【ネタバレあり】裏切りの花束のレビューと感想

もっと話せば良かったのに

家族のことを話したがらないデーヴィッドに不安になるケイトリン。ちょっとしたワガママも軽くあしらわれ「かけ」に負け、デーヴィッドから離れることを選んでしまいます。

バレンタインの贈り物がデーヴィッドではなく、他の男からと分かってから、ケイトリンの裏切りで過去の女性と同じと思い込み、今度はデーヴィッドが…。

お互いに向き合うことで好転しますが、もっと早く話せば…と思います。10話までですが、9話で終わりかと勘違いしそうな9話が好きです。ケイトリンのご両親も素敵です。
特に大きな山場はなく、淡々とサラサラ読める感じなので☆3です。

家族の愛

デーヴィットの秘書ケイトリンは、バレンタインの日思い切って賭けにでた。いつまでも変わらないデーヴィットの態度に痺れを切らして…しかし、彼はいつもと同じ態度。悩んだ彼女は家族の揉め事も重なり、辞表を書き彼と別れようとする。驚いたデーヴィットは彼女を失わないよう、自分を変えようと努力する。彼が話したがらない家族の秘密とは…行動力のあるヒロインが素敵。賢いヒーローの機転も楽しくラストまでワクワクして読みました。テンポ良く進む話でとっても楽しませてくれます。ヒロインがヒーローの母親と会うシーンが機転が効いてて好きです。

話を聴かずに疑う男性

深入りせず、させず、夜だけの付き合い？
それっていわゆる【セフレ】と云うヤツでは？デービッド、そんな風にケイトリンを思って扱っていたの？！何て酷い！
ケイトリンがそれを望んでいない事も解った上での確信犯。都合よくケイトリンを利用しているだけじゃない。
入社して三日間で自分のモノにする程執着？惹かれていた？クセに、このぞんざいな扱いって……。
失職覚悟して【退職願い】(←【辞表】は役職者、特に取締役等が退職する時に書くもの。特に役職付いていないなら、この場合は【退職願い】が正しい)まで投げ付けて。
でも、セフレ扱いして、職務でもいい様に使い潰す様な男性には、有効なのかも知れない。
直ぐに反省して、ケイトリンを追って来たのは良かった。でも、その後の乱入者の話を鵜呑みにして、彼女の話に聴く耳持たず立ち去ったのは、頂けない。それで、また反省しなかったら、今度こそ見切りをつけられてしまっていたかもよ？
ケイトリンの両親、好い人✨暖かい家庭って云うのが良く解った✨

これぞ

これぞハーレクイン！！！！！
という絵柄、設定、ストーリーですね！
藤田和子さんの作品はとても美しく胸を締め付けられてしまいます。これぞハーレクイン的なストーリーを読みたい人にはとてもおすすめです。最近急によく見るようになった秘書設定で、すこし辟易としていましたが、やはり藤田和子さんの作品は別格です。

藤田先生の作品はどれも素敵で、今回のも良いです。はじめはヒーローが全然ヒロインのことを信じないのにモヤモヤしましたが、芯の強いヒロインのおかげで幸せになってよかったなと。

大好きな藤田先生の作品でしたがちょっと微妙でした
ヒーローの思わせぶりな秘密が残念でした
2人の気持ちや考え方の切り替りが唐突で置いてけぼりな感じでした

ほのぼの可愛い

大人の恋愛なハズなのに以外と可愛い駆け引きなんかもあって、異国情緒はないけど楽しめました。美男美女なので楽しいですね。

タイトルが…

タイトルが話とあんまりリンクしていないかな。裏切っては無いし(笑)
両親の痴話喧嘩に巻き込まれたり、ヒーローの母親に陰があったり。
最後はみんなハッピーエンドで良かった。

淡白な関係からの

割りきった関係だったけど、バレンタインをきっかけに賭けに出たヒロイン。その直後の謎の花束！誰か気になるけど…

そうですねー

恋人だろうが、夫婦だろうが話すということはとても大切ですね。
話さない、話を聞いてあげないでは信頼関係は築けないし、生まれない。
片方だけではうまくも行かないでしょう。
自分の気持ちだけで夜だけの関係でいいなんて相手に対してとても失礼ですね。
クソヤローですよ。
早い段階で自分を反省して迎えに行ったのだから良しとしましょうw
ヒロインの強い心が無かったらうまくいかなかったのかな。