累 - 松浦だるま | 青年漫画

あらすじ

くちづけせよ、祝福されたる罪人よ。イブニング新人賞出身の新しき才能が『美醜』をテーマに描く衝撃作!! 二目と見られぬ醜悪な容貌を持つ少女・累(かさね)。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

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累 のスタッフレビュー

おーじ

美貌は奪える!? ブサイク女が魅せる悲劇のシンデレラ・ストーリー

大女優であった母の秘密とは?

主人公の少女・累(かさね)は、故人である「伝説の女優」の一人娘。その母と似つかない醜い顔のせいで、周囲からひどいイジメをうけていました。そんなある日、推薦によりクラスの劇で主役を務めることに。からかわれていると知りながらも、女優の子であるというプライドで必死に練習に励み、素晴らしい演技を披露します。ところが、それがしゃくに障った女子により、本番中に主役を降ろされてしまいます。いくら努力しようと、いくら上達しようと、醜さのせいで認めてもらえない…… そこで累は最後の手段として、母親の形見を使用します。実は母親の形見である口紅を使うと、キスをした相手と顔を交換することができるのです。喝采とともに無事主役を果たした累は、他人の美しさを奪うことに味をしめ、母親と同じ道を歩むことになります。

女優として開花する累ですが…

高い演技力で評価され、別人に成りすましながら女優としての道を切り開いていく累。でも、周囲の美貌に憧れ、絶望する運命を呪う日々に変わりはありません。人の顔を手に入れることで愛されている自分に罪悪感を感じ、幾度となく葛藤を繰り返します。「不思議な口紅でその人になれる」という、おとぎ話のようなかわいらしい設定ですが、描かれている“人間のコンプレックス”はとてもリアルです。

美しさ故に辛い人生を歩んできた少女や、病が足かせの女優の卵、彼女の腹違いの姉妹などとの出会いにより、累の感情は揺れ動きます。美醜に翻弄される彼女の切ない姿に、胸を打たれること間違いなし。その結末をぜひ見届けてください。

2016/08/26 10:00

ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    19人の方が「参考になった」と投票しています。

    心の中の累

    ネタバレありのレビューです。表示する

  2. 評価:5.000 5.0
    by 匿名希望

    29人の方が「参考になった」と投票しています。

    文句なしの星5つ!

    ネタバレありのレビューです。表示する

  3. 評価:5.000 5.0

    53人の方が「参考になった」と投票しています。

    無料配信でハマりました。

    ネタバレありのレビューです。表示する

  4. 評価:4.000 4.0

    28人の方が「参考になった」と投票しています。

    美しさへの執念!

    読み始め サイコホラー かと思いました(笑)

    女優で美しい母とは 似ても似つかない
    醜い容貌の ヒロイン累
    その容姿から 世の中全て敵と思えるような
    仕打ちに 耐えきれなくなった時
    亡き母から贈られた 口紅と
    呪文のような言葉を思い出す。。

    あり得ない設定ですが 美しい画と
    妖しい描写に ゾクゾクします
    天国のような絶頂感も 同時に沸き起こる
    葛藤表現も見事です
    口紅を使い続けた先に 何があるのか
    累が 何処へ行き着くのか。。続きが楽しみです

  5. 評価:5.000 5.0
    by roka

    8人の方が「参考になった」と投票しています。

    美しさは皮一枚

    「美しさは皮一枚、醜さは骨の髄まで」という意味の英語のことわざがある。
    要するに「内面が大事だ」ということなのだろうが、別の捉え方もできる。
    それは、光よりも闇が深いように、美しさよりも醜さの方が深い、ということだ。

    この漫画を読んで、少しだけわかった気がした。
    自分がなぜ、人間の汚さや醜さを描くような漫画や映画や小説に、敢えて触れようとするのか。
    私は多分、人の醜さの底知れなさに、歪んだ魅力を感じるのだと思う。
    表面の美しさには、限りがある。
    少なくとも、時間的な制約からは絶対に逃れられない。
    永遠に美しく、は不可能だ。
    かさねの口紅の効果が永遠ではないように。
    人は、いつまでも美しくあり続けることはできないし、どこまでも美しくなり続けることもできない。
    しかし、どこまでも醜くなり続けることはできるのだ、恐ろしいほどに。

    かさねの、表面の醜さ。
    そして、容姿という運命のハンデに結局のところ負けた、その弱さ。
    他人に成り代わってでも光を浴びようとする、そのあさましさ。
    一度知ってしまった光の味をどうしても手放せない、その欲深さ。
    その限りない醜さに、そして、魂の醜さと反比例するかのように増長してゆく、完璧に表面的な美しさに、ぞくぞくするほど心が昂った。
    人の美しさは有限だが、醜さは底なしだ。
    その底なしの闇を覗き込む恐ろしさと興奮が、ここにある。

    私は、この漫画の行方を見届けたい。
    ただ、底なしの闇の片隅に、最後には一欠片でもいいから、幻でもいいから、パンドラの箱に残っていた希望のように、何かの光が残る結末であってほしいと願うのは、甘いだろうか。

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