投票しています。

    絵がまだ下手・・・

    コテコテの少女漫画といった画風である。

    これを私がコミックで読んだのは、
    今から27年ほど前になるであろうか。

    ストーリーは井上靖先生の『額田女王』を母胎とした翻案ものであろう。

    中学二年の時に『額田女王』読んで
    読書感想文を書いたら、国語科教師に
    「ませ過ぎている」と言われた記憶がある。

    今では懐かしい思い出だ。

    コンパクトに幻想的短編にまとめてある。

    額田が大海人皇子と契ったのが、
    『額田女王』では白梅の苑だったのが、
    この作品では白藤の苑になっていたりと、
    ところどころに小さな脚色がある。

    中大兄皇子がとんでもないアフロヘア
    だったりするのが失笑を禁じ得ない。

    構成は良いが、
    大和先生のオリジナリティーがあまり発揮されていない作品であると思われる。

    1人の方が「参考になった」と投票しています

  9. 復讐の未亡人 へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    4人の方が「参考になった」と投票しています。

    密教の秘術で調伏

    作者の黒澤先生は、弘法大師空海の
    おうち?

    主人公の密さんは密教の密。

    斎藤さんの下の名は真言宗の真言。

    脇役の佐伯真穂は空海の俗名・佐伯真魚
    と名前が似ている。

    密さん、密教の呪術で亡夫の仇討ちを
    していくのか。

    4人の方が「参考になった」と投票しています

  10. 動物のお医者さん へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    1人の方が「参考になった」と投票しています。

    癒やされる~!

    人間関係に疲れた時は、
    これを読むに限ります。

    ゴチャゴチャした人間関係や
    ドロドロの恋愛トラブルなど一切無し!
    動物たちが主役の心和む
    1話完結型の面白ストーリー。

    個人的に一番強烈に印象に残った動物は、
    コミック9巻に登場する
    鮨屋の「名犬さぶ」。

    飼い主が自分の飼い犬の犬小屋に
    大きな字で「名犬さぶ」と書いてある
    のを見てひっくり返るほど笑いました。

    1人の方が「参考になった」と投票しています

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