【ネタバレあり】透明なゆりかご 産婦人科医院看護師見習い日記のレビューと感想(7ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    子供達に読ませたい

    小学5年生、3年生の娘がいます。上の子は最近保健体育で生理が始まる身体の仕組みを学んで帰ってきました。テストでは「授業の感想や学びを書きなさい」という解答欄があり、娘は「男女の体に違いがあるのはわかったけど、卵子とせいしはどこでどうやって結び付くのかがわからない」と書いてB-(ビーマイナス)という評価をされ、娘の疑問に対する答えは有りませんでした。
    こんな性教育をしていれば、望まない妊娠、14才の母、性的虐待を受けたところで声もあげられない・・・そんな世の中になるに決まっている!私としては、今年中に医学的な事として行為と体の仕組みを教えた上で、このような実例がわかる本を読ませていきたいと思っています。「話盛ってる、実際はこんなんじゃない」というご意見もお見かけしましたが、命が生まれるということがどういう事なのかを伝えるにはよい作品だと思います。

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  2. 評価:5.000 5.0

    涙なしでは読めません(/_;)

    3人目が生まれたばかりの私には、赤ちゃんの添い乳での窒息のお話はもうポロポロ泣いてしまって。
    隣りでスヤスヤ寝ている赤ちゃんを思わずギュッと抱きしめてしまいました。
    せっかくこれから赤ちゃんと生きていく、と改心したのにこんな結末って(TOT)
    赤ちゃんはママのぬくもりと愛に包まれて幸せに逝ったんだと願わずにはいられません。

    命の重さ尊さを教えてくれるとても素敵で切ない作品だと思います。
    ティッシュを側に置いて読むことをおすすめします。

    by 瑛奈
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  3. 評価:5.000 5.0

    考えさせられるストーリー

    今生きている自分が、この世に生かされた命であることを深く考えさせられる衝撃的なストーリーです。このコミックを読むまで中絶する女性に対して如何なる理由があれど批判的する感情しかなく、落とされた命の欠片について向き合う機会も無く考えたこともありませんでした。主人公の女性が命の欠片に語りかけ窓に向けて最初で最後の日の光を見せ童話を口ずさむシーンで胸が傷みました。今度はこの場所に居られます様に…つまり生を受けられますようにという言葉に、自分の命を大切にしなければならないと気付かされます。年齢に関係なく人生の中で今何か思い悩み少し疲れたと思う時に読んでもらいたいと思える作品です。

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  4. 評価:5.000 5.0

    自分自身も透明な子

    自分自身も透明な子だったので この作品の一つ一つにとてものめり込んでしまいます。全く同じ境遇というのはないですが そういった子が辿り着く思いというのは似たようなものではないかなぁと思っています。それでも1人1人感じ方や表現の仕方は違うので 透明な子同士が理解し合えるかというと 話はそんなに簡単なものではなくて...透明な子って とても上手な表現だと思いました。私も子どもの時から 自分は存在しているけれど存在していない。存在していないから 何も感じてはいけない、何も意見してはいけない、自分自身を大切にしてはいけないと思って生きてきました。そのような子が いつか世の中から居なくなればいいのに、みんな自分の姿をしっかりと見れるようになればいいのに、と 作品を読みながら願いました。そして 生まれ出ることのできなかった本当に透明な子に 子守唄をきかせてあげてらした作者さんに たくさんの優しさと愛が返ってくることを願っています...もう たくさん届いているかも知れませんが...

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  5. 評価:5.000 5.0

    すごい

    絵は綺麗でも可愛くもないけど、内容がとても深いです。
    産婦人科って出産と病気でお世話になったけど、中絶や不倫の末できた望まれない子の話や、高校生で産んでしまって赤ちゃん捨てた話。裏では色々な事が思いもよらない形で起こっているんですね。
    子供ができたら女は最後まで責任取らないといけないっていうようなセリフがありますがのは育児も含まれてますよね。子供は1人で作れないのになんて不公平で理不尽なんだろうって思いました。
    でもどの話にも少しだけ希望や救いがあって、更に悲しくなったり温かい気持ちになれます。
    来月また課金したら続きを読もうと思いました。

