みんなのレビューと感想「岳」(ネタバレ非表示)(2ページ目)

岳
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  1. 評価:5.000 5.0

    この作品に出会えたことに感謝

    BLUE GIANTで石塚先生を知り、小栗旬が演じた実写版くらいでしか知らなかった『岳』。
    無料話を読み始めたらもう手が止まりませんでした。
    山岳救難救助隊について全くの無知であったため、初めて知ることばかりで、ショッキングな事実も含め、登山というものがどれだけ危険と隣り合わせであるのかを知りました。
    島崎三歩の活躍がメインで話しが進むけれど、それぞれ仲間たちにもクローズアップされ、最後まで飽きることなく、ずんずん読み進められる。ナオタとの関係が本当に素敵で、親友ザックとのやり取りも面白くて笑える箇所もある。
    歯を全開で見せながらの三歩のがはは笑顔がたまらなく好きだ。
    絵の感じも私は大好き。

    最終巻は、結末を祈りつつ号泣ながら読みました。今までいろんなジャンルを読んでいますが、こんなにも心を鷲掴みにされ、奪われた作品はなく、多くの涙を流した作品はありません。
    絶対に読むべき作品。
    いつか、いつかアニメ化して欲しい作品No.1です。

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  2. 評価:5.000 5.0

    心に山のそよ風が吹く作品

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    毎日無料から見事に課金しまくってイッキ読みしてしまった。
    遭難者が容赦なく亡くなり、山の厳しさをリアルに見せつけられるのに、なぜか不思議と、登山をしたくなってくる。
    でも、それだけじゃない。
    三歩は、安易なミスでヘタこいて自分の命を危険に晒し、救助人員にも多大な迷惑をかけた遭難者のことを絶対に責めない。よく頑張ったと。それが逆に清々しく気持ち良い。
    一方で、道を歩いていても仕事をしていても、始終誰かの「ヘタ」を探してはツッコんでる自分にハッとした。本当に悪いクセだ。
    だから、日常生活でも、少し三歩を見習っている。
    それでも、ラストは「インド隊コノヤロー」と思ってしまったけれど(笑)

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  3. 評価:5.000 5.0

    三歩くんの人間性に感涙!

    ネタバレ レビューを表示する

    「毎日無料掲載」で11話まで読んだところです。山岳救助という職業漫画ですが、山の厳しさもさることながら、主人公三歩くんの人間の温かさというものに感動しないではいられません。

    11話のラスト、背負った救助中の方にずーっと話しかけているシーン。200Mも滑落しあんな状態の人間が助かる見込みがないこと、それを三歩くんも的確に把握していることを十分に描いておきながらの声掛けシーン。もう泣けてきて泣けてきて。

    11話は正規の隊員の別件救助もあり、そちらは遺族に詰られたりするわけですが、読書としては一瞬「趣味で山登りをしたあなたの身内を隊員は危険の中で大怪我までしながら連れ帰ってくれたのに」と、ややもすれば自己責任論が脳裏に浮かんでしまいます。実際の事故でも(特に禁止されている場所に行く人たちの事故遭難)TVを見ながら思うことがあります。

    でも、そのニュースの裏には大勢の救助隊の皆さんの仕事があって。その方たちが万が一にも要救助者を現場で責めるような声掛けをしていたら…人間は亡くなっても聴力はしばらく残るというのを聞いたことがあります。

    三歩くんの背中でとうとう息絶えてしまった登山者。生きた人間から肉塊へ。しばしの間。そして、穏やかに声掛けします。「本当によく頑張ったね。オレは島崎三歩。山を登りにきたあなたのことを忘れないよ。約束する」

    残された家族を思い自分を責めているであろう登山者の最期に聞く声がこうであって欲しいと願わずにはいられません。この登山者の方は本当に幸せでしたね。無念の思いのまま亡くなりただの肉塊としてヘリにぶら下げられた登山者との対比もお見事。

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  4. 評価:5.000 5.0

    なんでわざわざ

    山に登るんでしょうね~

    初見でしたが、とても人気のあった作品なのは知っていました。
    無料分があったのでなんとなく読み始めましたが、本当によく調べられていて、とても興味深く読めました。
    主人公を山岳救助隊でなくボランティアにしたのはしがらみなく自由に動けるようにでしょうか。
    まさにスーパーボランティアですね。
    命の危険をおかしてまでも登山を趣味とする人の気持ちは正直わからないけれど、山岳救助隊の仕事の一片を知れる、とてもいい作品です。

