独占有名人インタビュー:末吉秀太(AAA)「漫画の伏線にとことん騙されたい!」 (めちゃコミック10周年企画)

更新日:2017/08/10 10:00

独占有名人インタビュー:末吉秀太(AAA)「漫画の伏線にとことん騙されたい!」 (めちゃコミック10周年企画)

若者から絶大な支持を受けるパフォーマンスグループ・AAA(トリプルエー)の末吉秀太さん。キレキレのダンスと甘い歌声が特徴の末吉さんには、漫画やアニメなどのサブカルチャーに詳しい一面も。今回は、かなりディープなところまで語ってもらいました!

末吉秀太

末吉秀太

「HUNTER×HUNTER」ヒソカにもろ影響受けてます

――大の漫画好き・アニメ好きとして知られている末吉さんですが、どんな作品が好きなんですか?

物心つく前から、どんなに大泣きしていても『アンパンマン』や『ドラえもん』を観ると泣き止むくらい、生粋のアニメっ子として育ちました。最近は、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』にハマってます。

漫画はジャンル問わず読んでいて、絵で描くからこそできる表現や細かい描写を読み込むのが好きです。電子コミックで1巻を試し読みして、気になったら全巻大人買いしちゃうことが多いですね。

最近読んだのは「アイアムアヒーロー」 (花沢健吾/小学館) 。ゾンビ系ってありがちな設定だけど、日常の中に紛れ込むグロの不気味さに惹かれて、一気読みしました。

末吉秀太

末吉秀太

――グロ耐性があるタイプなんですね。

グロいのって、なぜか惹かれちゃうんですよ。伏線がたくさん張られている作品を読むことも多いかな。「HUNTER×HUNTER」 (POT/集英社) は、ストーリーはもちろん、グロと伏線の二つの要素が入っていて大好きな作品です。小学生の頃、漫画好きの従兄に教えてもらってから、ずっと読み続けてますね。冨樫先生が連載を休止するたびに悲鳴を上げています(笑)。

奇術師のヒソカ=モロウに影響されて、目の下に涙のタトゥシールを貼ってメイクをしたこともあるんですよ。

ヒソカ初登場。凶暴な瞳が光る

ヒソカ初登場。凶暴な瞳が光る

HUNTER×HUNTER
© POT/集英社

彼の「大切なものがあっという間にゴミへと変わる」という考え方は、ある意味自分の考えとも共通しているところがあります。自分の進みたい道を阻害するものがあったら、それが今までどんなに大事なものだったとしても、すぐに不要なものに思えちゃうんです。

破壊願望のあるヒソカ

破壊願望のあるヒソカ

HUNTER×HUNTER
© POT/集英社

――末吉さんの、筋を通して物事を考えているところが、ヒソカに似てる部分もあるかもしれませんね。「HUNTER×HUNTER」 (POT/集英社) って、奥が深い漫画ですよね。

グリードアイランド編には、少年心をくすぐられました。

カード一枚ずつに細かい効果が設定されていて、元からバトル漫画なのに、「遊☆戯☆王」 (高橋和希/集英社) のようなカードバトルにも組み込まれている。今までの戦闘シーンに飽きてきている人の心も、改めて掴むような工夫がされていて、さすが冨樫先生だなって思いました。

カードゲーム要素を取り入れた、グリードアイランド編

カードゲーム要素を取り入れた、グリードアイランド編

HUNTER×HUNTER
© POT/集英社

蜘蛛編では、幻影旅団団長である、クロロ=ルシルフルにかなり感情移入しました。僕も、情だけではなく、同じ目標に向かうことで繋がる仲間を作っていくのを大切にしているので。変に自分を繕って、浅い関係を作る必要はないと思ってます。

末吉秀太

末吉秀太

――仲間を大事にしているところに共感したのでしょうか?

