4.0
戦場での好敵手と両片想い…オススメ‼︎
金獅子レオ将軍、ことレオーネ王女
彼女は【自らが最も輝け、かつまた必要とされる場所を心得ている】からこそ、カッコいい♡アルデーリアの第一王女として常に懸命である生き様が、男装の麗人姿と相まって美しい♡
好敵手であるベルトルド将軍、彼は魔法の暴走で滅亡の危機に瀕したゼルジオス王太子を擁立し元帥となり、アルデーリアの後ろ盾を得る為、レオーネに婚姻を申し込む
もうこの時点で私、ベルトルドはレオーネ好きやん!!と思ってます⭐︎
周辺諸国が侵略し続けた魔法の国が、まさに危機的状況で後ろ盾を選ぶ際に、アルデーリアを選んだという事実!(直前まで剣を交えていた国にも関わらず)(アルデーリアが気高き国であり、レオーネもまたそうだと、ある種確信した証)
むしろ、少なからず剣を交えたからこそ、お互い共鳴し、惹かれていたのだと思えてならない
『敵将(レオーネ)の相手はオレがする』
という台詞、レオーネと剣を交えていいのはオレだけだと、ベルトルトの独占欲を感じてしまう
《私が女と知っても一切表情を変えず全力でかかってきた》ただ一人の男とベルトルドを評するレオーネも、戦場で部下から嬉しそうと指摘され『あれほどの剣豪はそうそういない』と満更でもない
そんな二人が恋を自覚するには、国内情勢が不安定かつ不穏ではあるものの、丁寧に描かれていて、キャラの気持ちの背景を想像しやすい‼︎
侍女の言葉一つで、自らの立場を把握するレオーネの思慮深さが、恋にも生かされる事を願って止みませんw
4-2まで拝読し、ベルトルトの片想いフラグが乱立してますw
部屋が同室ではない事に安堵したレオーネに『戸惑ってる』と言われ、更に彼女の口からも名ばかりの婚姻であると、互いに立場を確認をした時の驚きと安堵?に見えるベルトルトの表情…あれは彼女のフラットな言葉への安堵…王太子の恨み言を覚悟したレオーネと同じに、彼もまたレオーネに恨まれて当然だと考えていて…そういう申し訳ない旨の言葉も何回か口にしている事からも、彼も恥じ、不安を感じていた
レオーネから王族の義務と責務を全うするので立場を慮る必要はないと言われ、ベルトルト自身、安堵したのだと想像する
宰相との会話でベルトルトに『なかなか会う事が叶わない…会ったところで話が出来る訳でもない』という想い人がいると⁉︎これはもう、ね?♡
続きも楽しみ♡作者様ありがとうございます♡
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