ねこむうさんのレビュー一覧

ねこむうさん

レビュアーランキング  2852

  1. 評価:5.0 6件
  2. 評価:4.0 9件
  3. 評価:3.0 1件
  4. 評価:2.0 1件
  5. 評価:1.0 1件
レビュー投稿数:18件
ネタバレあり:4件
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参考になった割合:96%
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全18件
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  1. 無理解との闘い

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    強いストレスの連続が発症の一因となる繊維筋痛症になるほどヨシ君のお母さんを追い詰めたのは、無理解な周囲でしょう。周囲が無理解なのは何故でしょう?
    生きづらさを抱える人の身になって考えることが、この国の社会制度には欠けているからに他ならないと思います。
    いま私は生活困窮者の自立センターに係わっていますが、いわゆる知的ボーダーの成人の社会復帰に寄与する社会資源の少なさには頭を悩ます日々を送っています。
    それでも発達障害が広く認知されるようになった昨今は、ほんの少しは環境改善されて行きそうな希望を見出し始めています。
    ヨシ君の小学校の教頭や5年生になって替わった担任、ヨシ君の母親の心配に取り合わない医者等、いちばん苦しい思いをしている親子に寄り添えない教育機関や医療機関には憤りを禁じ得ないですし、障害の程度が軽いと言ってヨシ君親子を除け者にする障害児学級の保護者は、外からは見えにくい障害者間の差別を見せていますが、このコミックを多くの人が読んで、ヨシ君やヨシ君のお母さんの辛さを我が身に引き寄せて考えるきっかけになると良いと思います。

    16人の方が「参考になった」と投票しています

  2. 不浄を拭うひと へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    無縁社会のマストアイテムかな

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    高齢孤独死には近い場所で仕事をしているせいもありますが、特殊清掃人と接したことはなく、たいへん興味深く読んでいます。
    重いし怖くなっても不思議ではないのに、他のレビュワーさんも指摘するように、×華さんが描くと、柔らかくて体温のあるお話になりますね。

    4人の方が「参考になった」と投票しています

  3. ギリギリムスメ へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    切なくて温かい

    彼氏を突然失った主人公と、彼氏が遺した娘、その娘の母親の3人の登場人物が、生き生きというより生々しく織り成すストーリー。
    人生なんて、相も変わらず理不尽だらけって思えるけれど、この作家さんの表現の特徴とも言える、嘘のない素直さ、きれいごとで済ませようとしない誠実さ、でも他人に寛容な態度に裏打ちされた、清々しい作品です。

    1人の方が「参考になった」と投票しています

  4. ×一物語 へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    人と人とのあたたかさ

    こやまゆかりさんの作品が好きで、端から読んでいます。
    この作品は、主要な登場人物の心のひだを、登場人物どうしのコミュニケーションを通じて描いているところに、自然な丁寧さを感じます。
    何というか理屈っぽくなっていないのが良い。
    イヤミな女性が出てこないのも気持ちいいです(まだ途中なので、この先にも出ないのかはわかりませんが)。

    1人の方が「参考になった」と投票しています

  5. お別れホスピタル へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    病院で死ぬということ

    7年前、病院で父を看取りました。
    大正生まれの、人に弱みを絶対見せない父を、いつも支えてくれた看護師さんがいました。手術の後に体力をつけようとして病院の回廊を歩く父を守るため、時々休ませるための折りたたみ椅子を肩にかけて父の横を歩いてくれました。その手術は、執刀医が何も切れずに閉じた、回復の望みがないものでしたが…。
    看取りの仕事にはもちろん技術がありますが、魂の仕事でもあるでしょう。私は介護福祉士から相談支援へと仕事は変わりましたが、人に向き合うことは寄り添うことでもあり、葛藤も大きいです。神経が麻痺しかけることも否めません。
    ×華さんのコミックは、なかなか知ることのできない医療現場の姿を通して、働く人々の葛藤を想像させてくれます。続編を待っています。

  6. 動物のお医者さん へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    不朽の名作です

    30年前の作品ですが、何度読み返しても楽しめる、最高傑作です。
    人間も動物も実物に忠実に描かれ、その丁寧さには初めから心奪われました。
    大学が舞台だけど、恋愛要素ゼロなのもすっきりしていて内容に没頭できました。
    いろんな動物のことがよく分かったし、特にハムテルの家のヒトと動物達の勢力図なんかリアル過ぎて最高に笑えます。
    獣医学部の若者たちの成長も楽しく、時代を問わずに残り続ける不朽の名作でしょう。

  7. 限りなく透明に近いやらかし へのレビュー

    評価:5.000 5.0
    発達障害を知る

    長年、障害児・者に関わる仕事をしていて、専門の勉強もしましたが、これほどダイレクトに発達障害について理解させてもらったのは衝撃的でした。
    当事者と接していれば行動には慣れてきますが、理由を知るのはなかなかに難しいです。
    いつも自分や周囲の人々の想像力には限界を感じるけれど、このコミックは、多くの人が障害を理解するためのテキストとして活用できると感じています。

  8. 1/2の林檎 へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    骨太で繊細なリアリティー

    恋する年頃から遠く離れてしまいましたが、この作家の作品の持つリアリティには感心します。
    人物設定がしっかりしていて、絵も構図も見る側にとって素晴らしく自然なので、素直にストーリー展開に期待できます。
    唯一気になるのは、男性キャラクターのバリエーションに欠けるところで、星一つ減らしています。
    それでもこの作家の作品は端から読みたくなる中毒性があります!

  9. 添加物まみれの母性 へのレビュー

    評価:1.000 1.0
    若干似たような事実が

    ポテチをふやかして離乳食にする…ちょっと似たようなケースを姑から聞いたことあります。
    ヤマザキかどこかの袋入りのクリームパンの、カスタードクリームを離乳食として食べさせていた母親がいたそうで。
    主食ではなかったかもしれないけれど、保存料まみれの食べ物を乳児に与えるなんてね、と驚きました。
    主人公は幼時に母親にネグレクトされたとの背景もあり、育ち方は連鎖するから、親になるのは責任重大ってことです。

  10. 闇金ウシジマくん へのレビュー

    評価:4.000 4.0
    貧困のリアル

    平成27年4月から国が施行している困窮者生活自立支援法の自立センターで働いていますが、利用者の中に闇金に手を出している人そうはいません。
    つまり、このコミックには本当に闇の世界にある究極の貧困が描かれているのだと感じます。
    闇の世界の住人だから行政にもつながらないのだとしたら…
    救いはどう差し伸べることができるのでしょうか。考えさせられます。

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