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作品レビュー
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1 - 10件目/全81件

  1. 評価:5.000 5.0

    腹筋で笑った

    ネタバレ レビューを表示する

    久々に腹筋使って笑ってしまいましたw
    現在配信中の5時間目までを読んでのレビューになります。

    1時間目まではふふっと笑う程度でしたが2時間目のクラス犬で吹き出して、セツコミッションインポッシブルでお腹が揺れてしばらく止まらないくらい笑っちゃいましたw
    セツコ災難www
    詳細はぜひ読んで頂きたいです。

    女子高で教鞭をとる星先生と生徒、同僚の先生達とのゆるい会話が、とてもセンスがあって面白いです。
    女子高生が何だか愛おしくなるくらい、みんな可愛く思えてきます。
    日誌で絵しりとりを楽しめるなんて初めて教師という職業が羨ましくなりました。
    現実は過酷でしょうが、こんな微笑ましい瞬間もたくさんあるんだろうなと。

    笑いのツボは人それぞれなので、安易にはオススメ出来ませんが自分にはものすごくハマりました。
    ちょっとでも興味が湧いたら読んでみてもそんなに損はないかと思います。

    ちなみに星先生が既婚である事に、何だかよくわからない衝撃を受けました。
    どんなご家庭なのか気になります。

    • 92
  2. 評価:5.000 5.0

    ブンてんキタw!

    待ってました、いくえみ先生の猫漫画!
    主役はブンさんという猫ですが、あらすじにある様に、多頭飼いされてる猫さん達がとっかえひっかえ登場します。
    たまーに犬のシロさんも登場します。
    可愛いです、とにかく可愛いです。
    そして笑えます。

    この方はどんなテーマの作品でも、独自の世界観で素晴らしく魅せて下さいますが、実は個人的には猫や犬を描かれた、この手の漫画が一番好きだったりします。
    昔から、コミックスの巻末や余白スペースにちょこちょこ小ネタ的な猫漫画を披露されていてどハマりしておりました。
    時々、切ないお話にもなるけれど、基本、めちゃめちゃ面白いです。

    タイトルはパッツン前髪みたいなブンさんのおでこに由来してます。
    とても性格の良い、天然な猫さんです。
    コミックスは先日6巻が発売されました。
    ちなみに、上記した巻末・余白の猫漫画を纏めた0巻もあり、フォトブックの様にも楽しめます。
    全巻、肩振るわせて笑えておすすめです。

    • 14
  3. 評価:5.000 5.0

    信じてもらえなくて

    まったく信じてもらえなくて全然いいのですが、鼻で笑ってくれて一向に構わないのですが、私はいわゆる「見える人間」だったので、本当に心の底から共感してしまいました。
    見える子ちゃんの様に、一生懸命見えないふりをしていた経験があって、コレ自分の事やん!と思って何だか笑えました。

    実際に私に見えていた霊は、この漫画みたいにキッツイ見た目な方々は皆無で普通の人とほぼ変わらない見た目だったので、スルースキルは見える子ちゃんの方が俄然高いと思います。
    尊敬します。
    実際にこんな見た目キッツイ霊ばかりが見えていたら上手にスルーする自信はありません。

    さて、お気づきでしょうか。
    ここまで私の見える経験が過去形なのを。
    そう、今は見えません。
    私はある時から猫と暮らす様になったのですが、そこから不思議と徐々に見えなくなり、今ではまったくの凡人になれました。
    それ以降ずっと猫と暮らす生活が続いてるおかげなのではないかと思っています。
    猫サマサマでございます。
    もし自分も見える、だから困ってるという方がいて、猫と暮らした経験がなければ、試してみるのもいいかもしれません。
    ご自身の環境が許せば。
    絶対見えなくなるという保証は出来ませんけど。

    • 5
  4. 評価:5.000 5.0

    ホラー漫画の原点

    ホラー漫画というジャンルを世の中に浸透させたのは、やはりこの方でしょう。
    この方の作品は常に、独特なテンポ、独特な台詞回し、ツッコミどころ満載の滑稽さ、そして何より圧巻の画力が本当に素晴らしいと思います。

