5.0
どんな夫・妻かは相手によって変わる
全体を通して、どんな夫・妻になるか、は、その相手による、という主張を感じた。
すごく素敵な人がいても、それはそのお相手によってそうなってる、
すごく最悪な人がいても、それもそのお相手によってそうなってる、
少なくとも大きな影響になってる、という。
なので京子さんのラストは、とても納得した。
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全体を通して、どんな夫・妻になるか、は、その相手による、という主張を感じた。
すごく素敵な人がいても、それはそのお相手によってそうなってる、
すごく最悪な人がいても、それもそのお相手によってそうなってる、
少なくとも大きな影響になってる、という。
なので京子さんのラストは、とても納得した。
めちゃくちゃリアリティーがある作品。
見ていて説得力があり、楽しかったです。
最後はハッピーエンド?
女性陣で言うと3人。
自分の気持ちにまっすぐ生きるみさき、大切なもののために自己犠牲を厭わない京子、強くて努力家で凛としているしおり。
そういった魅力故、致命的な欠点もあります。みさきは感情的で不倫はするし恋愛脳で見通しも甘い。京子は徹底的に卑屈。しおりはプライドが高すぎて思いやりに欠ける。
それぞれのキャラクターの欠点と魅力が丁寧に描かれており、物語に説得力が持てます。
しおりが主人公みさきの恋敵になるので、あまりいい印象は持たれていないようですが、良介が一番悪いんじゃないかな…
良介がバツイチでも結婚したくなるいい男には思えませんでしたが、恋は理屈じゃなく感情で動くものだということも丁寧に描かれているので納得のラストでした。
また、京子さんの両親が離婚後もきちんと子育てできていたら、という世界線が育美ちゃんに投影されていたのではないでしょうか。
20年前の作品なので、今とだいぶ価値観が違いますが、夫婦思うところはあまり変わらないですね。
不倫推奨、不倫正当化の漫画かと思ったけどちがった。色んなキャラが出てきて色んな立場で読めるから飽きない。
学生の頃に読んでも面白かったけど、バツ1になって読むと響き方が全然違ってて面白いです。経験を重ねたからこそ出る作品の奥行きw
リアルに描かれてますね。
夫や妻としてお互いに思いやりに掛けるにはそれぞれの視点での理由があって信頼や関係性が崩壊する様子がわかりやすく描かれてます
こやまゆかり先生はこういう色んな立場の視点からの人生を描くのが上手なので読んでてなるほどなーなんて思ったりします
家庭を築いていくのにお互いに自分だけが一生懸命になってしまう構図は結果的に一緒にいるメリットにならないしね
それでもそれぞれの幸せへの選択をして新たな人生を歩もうとする仲間の集まりみたいなのは個人的に好きです
ただヒロインは不倫相手の奥さんを傷つけたのに慰謝料もなしで別れたってだけなのはのはさすがに相手の奥さんが気の毒過ぎたかな
夫も夫でストレスの湿疹で辛かった時に誰より支えてくれた奥さんなら余計に裏切ったらダメだよ
やっぱりこやまゆかりさんの作品はおもしろい!!今回もまたパートナー関係がテーマということで、すごく考えさせられました。
ちょっと昔のトレンディドラマを観ている様です(失礼?笑)
本当に実写のドラマで見てみたい感じです。
面白い〜
キスで連載していた時に読んでいました。小山先生のマンガはどれも大好きです。このお話も好きだったなぁ。久しぶりに出会ったので、また読んでみようと思います!
目新しい設定のストーリーだと思います。このあとの展開も気になります。完結しているので、もうちょっと読んでみようかなって思います。