3.0
実在した女性なんですね。
調べてみるまで知りませんでした。
文学が好きで賢い女性だったであろうに、貧しい家に生まれたことで遊廓に売られ…
つくづく人の世は常に不公平にできていると思います。
現代よりもはるかに、努力で運命を好転させるのが困難な時代だったでしょう。
主人公がこれからどうやって行くのか続きが気になります。
頑張ってほしい。
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調べてみるまで知りませんでした。
文学が好きで賢い女性だったであろうに、貧しい家に生まれたことで遊廓に売られ…
つくづく人の世は常に不公平にできていると思います。
現代よりもはるかに、努力で運命を好転させるのが困難な時代だったでしょう。
主人公がこれからどうやって行くのか続きが気になります。
頑張ってほしい。
実在の春駒さんの日記を元にしたお話です。
実話なだけに、このような境遇に置かれた人達がいたと思うと悲しいです。
主人公が暗いとかやる気がないといったレビューも多いですが、実際の遊郭の現実はそんなものなのでは?と思います。
何をするかも知らされずに、いきなり客の相手をさせられて、すぐに前向きに仕事なんてできなくて当たり前かと。
華やかな花魁物が読みたいかたには向かない作品でしょう。
私は興味深く読めたので、最後まで読みたいと思います。
実在した女性の手記があります。 この内容をコミック化されているのに驚きました。
明治以降 末期の吉原遊郭の花魁は…借金で繋ぎ飼いの売シュン婦になっていた。過酷で非情な内容、、風俗歴史に興味あるなら楽しめるかと思います。
春駒さんの 記録を残す賢しさ(さかしさ)や粘着質すぎるかとも思える怨みつらみ執念、それなら芯が強いかと思えば妙なところで不安定な心情もよく絵柄に表されています
花魁について元々興味があって、実話と書かれていたので読んでみました。
今まで遊郭について色々な記事を読んだりしていて、デビュー前は置屋の馴染みの客が初めての相手でテクニック等教えるものだと思ってましたが、遊郭終盤では違ったんですかね?
主人公が世間知らずなところはありますが、店側も何の説明もなしに売られてきてすぐにぶっつけ本番は大変だなと思いました。
森光子さんという実在の人物(放浪記で有名な大女優の森光子さんではない)が書いた日記が元になっているようです。
東京での仕事の内容をろくに知らされもせず、19歳で売られた時点からお話は始まります。
彼女の絶望や悲しみ、恨みなど一言では言い表せない感情を記すことで、生きる支えにしていたのかもしれないと思いながら、読みました。
レビューには、主人公に対して辛口の意見がありましたが、冷静な観察眼、忍耐力がないとこのような日記は残せないと思います。
ご本人の森光子さんは、吉原を出た後、娼妓を自由廃業し、結婚されたそうですが、その後のことは分からないようです。
残された日記も一度絶版になり、再販になっているようです。過酷な状況に置かれた当時の娼妓を知る貴重な史料の一つであることは間違いないと思います。
ただ、本作は、絵が時々コワイので−1にしました。
割と最近の花魁というか、売〇婦と言った方がいいでしょうか。
無料分しか読んでいないのですが、実話だけあって暗い。辛い。
華やかな花魁話が好きな人にはむかないと思います。騙されて売られ、教育もされず、いきなり本番(すでに19歳)
よくある、子供の頃に売られ禿としてお姉さんの小間使いをしながらお稽古に通い…
というような時代の花魁達とは違います。
何とか強くたくましくなってくれればいいのですが、辛くて続きは読めません。
実話ってのがきついです。
借金抱えた家族のために、身を売ることは、同情します。が、本当に母親は身売りの実情を知らなかったのかな?と疑わざるを得ないです。あの時代、田舎者や無知な人はいたでしょうが、若い娘が借金と引き換えにする事くらいは容易想像できたはず。又、主人公の怨みツラミも読んでて、気分がよくなかったです。
春駒さんかー・・・
ものすごく悲惨な内容で、読んでいて気が滅入りそうなんだけど、
実際にあった出来事を日記に書いていたんですね。😰
本当に地獄です。
主人公は19歳の割に、意外と世間知らずだったのかな。
この時代は15、6歳でお嫁に行っていた時代でしょうから、
こういったお仕事の内容や男女の云々は、だいたい予想がついているかなーとか思ったんですが、
これから読み進めてみようと思っています。
吉原、遊郭に興味があって読み始めたが…
主人公の身の上があまりにも壮絶で途中辛くなり断念。
昔はこんな風に身売りされることが良くあったのだろうなぁ。、、、
自分なら光子の様に強く生きれただろうか。
世界にはまだこのように姓を搾取される女の子達がいる。
地獄より苦しいだろう。
身勝手な男たち、郭の楼主、許さない。
光子が、この世界から抜け出せて結婚出来ている事実がまだ救い。
レビューを見て実在した方の日記を元にした作品だと知りました。本作は明治の吉原遊郭が舞台、公·娼として登録されたり、検疫があったりと随分近代化していたことを初めて知りました。吉原遊郭というと華やかな花魁がイメージでしたが、そもそも江戸後期は絢爛豪華な雰囲気はだいぶ衰退してたようですね。作中のイメージの暗さ、春駒さんの資質による見方とも言えますが、過去に実在した世界に胸が苦しくなります。