    子供の頃に何の娯楽もない、ど田舎の祖父母宅での長期滞在時に、地域にひとつしかない本屋さんで買ってもらったのが、楳図かずお作品との出会いでした。
    美しい絵に乗せて醸し出される恐怖は、幼い私をいとも簡単に戦慄させ、祖父母宅のぼっとんトイレをより一層おぞましくさせたものです。
    それも今ではいい思い出w
    幼い私が、そんな怖い思いをしてでも夢中になって読まされてしまう、不思議な魅力が詰まっていました。

    この作品はどちらかというと、ホラー要素よりは人の業や悲哀に絡めた怖さを感じられる一冊で、大人になった今、改めて読み返すとまた違った発見があります。
    そして相変わらず、何ともいえない女性の美しさに魅了されます。
    出来ればこちらで、もっともっとたくさんの楳図かずお作品を読めたらいいのになと思います。

    • 4
  5. 評価:4.000 4.0

    来年も舞台化

    永遠を彷徨う吸血のバンパネラという一族の、二百年もの物語りが描かれている、実に幻想的で美しい作品です。
    こんなに洗練された漫画が、約50年も前に存在していたのはすごいと思います。

    一昨年、宝塚歌劇団で舞台化され、明日海りおさん演じるエドガーが本当に美しくて魅了され、原作に興味を持ちました。
    明日海さんは去年、宝塚を退団され芸能界入りされましたが、来年またエドガー役で舞台に立つ様です。

    この作品は、雰囲気はファンタジーの世界観そのものなのに、登場人物の存在感は妙にリアルで、その対比とバランスがすごいところです。
    序盤はテンポが独特で掴みづらく、多少の入り込みにくさがありました。
    舞台のポーの一族で、ストーリーの概要をわかっていたので大丈夫でしたが、そうでなければ早々に挫折して読めなかったかもしれません。
    それでも、バンパネラの放つオーラや不穏さ、エドガーとアラン、メリーベルのもの哀しさには惹き込まれました。
    バンパネラは、この作家さんが吸血ものの洋書を読まれた際に(おそらく)バンパイアのスペルを読み誤って生まれた言葉だそうですが、何だかいい響きです。

    豆知識ですが、作家さんの「望都」というお名前は本名だそうです。
    生まれながらにもうお洒落。
    ご両親にセンスがあると、やはりセンスのある方になるものですね。
    言葉のチョイス、絵柄、色々なものが日本人離れしているなぁと思います。
    お若い頃から、様々な文学をこよなく愛されてるらしいので、エドガー・アラン・ポーにちなんだ名付けも納得です。

    • 4
  6. 評価:4.000 4.0

    歴代の猫さん達

    コミックス持ってます。
    ファンなら知らない人はいないくらい、猫が大好きないくえみ先生の、歴代猫さん達を描いた漫画です。
    「そろえてちょうだい?」のレビューにも書いたのですが、いくえみ先生はコミックスの余白や巻末に、よくご自宅の猫さんの事を描かれてました。
    この漫画は、それをより詳しくした内容になっていて、出会いと別れを読めます。
    過去のお話なのでホロリとしてしまう場面も何度かあったり、ペット飼いの常識や事情が古かったりしますが、基本は微笑ましいエピソードが満載です。
    しかもいくえみ先生のお人柄やご家族の事まで覗い知れる、何だかお得な漫画でもあったりします。
    現在の事は「そろえてちょうだい?」の方がもちろんわかりやすいですが。

    私も複数の猫達と暮らしていて、毎日の様にそれぞれの猫の可愛さに癒され、個性に驚かされたりしていますが、漫画の中のどの猫さんも本当に可愛いし、個性があって笑わせてくれます。
    猫好きの方なら読んで損はないかと思います。

    余談ではありますが、猫漫画が配信されたので、犬漫画も配信されたら嬉しいです。
    「いくえみさんちの白い犬」だったかな?
    読めば、猫も犬も好きで、優しくて楽しい方だという事がよくわかります。

    • 4
  7. 評価:2.000 2.0

    すべてが好みじゃない

    かなりレビュー評価が高めですが、何だか導入部から余りにもリアリティーのない展開では…と思ってしまいました。

    それまで話した事もない、当日に存在を知ったばかりの男性に唐突に頼み事をするのも、35歳女性のする行動とは思えないし、偶然が多過ぎるし、あらゆる面で短絡的に感じるエピソードばかりな印象です。
    主人公も着飾れば美人という設定の様ですが、バリバリ仕事出来る系の女性が、自分のいい素材を普段は放置してるのも不自然な気がします。
    特別な理由やトラウマがあるわけでもなさそうですし、美人ってもっとちゃんとしてますし、自覚ない美人ってそんないませんよ。