団長は、仲間を大切にするだけではなくて、旅団全体を考えているんですよ。自分のことよりも蜘蛛を守るために動いて、決まり事からはみ出る人は冷たく切り捨ててしまう。パクノダが、掟を破って団長を助けに来たシーンがあるじゃないですか。団長は助けにきてくれた彼女を素通りするんですよ。

助けにきたパクノダの横を素通りするクロロ

助けにきたパクノダの横を素通りするクロロ

HUNTER×HUNTER
© POT/集英社

あのシーンにはシビれました。個人を大切にすることよりも、旅団として全体を考えて行動しなきゃいけないこともあるんですよね。

  • HUNTER×HUNTER
  • 父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

絡み合う伏線の、裏の裏を読む

――AAA(トリプルエー)のメンバーと、漫画について語ることはありますか?

西島とか日高は、結構漫画好きですね。でも、みんなそれぞれで読んでいるので、オススメし合ったりはあまりしないかも。

たまたまメイク時間が一緒な時とかに漫画の話をすることがあります。うっかりネタバレされそうになって怒ったりすることも(笑)。推理しながら読み進めたいので、自分が読み終わるまで、結末は知りたくないんです。

末吉秀太

末吉秀太

――結末を想像しながら漫画を読んでいる?

特に「進撃の巨人」 (諫山創/講談社) は、謎が多くて考えがいがありますよね。登場人物がみんな敵に見えて、軽く人間不信になります(笑)。最近まで、主人公のエレン・イェーガーの母親を喰った巨人がアルミン・アルレルトだと推理しながら読んでました。結局違ったんですけど、自分で想像してみた結末がひっくり返されるのがまた快感というか。

エレンの母が巨人に捕まるシーン

エレンの母が巨人に捕まるシーン

進撃の巨人
© 諫山創/講談社
アルミン・アルレルト

アルミン・アルレルト

進撃の巨人
© 諫山創/講談社

漫画家さんって、普通の人とは考え方が違うんでしょうね。僕がどれだけ自分なりに結末を考えてみても、なかなか伏線から繋がってこないんです。作者の描いた真実を知ってから、改めて漫画を読み返して楽しんでます。

――伏線まで全部自分で想像していると、漫画を読んでいてもかなり頭を使いますよね。

ONE PIECE」 (尾田栄一郎/集英社) でも、モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味の次の仲間はあのキャラじゃないか、とか考えてみたり。

たまには、箸休め的に「日常」(あらゐけいいち/KADOKAWA/角川書店)みたいな、深く考えずに読める短編ギャグも取り入れてますよ。伏線とかを考えず、ただクスッとしてしまうような作品も、たまに無性に読みたくなります。

末吉秀太

末吉秀太

  • 進撃の巨人
  • 手足をもがれ、餌と成り果てようと、人類は巨人に挑む!! 巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の戦いが始まってしまう。——震える手で、それでもあなたはページを捲る。超大作…

女性の心を掴む第一歩は少女漫画!?

――幅広いジャンルの漫画を読んでいるんですね。

昔はバトルものばかり読んでましたけど、大人になってからは少女漫画にも手を出すようになりました。

印象に残っているのは、「となりの怪物くん」 (ろびこ/講談社) 。シンプルにハマりましたね。

――どういった目線で少女漫画は読んでいますか?

AAA(トリプルエー)のファンは、今は男性の方もかなり増えたんですけど、デビューしたての頃は女性の方が多かったんです。今の時代って、壁ドンとか顎クイとか、色んな萌えポイントがあるじゃないですか。そういうのも勉強したいなと。「ここで女の子はキュンとするんだろうな」とか「このセリフに近いことを言った時、相手はこう思っていたんだな」とか、考えさせられる部分も多いです。

主人公の水谷雫(みずたに しずく)に壁ドンする山口賢二(やまぐち けんじ)

主人公の水谷雫(みずたに しずく)に壁ドンする山口賢二(やまぐち けんじ)