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  5. 評価:5.000 5.0

    膝を正して読んでしまう

    無料分だけ読んでいます。

    正直、登山なんて、あんな大変そうな事、全然興味ないし、危険もあるし…と思うけど、それでもこの話に惹きつけられてしまって、ちょっと安全な低い山を登ってみたくなります。

    遭難したり怪我をしてどうしようもなく不安に陥ったとき、三歩さんみたいな人が助けにきてくれたら、ものすごくホッとするだろうな。

    本当に強い、勇気がある人ってこういう人なんだな、と思ったりしています。

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  6. 評価:5.000 5.0

    山に行きたくなる

    学校の宿泊学習でしか登山をしたことは
    ないですが家族が百名山の番組が好きで良く見ています。いつも道具を揃えて登山をしてみたいなと思いつつ、素人が行ったら遭難や滑落したらたくさんの人に迷惑を掛けてしまうなぁと諦めてしまいます。でも三歩さんがいた穂高の景色を山頂から見てみたいと本当に思いました。三歩さんの最後は悲しいものでしたがみんなの中に生きていて本当に良かったです。

    by 匿名希望
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  7. 評価:5.000 5.0

    1番好きなまんがかも

    街の喧騒などとは無縁の山の世界のお話しは読んでいて清清しい。清清しいけど、山の厳しさ、事故の恐ろしさはストレートに描かれています。クレバス、雪崩、落石など、知らない危険にゾッとしました。
    最初はそーゆー衝撃的な描写が印象的でしたが、読んでいくと人間ドラマの描写に惹かれます。個人的に好きなお話しは、阿久津が隊員として自覚したときの回、おばちゃんの富士登山の回なと。

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  8. 評価:4.000 4.0

    続編があれば、また読みたい作品。

    ネタバレ レビューを表示する

    無料分から、読み進めて行く内に山の素晴しさや厳しさ、三歩の優しくて責任感のある人柄、それぞれのテーマに沿った人間模様、色々な事が勉強になりました。まだ、全部、読んでいませんが、他の方のネタバレのレビューを読んで、三歩が山で亡くなってしまうのが書いてあったので、最後のお話を読みました。自分の事より他の人の命を救う事を優先して、三歩が亡くなってしまう…。三歩らしい最期だなぁと…。普通はなかなか出来ないし、三歩は偉いなぁと思いました。でも、出来れば、三歩には生きていて欲しかったです。最後に、三歩の弟さんが登山に行くような描写がありましたが、その続編を描いて頂けたら嬉しいです。素晴らしい作品をありがとうございました。

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  9. 評価:4.000 4.0

    厳しさの中の優しさ

    正直、私は登山の素晴らしさを理解できていないタイプの人間だし、今後も理解できるとは思えません。
    ただ、この主人公の素晴らしさは本物のそれであるし唯々、頭の下がる思いです。
    山を愛し登山に魅せられた人というのは、それを知らない人間には計り知れない何かを持っている気がします。

    軽い気持ちで入山して遭難する人。
    充分に気をつけたけれど遭難した人。
    どんな人にでも、自分のありったけで向かい合う主人公の姿に惹かれない人はいないと思います。
    こんな人が現実にも確かに存在していて、助かる命があるんだなとしみじみ感じられる作品です。

    つらいシーンも多く、楽に読めるものではありませんが、文句なく胸を打つ良い作品なのは間違いありません。

    by spica*p
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  10. 評価:5.000 5.0

    力強く生きるために人は登る

    何故人は危険な山に挑むのか。
    なぜ人は美しい山に幻を見るのか。
    どうして自然には抗えないのか。

    生きたくて山に登り
    新しく生まれ変わりたくて
    神々しい景色を目に焼き付ける。

    時としてその代償は重い。
    その命をかけて命を救い上げる、山岳救助という過酷な現場。

    確かな画力と熱のこもったストーリーに、心が共鳴し震える…
    岳の世界を通し人生を振り返ろう。

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全ての内容:全ての評価 11 - 20件目/全766件

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