    ちょっと枯れ気味の女性が9歳下の男性と恋をするには、ファンタジーかいなという様な設定も、ある程度は必要かもしれませんが、ホンマもんのファンタジーやないんやから、もっとリアルさを取り入れて欲しかったと思います。

    内容自体も何番煎じ?くらいに、もう使い古されているものだと思います。
    何よりもう、うん、青島くんが何も魅力的じゃないのが致命的でした。
    まぁ、それは個人の好みの問題でしょうけど、私には青島くんも主人公も特に刺さる要素はありませんでした。

    絵はキレイだと思ったので、☆は2つつけさせて頂きましたが、ストーリーそのものは☆1つです、すみません。

    • 6
  8. 評価:5.000 5.0

    前世と今世そして無

    連載中、リアルタイムで読んだ作品、

    時を超えてもなお、手放せないほどの究極の愛の物語りですね。
    切なく哀しく、あぁそうか、生きてる誰をも大切にと、そうなっちゃうよねぇ…と思うラストシーン。

    謎の美少女と小学生の女の子が不思議な出会いをし、その女の子が仲間達と共に、美少女の謎を解明しようと、純粋に一生懸命に奔走する姿、その真っ直ぐさに胸を打たれます。
    美少女ともそれなりに打ち解け答えを導き出したと思われたのですが、何故か女の子達の願った展開にはならず…

    前世でも現世でも離れるしかなかったけどいつか、いつの日かまた巡り会って欲しいと願わずにはいられない。
    だつてこれほどまでの愛は決して消滅する事はないでしょうから。
    そう信じずにはいられない、本物だから。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    人生初の感情

    私の相当古い記憶を辿ってみて、思うに多分、これがあらゆる感情を抱かせてくれた初めての漫画です。
    何歳だったかは覚えてませんが、かなり幼かった頃なのは間違いありません。

    少年が友人数名と登山だかハイキングだかに出掛け、大地震に遭い、1人だけ生存し、過酷なサバイバルが始まります。
    今も昔も、私にはこの状況を生き抜く事は不可能だと想像します。
    でも彼は本能のままに、生き抜く術を身につけていきます。

    彼の孤独や絶望は図りしれません。
    懸命に日々を暮らし、何度も命の危機を乗り越え、絶望と希望の繰り返しが果てしなく続く人生。
    私は彼のサバイバルにドキドキハラハラし、恐怖し、喜んだり悲しんだりと無我夢中でした。
    今ふり返ってみても、この漫画には人間の持つすべての感情が詰まっていて、ましてや本能で生き抜いていく話なので、魂のレベルで揺さぶられたんだと思います。

    家族にも生き残っていて欲しいという希望を胸に、他の生存者と出会い、また様々な別れも経験します。
    彼の希望は叶うのか、そのラストも個人的には良かったです。

    とにかく泣きに泣いた、という点では一番の漫画です。
    ここで知りましたが、このサバイバルが現代に合わせてリバイバルされてる様ですね。
    原作はまま、作画は別の方で。
    そちらもいつか読んでみたいと思います。

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    背筋が伸びる

    侍魂、武士道精神を敬愛して止まないフランス人女子高生が日本社会のマナーを斬るという、なんともお茶目なキャラ設定が微笑ましい。
    一見、こんな子おれへんやろと思ってしまうけど、いや、いなくもないかもとも思う絶妙さもあります。

    実際にこんな綺麗なフランス人に自分の言動を指摘されたら、そのビジュアルと想定外の侍口調とに圧倒され、ポカンとするでしょう。
    そして圧倒されつつ、言われた内容が数秒かけて心の内にじわじわと浸透するんだろうなと想像出来て、このキャラ設定だからこそ成り立つストーリーなのだと納得しました。
    普通の人に普通に注意されると逆ギレするパターンもあるだろうけど、こんな想定外の異文化の外国人に注意されたら、恥ずかしさが増して萎縮してしまうのが、大抵の日本人の特徴だと思うので。
    そういう私達日本人の情けない性質を上手く利用してますよね。

    「武士の情け」も忘れない優しさもツボ。
    前世は日本侍ですね。
    間違いない。
    1話で2編読めるショートショート。
    背筋をピシッと正せる清涼剤の様です。

    • 3
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