3.0
貞子なのにほのぼのとした雰囲気が漂っている感じがして、微笑ましいなあと思いました。個人的に、子供達が可愛いと感じました。
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貞子なのにほのぼのとした雰囲気が漂っている感じがして、微笑ましいなあと思いました。個人的に、子供達が可愛いと感じました。
例えば「番町皿屋敷」というクラシックな怪談がある。
井戸からお菊ちゃんが出てきて「いちま~い、にま~い」と皿を数えるアレである。
これは当然、怪談の古典、悪く言えば時代遅れだ。
「いや、井戸とかねえし」というのが現代だからだ。
「皿割っちゃった?メルカリで買えばよくね?」というのが現代だからだ。
「リング」はもう、このあたりから凄くて、「井戸」という古典の怖いモチーフを踏襲しつつ、貞ちゃんは井戸から出てきてしかもテレビから出てくる、という二段構えであって、「いや、井戸とかねえし」という現代人の安全圏を取り払った。
しかし、そこからまた、時代は進んだ。
「呪いのビデオ」なんて言われても、もはやVHSなんか誰も見ない。
かといって「呪いのBlue-ray」とかだと、イマイチ怖くない。
実のところ、貞ちゃんもいつの間にか「時代遅れ」になったのだ。
本作は、終末世界を行く二人の少女と貞子のロードムービー的な漫画なのだれけれど、人類がほとんど滅びてもう呪う相手がいない、という世界は、何だか現代における貞ちゃんの心象風景みたいに感じられた。
無邪気な二人と、どこまでいっても悪霊でしかない貞子の、決して大団円を迎えるはずのない、可愛らしくもどこかもの悲しい道行き。
結末はわかっていたはずなのに、それでも少しだけ、胸が軋んだ。
そんなふうに作品を閉じかけておいて、ラストのラスト、貞子をもって「いや、私ってホラーの人なのよ」と唐突に主張させるような幕切れが、実に素晴らしい。
現代において改変され増殖され消費され続ける貞ちゃんの物語の中で、唯一、本作はちょっと、腑に落ちた。
最後まで読んでよかった
途中あきそうになったけど
最後まで読んでよかったってなる作品です
あぁよかった
また貞子のパロディものかなと思ったらちゃんと?鈴木光司さん原作なんですね。貞子を怖がらない子供たちが純粋で可愛いしほのぼのします。
題名が気になってしまい読んでみました( ͡° ͜ʖ ͡°)読んでみたところ内容もよくできていました!
タイトルに見覚えが…あれ?と思いながらも興味本位で読んでしまった。絵もキャラもいいのでサクサク読めて面白いです。
貞子さんって怖いイメージってか怖い話のはずなのに、、いやもちろん怖かったけどそれよりもなんか不思議?悲しい?話
貞子さんここまできましたか。
内容が、ほんわかな感じもあるけど、やっぱり貞子さん。
でもあれも、彼女なりの優しさかなとおもいます。
貞子さん、すっごく可愛い!!なんなんでしょう、この萌え設定。何のその違和感もないですよ。みんな貞子さんの虜になること間違いなし。読むたび癒されます!
貞子全盛期を知っているので最近の貞子は私の知ってる貞子と違います 笑
もっと、恐ろしい存在なのに可愛くて優しい癒し系になっています。呪う運命といえど元々は優しい女性なんだろうなと思います。