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  6. 評価:5.000 5.0

    出産って奇跡

    先日、自分の不注意により、帝王切開で子どもを出産した30代2児の母です。
    予定外の帝王切開になり、術後かなり落ち込んでいたときにこのマンガと出会いました。上の子と夫に立ち会ってもらうはずがでなきなくなり、自分の体に一生残るキズもできてしまい、入院も長引き上の子に悲しい思いを、夫や親戚には迷惑をかけてしまい…さらに心ない人に帝王切開での出産をバカにされ、上の子と同じ性別の子を産んだことを揶揄され…。私の心はボロボロでした。
    でも、このマンガを読んで、私の出産はなんて幸運だったのか…こんなことで落ち込んではいけない、と思えました。
    なぜか、帝王切開をバカにする人がまだいるんですよね。帝王切開は楽してるとか痛くないとか…。私からしたら、経膣分娩より帝王切開の方が痛くて辛かったですが…。
    このマンガには、帝王切開がどうとか、経膣分娩がどうとかは出てきません。いろんな人のいろんな出産のケースや堕胎が描かれているだけ。出産方法がどうとかいう次元の話じゃないんです。
    生まれてくる命、絶たれる命、お母さんの命と作者が真剣に向き合った物語があるだけ。涙が止まりませんでした。
    いろんな人にこのマンガを読んでもらって、出産についての理解を深めてもらいたいなぁと思いました。このマンガとコウノドリ、両方読むことをオススメします。
    帝王切開だって、同じ性別の子が何人続いたっていいじゃないですか。赤ちゃんが健康に産まれてきてくれることだけで奇跡なんです。子どもを授かるだけで奇跡なんです。このマンガのおかげで私は前を向けました。ありがとうございました。

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  7. 評価:5.000 5.0

    すごくすごく心に響く

    どのお話も読んでいて胸が熱くなったり苦しくなったり、改めて命の尊さ大切さを実感しました。
    双子分娩にてお母さんが亡くなってしまうお話は、私自身双子を普通分娩で出産したのでもしかしたら自分にも同じ事が起きていたかもしれないと、母子ともに健康でいられるのは奇跡だと実感しました。
    今はその双子ちゃん達も大きくなっているのでしょうね。

    中絶は悲しいですし許せませんが、育てられないのに産んで虐待するよりは幸せなのかなとも思ったり…でも悲しい命がひとつでもなくなってほしいです。

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  8. 評価:5.000 5.0

    作者さんが看護学生としてアルバイトをしていた産婦人科での体験をもとに描かれていますが、知らないだけで中絶手術や出産のリスクなど、日々どこの病院でも起きているんだろうなぁと痛感しました。
    性暴力の被害に遭っている小学生の女の子の話しは読んでいて辛かったです。

    作者さんは発達障害があり、小さい頃からは周りの空気が読めず変人扱いされていたようですが、中絶した退治に童謡を歌って外の景色を見せてあげたり、心の優しい方なんだなぁって思いました。

    まだ結婚も出産の経験もありませんが、命の尊さを考えさせられました。

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  9. 評価:5.000 5.0

    日本の死因第1位は中絶。

    日本の死因第1位は何でしょうか⁈大腸ガン?違います。本当の死因第1位は中絶です。私も妊娠中に中絶された赤ちゃんは産業廃棄物として業者に引き渡される事、この驚愕の事実を知り、自分は絶対に赤ちゃんの命を守るのだと心に決めました。主人公は、看護実習でこの生々しい産科の現実と向き合います。ドラマ化もされたこの作品がこの事実を世に広めてくれた事にお礼を言いたい思いです。一人でも多くの赤ちゃんが救われる事を願って。

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  10. 評価:5.000 5.0

    たくさんの人に読んで欲しい

    はじめてレビューします。

    たくさんの漫画を読んだけど、この漫画のレビューはどうしても書きたくなって。

    生まれてくるって、本当に奇跡で、
    こうして命がいまあるって、
    本当にそれだけですごいことなんだって改めて、我が子や、自分自身、そしてひとりでもたくさんの人に伝えたくなりました。

    漫画の中で、虐待を受ける子どもたちは、自分が悪いからそんなことをされるんだと、自分を責めがちという話が出てきます。

    つらい状況から、自分をどうやって救い出したらいいかわからない子どもたち、妊娠や出産のこと、悲しい現実もありますが、たくさんの子どもたちにこの漫画を読んで欲しいと思いました。

    by 8888猫
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