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大正時代の花魁
江戸時代のよく知られた花魁と違って、暗澹たる雰囲気。実際にこういうことがほんの100年前の東京の現実にあったということを始めて知りました。人生を踏みにじられ、毎日辛い気持ちで過ごす主人公。本当に可哀想です。
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江戸時代のよく知られた花魁と違って、暗澹たる雰囲気。実際にこういうことがほんの100年前の東京の現実にあったということを始めて知りました。人生を踏みにじられ、毎日辛い気持ちで過ごす主人公。本当に可哀想です。
遊郭での生活は辛く苦しかっただろうと思ってはいても、実話なので余計に切なくなりました。
こんな思いや出来事、生活を日記に残してくれたからこそ遊郭での女性達をより深く知る事が出来るんだなぁと複雑な気持ちになりました。
絵が劇画調で、深刻さが増してます。最初からつらい。華やかな部分がない。実際、あの時代は大変だったんだなあ。最後は、故郷にかえってほしい。
こんな時代だったのね。
物語がどう展開するのか、なんとなく想像はつくけれど。
いまもこういう世界はあるのだろうけど、衛生面もいまほど整備されていない時代、病気も多くて、命がけだったんだね。
女郎になるため、吉原に売られた主人公が、自分が身売りするのも、わからず売られて、
処女をなくし、ショックで自殺しようとしたものの、いつか自分を売った男や周りの吉原の人間に復讐しようと決意する。
最初のイメージは、まず怖い!
何も知らない田舎育ちの光子。
親の借金の返済で東京へ行くことになったのだが、働き口は吉原…
紹介人さんも、何も怖いところではないと言うばかり。
果たして…
家族の為に売られていた時代。それが当たり前なら時代。。今なら犯罪。
でも、この差は人間としての『何か』の差のようなきがする。それがわかるから、『吉原』の話の作品は読んでしまう。。
無料お試しから読んでます。読んでいて凄く辛くなる内容で、主人公が辛くても、一日一日一生懸命生きているのが素晴らしい。そして強い。どうか幸せになって欲しいとおもいます。
なんとなく映画とかの影響で、少なくとも表は華やかな世界(?)のような描写だけど、、、食べるものから何から何までギリギリで、ほんとに華やかだったのかなぁ。。
昔は、こんな、感じで、女として頑張った人もたくさんいるんだろうなとおもう。そんなひとたちの努力で今の女の子の自由があるかと思うとやはり一人一人の頑張りって大事だなと思う