5.0
触れなば落ちん風情
題名が先ずハテナ?。何だか聞いた事有るワードだけれど、平仮名だし巻頭の絵も不謹慎だし、という事で、検索したところ、「触れなば落ちん風情」という言葉が出てきました。女を捨ててるような身を構わないどっぷり主婦が、実は、独身男性のハートを射止めてしまう。母親、主婦力が、素晴らしい。プロの仕事振りだ。そこが凄いと思う。私も母親、主婦業、頑張るぞ!
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題名が先ずハテナ?。何だか聞いた事有るワードだけれど、平仮名だし巻頭の絵も不謹慎だし、という事で、検索したところ、「触れなば落ちん風情」という言葉が出てきました。女を捨ててるような身を構わないどっぷり主婦が、実は、独身男性のハートを射止めてしまう。母親、主婦力が、素晴らしい。プロの仕事振りだ。そこが凄いと思う。私も母親、主婦業、頑張るぞ!
えー!龍のラストはないんじゃない!?これいる?消化しきれない。
なっちゃんは平凡で冴えない設定だけど能力高いよね。あんなにも心を込めて、冷食一切使わずご飯作るって稀有ですよ。そして凄くいい人。若林さんも小牧さんも、いい人だな。切ない切ない恋愛だった。進んだら地獄、進まずギリギリ踏み留まっても苦しい。あの恋を幾度も思い出しながら、何十年も夫と過ごすんだな~。
まだ最後まで読んではないんです。でも、主婦を自分の人生と信じてきた中年女性にある日ふりかかってきた、そんなもの今後あるわけなかったときめき。子どもが、家族が大切という気持ちと、自分個人の気持ちの間での苦しみ。思春期の子どもたちにとっての母親の存在。そんなあれこれ、心の揺らぎがすごくリアルで、ばかにできない。なっちゃん。。。がんばれ。。。
主人公の夏は最高のお母さんです。
家族を守る事が何よりも一番大事。
美味しいごはんにたっぷりの愛情。
それだけで十分のハズなのに「女として身なりも気にしろ」という夫や娘の押し付けは、愛情の上にあぐらをかいている傲慢にしか見えず、不快です。
その家族の傲慢がこの物語のきっかけになるんですが。心理描写がとても丁寧な傑作です。
是非ご一読下さい。
絶対にやってはいけない不倫だけど、なっちゃんは家族が全てな人から家族が一番の人になって、自分を取り戻すことができたと思うし、龍さんも適当にしか女性と関わらなかったのになっちゃんと真剣に向き合うことで人として変われた、良い恋ができたんだなと思いました。
本当にピュアで綺麗な関係だったなあ。他の登場人物も良い人しかいない、なっちゃんのパート先のいやみは除く笑
とにかく素朴なストーリーです。
どこにでもいる、毎日一生懸命生きている、そんな『お母さん』が悩んでいること…それがまざまざと伝わってきます。
女性は子どもを生んだらもう『女』ではなく『お母さん』にならなくてはいけないのか。ときめきや潤いがあってはいけないのか。
女性の生き方、在り方というものを、静かに語りかけてくる作品です。
いっき読みしてしまいました。
忘れていた自分の心の中の純な部分 人を思う気持ちは消えないたからものなのだと 思い出させてくれるような作品でした。
不倫 といってしまえばそれまでですが もしかしたら不倫にも種類があるのかも と考えさせられました。
純な不倫とでもいうのかしら。
表現が難しいですが。
感情移入してしまって胸が苦しくなるくらいでした。
不倫ものですが、ドロドロしておらず、純愛です。髪ボサボサで娘の服着てどたどた走り回るおばさんだった主人公が、無意識に恋をしてキレイになってゆく様は愛らしかったです。
相手の龍さんも若くかっこ良かったのですが、いちばん印象に残ったのは、パート先の問題から主人公を守ってくれた旦那さんでした。
結論は見えつつ進み、衝撃のラスト…、うーん…?必要だったのかな…?
とりあえず夏さんのごはんが食べたい。
恋と愛
夏さんが選んだのは愛
恋の行方は最終話で完全に純愛に・・・
切ない終わり方に様々なご意見がありますが、純愛という部分ではこの終わり方しかないような気がしました。
恋は切ないよね・・・
小田ゆうあさんの作品ってストーリーや設定が多様で、作家さんの引き出しの多さに感心してしまいます。
この作品も、登場人物それぞれの心理描写がよくできていて、思わず惹き込まれ、ワクワクしながら読み進めています。
そして、主人公の恋が羨ましい!
でも、実際にこういう状況に置かれたら苦しいだろうな。
私は漫画や小説、映画の中だけで楽しむことにしよう、そう思います。