5.0
引き込まれる世界観!
普段あまり手を出さない類の作品ですが、一度手を出したら止まらず一気に読みきりました。このゾクゾクする様な真っ黒な世界観!引き込まれました。
酷く醜い容姿を持って産まれた主人公が持って産まれたのは、たぐいまれな演技のセンス。演技をする事でしか生きる価値を見出せない主人公の死に物狂いの戦いは圧巻です。
早く続きが読みたいが、もっと読み深めたく、単行本を全て購入ww
お勧めです!
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普段あまり手を出さない類の作品ですが、一度手を出したら止まらず一気に読みきりました。このゾクゾクする様な真っ黒な世界観!引き込まれました。
酷く醜い容姿を持って産まれた主人公が持って産まれたのは、たぐいまれな演技のセンス。演技をする事でしか生きる価値を見出せない主人公の死に物狂いの戦いは圧巻です。
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お勧めです!
もしも、世の中というものが、稼がなくても生きていけるものであったなら
かさねと野菊は二人で静かに、お互いの母を思いながら、本当の愛情を慈しみあって幸せになれたかもしれない
でも、世の中はそれで生きていけるものではない
野菊は身体を売ることしかできず、こころの傷はどんどん深くなっていく
かさねも閉じこもることはできず、人前にでなければならない。凄まじい劣等感をぬぐい去るには、絶世の美女になり、演劇への執着に我を忘れることが唯一の救い。
そして、悲劇を深めていく
普通の顔に生まれて、人並みにメイクやダイエットやファッションで努力をし、何となく普通より少し上かなーと思っている私…一番多いタイプなんだと思う。普通より少し上かなーと思っている本当に平均的な自分なのに、圧倒的に、かさねの方に共感し、幸せになって欲しいと応援してしまう。
それは、自分の中にほんとうはある劣等感のせいなのかもしれない…
口紅で顔が入れ替わる…どんなホラーファンタジー!?と思って読んでみたら、心理描写やシーン展開が的確・波乱な滅茶苦茶面白いミステリー。人間の表皮にスポットを当てて色んな角度から魅せられ、読後は「悲喜哀怖」と様々な想いが駆け抜けます。
カバーが気になり数話無料だったので読んでみました。
まず絵の好き嫌いはあると思いますが、進撃の●●みたいな迫力があり、人を魅了するストーリーです。物語の伏線も多く、キャラの根底にある哀しみがそれぞれ描かれるので「深い」と感じる作品です。ハマる方はハマります。
最高です。怖いようなでも応援したくなる。
決意と情の間で揺れる様がとても切ない。
お母様の事は、勘のいい方は最初から気づいてただろうけど、私は主人公と同時に気付きました(^^;;
そっか!そーゆーことか!
そりゃそうだよね!って。
ついついポイント足して読んでしまいましたが…
主人公には幸せをつかんで欲しい。
今後どうなるのか、すごく気になります!
ネタバレ含む。注意。
無料配信でハマり、一気に読破してしまいました。
大変面白いお話です。
怪談累ヶ淵をモチーフにしたお話。
醜い事が齎す不幸。
そういう事が容赦無く描かれています。
累の持つ心の中の闇や憎悪は、 自己否定を心に飼った事のある人には鋭く刺す様に響く事と思います。
読んでいて思った事は、
トランプみたい。
でした。
トランプというか、 平たく言えば、
全部カードを押し付けられた人が絶対に負け。 という様なカードゲームなのだな〜と思います。
皆それぞれが何かが欠けてるのでしょう。
累は、天賦の演技力を持つけれど、ひたすら醜い。
ニナは美しいけれど、健康に見放され、
野菊は美しいけれど、女優、「淵透世」の因果を全て被った。
誰がババを引くか、 そのババを押し付けてしまう事を可能にしたのが、
「口紅」 というアイテム。
これが無ければ、透世や野菊、ニナの様な悲しい人は生まれなかった。
ただ、だったらば、
誘や累は、ただ醜いという理由だけで、あらゆる幸福から見放され、肩を竦め、背中を丸めて人目を避け、何とも交わらずに生きるしかない。
もしただ、顔を貸すだけならば、 交互で使えばいいかなって話なのでしょうが、 人は生きてる限り、自分の人生を自分の望む形で進みたいと願うから、 そういう両立は出来ない。
累、誘親子の持つ、醜さの中から生まれた情念は、美しい面にこそ映え、妖しく艶やかに光る。
野菊はその中でも最も多くのババを押し付けられている形で、 本来ならば誘が、累が受けるはずだった全てを、彼女が受ける。
野菊の母親の願いも彼女に重くのし掛かり、 人並み以上の美貌に恵まれながら、
それを呪縛と言い、
恨みにのたうち、憎しみに身を焦がす。
その辺りも誘の業を野菊が背負っているのかなぁ〜と思います。
醜い事、 才の無い事、 不幸である事、
その全てを皆が 目先の誘惑や、鼻面の憎悪や怨嗟に振り回されて、 押し付けあっている…
幸せを奪い合う、というよりも、 押し付けあってる、という様な印象のお話です。
怪談累ヶ淵の様に、透世や誘は幽霊でも、 累は幽霊ではない。
除霊されて、ハイ終わりって話でもない。
どう収束させるのか…気になります!
次巻も目が離せないです。
続きを待ちます。
面白すぎて読む手が止まらず、仕事が はかどらない程。
これは私の物語だ、と ニタリ笑いが止まらない。
設定に非現実的な所は多少なりともあるが、ここまで主人公の気持ちが分かる、作者の素性が気になって仕方がないくらいに引き込まれる。
コマ割が残念という人も居るが、私はやはりこの作品に似合うコマ割だと思う。
漫画というより小説のような展開で、是非実写化を期待。
主人公は私が適役かな。
だからこそ、主人公の気持ちが痛い程、そして面白い程分かる。
この主人公の苦労をしている読者って、結構多いのではないかと。
主人公の想いが分からない人には恐ろしい作品だが私にとっては人生そのもの。
不気味だけどおもしろい。
続きが気になります!
レビューにも書いている人もいますがなかなかないストーリーで、先がどんどん気になっていきました。
展開もなかなか、読めないので早く続きが出ないか楽しみです。