4.0
言わずと知れた!これも現実、言葉が重い
大人気でドラマ・映画化された王道ウシジマくん。
タイトルぜんぶ、○○くんと平仮名表記する恐ろしい。
同じ時代を生きる、まったく知らない人たちの世界。
読んでて吐き気するし、借りにくる人々の、それぞれの事情のなかで、身勝手さや無責任さ愚かさ、それらに対するウシジマくんの台詞が刺さる。それも、また真理。
高評価なのも分かるけど、話によれば描写が酷くて読めなかった。でも、すごいわ!
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大人気でドラマ・映画化された王道ウシジマくん。
タイトルぜんぶ、○○くんと平仮名表記する恐ろしい。
同じ時代を生きる、まったく知らない人たちの世界。
読んでて吐き気するし、借りにくる人々の、それぞれの事情のなかで、身勝手さや無責任さ愚かさ、それらに対するウシジマくんの台詞が刺さる。それも、また真理。
高評価なのも分かるけど、話によれば描写が酷くて読めなかった。でも、すごいわ!
タイトルの通り読んだら特に落ち込む漫画のNo.1です。
最近の胸糞漫画の中でもリアル過ぎて落ち込みます。
でも何回だって読んでしまう、そんな不思議な魅力がこの漫画にはある。
それは底辺の人間を見下して安心したいのか、次は我が身と思いながらハラハラドキドキしたいのか、恐らくどちらの感情もあるから惹かれてしまうのだと思う。
たぶんこれから先も何回落ち込んだって読むんだろうなと言う作品です。
借金や貸金業を悪と断罪するのではなく、借金沼に堕ちていく人々の問題をしっかりみなさいよ、こんな人間にならないように頑張りましょう、という、教材にしても良い程の良書です。
ウシジマくんの冷徹な言動は万人に向けたものではなく、「元々ダメな人間、もしくは戻って来れない人間」にのみ、最後の最後にしゃぶりつくして棄てる最終処理をしているのだなあという点が最も恐ろしく、
「こうなっては人間おしまいだ…」と借金沼に沈み二度と浮かび上がれない登場人物の末路に軽蔑し嫌悪するわたくし自身も、いつかウシジマくんに「こいつは戻って来れない人間」と烙印を捺される可能性がゼロではないことも忘れてはいけないと、背筋を凍らせた作品でした。
自分を大切にして欲しいと願う存在、特に「若い女くん」は女性に御一読頂きたいです。
身の丈に合った思考・暮らしを、果たして自身は営めているか。
しなくてはならないことを放棄し、思考を止め、楽で安易なものへと流れ堕ちていないか。
そうやって底辺へ堕ちていった登場人物と己を重ね照らし合わせ、自問自答を繰り返しながら読み進めております。
トラウマになってしまいそうな凄まじい内容、かつ、普通の暮らしを営めている女性にとってケーススタディにはなりにくいほど極端に愚かな登場人物ではあるものの、人が堕ちていく契機や過程は多くの人が思うよりもこの様に極めて容易く、「普通の暮らし」のすぐ隣に待ちかまえているものなのでは。
映画、ドラマ化されてる作品なので興味本意で読んでみました。ヤミ金の話なので大体は恐ろしい展開ですが、何故だかだんだんウシジマ社長がカッコよく見えてきます。生き方でしょうか。おもしろくてどんどん読んでしまいます。
ヤンキー君に出てくるフードをかぶった3人のような調子こいた子供が大嫌いなのですが、発言や動きなど細部まですごくよく描かれていると思います。
それから、「若い女」のお金の使い方がわたしと似ている・・気に入ったら少々高くても即決し自分へのご褒美♪・・にドキッとしました。
気を付けます。
ウシジマくんにグイグイ惹かれたわけ。
人の頭に野球のバットを躊躇いなく振り下ろせるという精神を持ちながら、
単なる非情な人物というわけでなく、
まっとうでない仕事や人間に対して、
自分の代わりに、何かをしてスッキリさせてくれるところです。
その仕打ちは、たいてい想像を超えてくるもので、やり直せる人間 と、やり直せるチャンスを与えるべきでない人間がいることも教えてくれました。前者に対してのウシジマくんは、特に私の好きなウシジマくんです。
話はとても面白くて読んでいますが「絶対にお金は借りてはいけない‼️」と教訓にもなるなと思いました。
特に「若い女の子くん編」は見栄や女同士の事なのに、あそこまで人生が落ちてしまって…。あのようにならないようにしよう!身の丈にあった生活をしようと思いました。
ここの漫画に出てくる借金する人はそれなりの理由があるにしろ、言い訳ばかりの人達で結局は自分の事しか考えてない人ばかりだなと思いました。
読んだ時はその後暫く気分が落ち込みました。それ位パンチありました。自分には。
けどストーリーの面白さと怖いもの見たさについつい進めてしまいます。
本当にろくでもない救い様の無い人間を描かれるのが上手で、こんな人間本当に居るんだろうし、寧ろ実際はもっと残酷だろうし、普通に生きてたらそんな人達には会わないけどこんな人達が居るんだなーと考えてまた暗い気持ちになります。面白いです。
そして兎好きな所がとても好き。
山田孝之主演の映画から入ったんですが、
やはり原作が気になって、気になって。
読み始めるとなかなか読んでてキツイものがあります。
一つのストーリーが終わる度に鬱になって、もう読むのやめようかな〜とも思うんですが、次はどんなどうしようもなく救いようのねぇひでぇ奴が出てくるのやら、、と気になってまた読み始めちゃいます
痛そうなシーンはササっとスルー笑笑
読まない、見るだけ!!
グロ、痛そう、サイコ系、イッちゃってるの見るのが好きな人はぜひ。
友人が絶対読んだ方がいいというので試し読みしてます。闇金に来る客の末路を残酷なまでに描いています。これを読んだら借金なんてな怖くてできなくなりそうです。
人物の描写がすごく良く描かれていてなぜ闇金に手を出すようになったのか、それは誰でも持っているちょっとした見栄とか弱さとか出来心…というところがまた怖いと思わせる作品でした。
内容が濃いのと絵柄が苦手なので一度にたくさん読むのはキツイですが人生の教訓になら良い漫画です。
平成27年4月から国が施行している困窮者生活自立支援法の自立センターで働いていますが、利用者の中に闇金に手を出している人そうはいません。
つまり、このコミックには本当に闇の世界にある究極の貧困が描かれているのだと感じます。
闇の世界の住人だから行政にもつながらないのだとしたら…
救いはどう差し伸べることができるのでしょうか。考えさせられます。