みんなのレビューと感想「裁判長! ここは懲役4年でどうすか～ぼくに死刑といえるのか～」（ネタバレ非表示）

好奇心からだけでなく、

自分自身も「傍聴」に行きたい〈参加したい〉と思えました。
と、いうのも「犯罪者」＝「悪人顔」・・・いかにも！な雰囲気の人、という思い込みが
私たちにはあります。実際に「見るからに悪そう」という人相の人も居るかもしれないけれど、
世の中で起きてる犯罪は、一見おとなしそうな、どこにでも居る雰囲気の人により淡々と行われている？
そうした現実、また犯罪を起こしてしまった、そこまで追い付けられた理由？など人によって千差万別。
新聞テレビなどでは、事件の表面しか伝えておらず、その深層心理までは見えてこない。
この漫画を読んでいて、そんなことを感じました。

文庫本も面白いよ！

原作の文庫本も、コミックも全巻読みました。文章で読んでも十分面白かったし、コミックになったら、あ、この人こういう顔してたんだ、とよりリアルに法廷ドラマをイメージできるようになって更に面白かったです。
ただ、一つ一つが法廷ドラマなので、被告に情状酌量されて良かった！と思う話もあれば、被告をクズとしか思えず、こんなやつに裁判すらやる必要あるのか？と思うことも。こういう部分もリアルなんだと思いますが、だから面白いだけじゃなく、重く感じたり読みたくないと思った回の話もありました。
無駄に美人な検察官は、実際にはいるんでしょうかね？笑

第１話を読んでいてしょっぱなからこの作者、傍聴してると共感できるハンザイが多い。と言ってました。どういう事ですか？この作品の第一作のチカンの話でも触ってから捕まってとか頭おかしい事言ってましたし。サイコパスだなと思いました。この人は一度捕まった方がいいですよ。作者の方こそハンザイシャの要素だらけです。

裁判員裁判の制度自体も最近は忘れていましたが、回ってくる可能性は十分あるんだと再認識していろいろ考えてしまいました。
傍聴ならしてみたいけど、果たして自分が裁判員になったら冷静に判断できるのかな？
傍聴と裁判員って根本的にちがうことが、自分としてはすごく感じられました。

これは

実話？それともフィクション？どちらにしても、作者は裁判を実際に何度も傍聴してストーリーを組み立てていることがよく分かる内容。いつか自分が裁判員になることもあるかもしれない、実際に傍聴に行くことは難しくても、こういう作品で勉強しておくとよいのかも。

裁判を傍聴する事って、簡単なんだと初めて知りました。
都内だと、大きい事件とか沢山あって、時間があれば、色々見られて良いなあって、思ったり、見ている方も、緊張するんだろうって思いました。
これから、色々なドキドキする事件が取りざたされる事を期待します。

同タイトルから

同タイトルから検索ヒットして読みはじめてます！まだまだスタートというところですが、あり得ないと感じる設定もリアルに感じます。普通はないよね…ということが裁判所で起きていることがよくわかりますね。読み続けます❗

北尾さんのその後

裁判の様子を細かく描写されていてとても好きな作品です。映画も面白かったです。
このお話では北尾さんが傍聴のプロになっていてさらに臨場感は増します。でも、相変わらず裁判を楽しんでいます。

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面白いです。
傍聴に興味がでました。
実際に報道される事件の裏の話や本当の部分って本人達にしか分からないんですよね。
この作品は絵がどうのとかじゃなく、キャラの表情とリアルな空気だと思います。

より重い内容

裁判員裁判を描いているので、より人間模様が色濃く写し出されていて面白い作品。裁判員裁判って、ホント裁く側も裁かれる側もある意味運なんだろうなあと考えさせられる。