となりの怪物くん
© ろびこ/講談社
佐々原宗平(ささはら そうへい)に肩ズンされる夏目あさ子(なつめ あさこ)

佐々原宗平(ささはら そうへい)に肩ズンされる夏目あさ子(なつめ あさこ)

となりの怪物くん
© ろびこ/講談社

人の前に立つ仕事をしているので、普段から人の立場で考えることを心がけていて、少女漫画の研究はその延長線みたいな感じですかね。

――ヒソカメイクといい、女心の研究といい、漫画を仕事に取り入れることも多いんですね。

アニメや漫画みたいなサブカルチャーが自分に根付いているので、どうしても影響されるところがあると思います。

最近はアリーナツアーで全国を回ったんですよ。パワフルなライブができて、AAA(トリプルエー)の目標である“お客さんとなるべく近いポジション作り”もできたんじゃないかな。最近ソロとしての活動を本格化させたんですが、まだまだ発展途上だと思うので、これからも頑張っていきたいですね。

  • となりの怪物くん
  • となりの席の吉田(よしだ)くんは入学初日の流血事件以来、一度も学校に来ない……。自分の成績にしか興味のなかった水谷雫(みずたにしずく)はたまたまプリントを届けたため、その吉田春(よしだハル)に勝手に友達認定されてしまう。しかも、春の純粋さを知って優しく接すると今度は告白までされちゃって……!? 冷…

王道の中の“変化球”を狙いたい

――ソロ活動も始めて激動の年かとは思いますが、10年後、どうありたいですか?

死ぬまで歌とダンスを続けていたいので、10年後も元気に活動していると思います。ソロ活動もより精力的にやっていきたいし、グループでしか見せられないものもまだまだ生み出していけたらなって。

色んなことをやってみたい欲が止まらないんですよ。

そういう欲がある内は死ねないなと思ってます(笑)。

末吉秀太

末吉秀太

――まだまだ、やりたいことがたくさんあるんですね。

無限に野望が生まれてくるんですよ。いつも目標を立てるときは、何年後こうなっていたいと具体的に考えて、それを実現させるために今何が必要なのかと逆算して行動をするようにしています。目の前にあるものを処理して、片付いたと思ったらまた新しいものが生まれる。それの繰り返しですね。

仕事をやっていく中で、「これまでと違うこともやってみたい」とベクトルが変わる瞬間はあると思います。自分の確固たる信念を持ちつつ、直球だけじゃなくて変化球も投げていきたいです。

ONE PIECE」 (尾田栄一郎/集英社) や「七つの大罪」 (鈴木央/講談社) のような、王道でも他のものと被らない存在でありたいですね。

末吉秀太

末吉秀太

末吉秀太さんサイン色紙

普通に読んでいては気付かないような小さな描写を語れるほど、作品を深く読み込んでいる末吉さん。とどまることを知らない末吉さんの漫画・アニメ愛には驚きの一言です。今後も音楽やダンスはもちろん、漫画も携えて、広い世界に羽ばたいていってください!

写真:原恵美子

プロフィール

末吉秀太

1986年生まれ、長崎県出身。2005年に男女混合パフォーマンスグループ「AAA(トリプル・エー)」としてメジャーデビュー。2017年5月より、「shuta sueyoshi(AAA)」名義でソロ活動を本格始動。自身がオタクであることを公言しており、漫画やアニメに素養がある。

◆末吉秀太 公式Twitter

https://twitter.com/SHUUTY_ss

◆エイベックス 末吉秀太 公式プロフィール

http://avex.jp/aaa/profile/detail.php?id=1000015&c=0

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書いた人

都築みやこ

都築みやこ

少女漫画から青年漫画まで、多ジャンルを好む雑食系。休日は家に引きこもり、誰かのオススメ漫画を読み漁っています。好きな作品は「女王の花」「この音とまれ!」「賭ケグルイ」など。

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