「roka」さんの漫画レビューと感想(ネタバレ非表示)

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rokaさん

レビュアーランキング319

  1. 評価:5.0 40件
  2. 評価:4.0 40件
  3. 評価:3.0 32件
  4. 評価:2.0 26件
  5. 評価:1.0 13件
レビュー投稿数:151件
ネタバレあり:5件
ネタバレ無し:146件
参考になった数:46
参考になった割合:92%
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全151件

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  1. ヒメアノ~ル へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    こういうふうにしか生きられない

    「こういうふうにしか生きられない」ということの絶望が、古谷実という作家のテーマなのではないかと思っている。
    育った環境も幼少期のトラウマも関係なくて、「決まってしまっている」ことは、あるのだ、と。
    じゃあどうすればいい?
    どうしようもない。
    だから、絶望なのであって。
    そのテーマを「こちら側」から描いたのが「ヒミズ」で、「あちら側」から描いたのが「ヒメアノ~ル」なのだと思う。

  2. 僕たちの生きた理由 へのレビュー

    評価:1.000 1.0

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    これは漫画だから

    漫画なので、やはり、「絵」と無関係には評価できない。
    絵の上手い・下手を語れる立場に私はいないが、どう考えても作品に「合う絵・合わない絵」は、ある。
    そういう意味で、申し訳ないが、致命的だと思う。
    この絵柄のおかげでホラー味がちょうどいい具合に緩和されて…なんてフォローはする気にならない。
    例えば、青山剛昌の絵で「スラムダンク」は成立しない。
    鳥山明の絵で「闇金ウシジマ君」は成立しない。
    荒木飛呂彦の絵で「名探偵コナン」は…嗚呼…ちょっと読みたい。

  3. 金魚妻 へのレビュー

    評価:4.000 4.0

    3人の方が「参考になった」と投票しています。

    漫画の官能

    個人的には、夫婦というのは確かな何かだ、と思いたいが、本当のところは、とても危ういバランスの上に成り立っているものなのではないか、ということを提示したような作品。
    それにしても、この作者の描く漫画は、それほど直接的な性描写がない場合でも妙に官能的で、すごい才能だと思う。
    それはひとえに、登場人物の微妙な心の「揺れ」みたいなものを、繊細に描けているからかもしれない。

  4. U12 へのレビュー

    評価:1.000 1.0

    4人の方が「参考になった」と投票しています。

    気分が悪い

    善人が破滅しようが子どもが犠牲になろうが首が飛ぼうが内臓が散ろうが、大抵の内容は「漫画の中のこと」として許容できるつもりだったが、これは駄目だ、気持ち悪すぎる。
    直接的な描写や囚人たちの造形の話ではない(だったらもっと気持ち悪い漫画は腐るほどある)。
    こんな形で子どもという存在を「使って」しまえる製作者サイドの神経が、気持ち悪いのだ。
    申し訳ないが、そこまでして漫画にしがみつきたいのか?と嫌味のひとつでも言いたくなる。

  5. シグナル100 へのレビュー

    評価:3.000 3.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    地雷だらけ

    「何をやったら死ぬかわからない」というシンプルなルールだが、どこに地雷が埋まっているかわからない面白さはある。
    ただ、その設定の面白さを活かしきれていない気もする。
    「そうきたか!」という感動が薄い。
    また、登場人物たちにいまいち共感できないのもマイナス。
    最近、「犯人」サイドが同情に値するせいで、「主人公」サイドに乗っかって応援しにくい、という漫画が多くないか?

  6. さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ へのレビュー

    評価:3.000 3.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    赤裸々

    あまりに赤裸々すぎて、胸が痛くなった。
    「ここまで正直に語る必要があるのか」と思うくらいに、ストレートな告白である。
    そこにあったのは、決して美しくはないけれど、紛れもない全身全霊であった。
    ただ、余計なお世話だが、こういう種類の「自分の切り売り」には、遅かれ早かれ行き止まりが来ると思う。
    そうなってからが、作者にとっては本当の勝負なのかもしれない。

  7. ジョジョの奇妙な冒険 第5部~PARTE5 黄金の風~ へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    2人の方が「参考になった」と投票しています。

    神は細部に宿る

    今回は「ゴッドファーザー」を下敷きにしたマフィアもの。
    「いつものジョジョ」の楽しさももちろんあるが、舞台であるイタリアに対する荒木飛呂彦の徹底したリサーチぶりが素晴らしい。
    その姿勢、やはり、荒木飛呂彦は岸辺露伴だよな、と思った。

  8. パーフェクト ヒューマン へのレビュー

    評価:2.000 2.0

    5人の方が「参考になった」と投票しています。

    設定と展開のアンバランス

    漫画の設定に対して、「こんなのありえねえし」と何かと言うつもりはない。
    が、「設定」と「展開」が、ちょっとアンバランスすぎやしないだろうか。
    5人揃えるのには多分、ものすごい労力なり革命的な技術なり天文学的なコストなりがかかっているはずで、それで、ボクシングて。
    そこでもう、出鼻をくじかれた。
    先々にはすごい展開が待っているのかもしれないが、この手の「設定勝負」の漫画は、スタートでこけたら駄目だと思う。

  9. あいの結婚相談所 へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    1人の方が「参考になった」と投票しています。

    新しいハッピーエンドの形

    打算的な結婚を求めたり、結婚に過剰な夢を抱く人々が、「笑うせえるすまん」的なノリで地獄を見る話かと思ったら、全く違った。
    何ともオリジナリティーに溢れる、変化球のハッピーエンドがそこにあった。
    現代は、難しい。
    ロマンチックな恋愛の延長としての結婚を描けば「現実的じゃない」「夢見すぎ」となるし、かといって、打算だけでは寒すぎる。
    そして、どっちを描いても、作品としての新しさは別にない。
    薔薇色の結婚は信じられない、鉛色の結婚は信じたくない、そんなワガママな現代において、「恋愛」から始まるのではない「愛」だってあるかもしれないぜ、という結婚の可能性を描いてみせたことには本当に価値があるし、素晴らしいと思った。

  10. クダンノゴトシ へのレビュー

    評価:5.000 5.0

    1人の方が「参考になった」と投票しています。

    牛のジェットコースター

    死の予言から逃れようとする若者たちのサスペンス。
    「件」とは一体何なのか?
    運命を変える術はあるのか?
    というのがストーリーの基本線だが、死に直面した登場人物たちの生き様や、交錯する思惑も見もので、「みんなで協力して運命に立ち向かう」という単純な構図とは一線を画している。
    時系列を錯綜させる構成や、一種の群像劇的な見せ方も、技術の高さが半端ではない。
    「モンタージュ」にしてもそうだが、この作者は作中で時系列を操作するのが上手い。
    そしてまあ、信じられないくらいに物語は動きに動く。
    本当に、動きすぎて困った。
    この過剰な「動き」を受け入れられるかどうかが、評価の分かれ目になると思う。
    個人的には、大満足。
    どちらかと言えば、ジリジリ迫りくる死の恐怖を、牛のように単調な動きのスローなストーリーで見せるのが似合いそうな題材なのに、繰り広げられるのはジェットコースターもびっくりの怒涛の展開。
    あまりにもスピーディーで、あまりにもサスペンスフルな傑作。

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