3.0
とても
とっても心にささるお話です。
うちの祖母も、こういう、いわゆる最期のときを過ごす病院で亡くなっていきました。
看護師さんたちはこういう事象に慣れているのかもしれないけれど、でも、やはり長い間一緒に過ごすので、次来たら亡くなっていた、ということがとてもつらいとおっしゃっていました。
こういうことを伝える漫画がもっと増えるといいなと思います。
- 0
とっても心にささるお話です。
うちの祖母も、こういう、いわゆる最期のときを過ごす病院で亡くなっていきました。
看護師さんたちはこういう事象に慣れているのかもしれないけれど、でも、やはり長い間一緒に過ごすので、次来たら亡くなっていた、ということがとてもつらいとおっしゃっていました。
こういうことを伝える漫画がもっと増えるといいなと思います。
そうとばかりも言えない現実もあり、時と場所を自分で選べない事も多い。
自分が死ぬ時はどんな風に、なんて考えたこともないし予想も出来ない。
看取りを仕事にするのは精神的にきついですよね、本来は生きててに数回あるか無いかの事。
命に係わる仕事に携わってくれている方々も決して慣れる事はないし、頭が下がる思いです。
だけど、ファンタジー。
漫画だからでしょうか?やはり結構救いがある描き方をされてらっしゃる。
高齢化社会と核家族化によってより家族の縁が希薄になってきてる。
家族が最後まで親を見るのは最早幻想なのでしょう。
言い方は悪いですが、医療や介護の現場は人柱のように思えました。あらためて。
個人が自分らしく最後を迎えるのは大変ですね。
1話だけ読んだ感想ですが、同室の人がいっぺんに亡くなったからといって、みんなお友達になりたかったのかな?とか、今頃天国で仲良くしてるかな?とか、ちょっと自己憐憫に似た看護者の感傷にしか感じませんでした。後、父もホスピスに入院していたのですが、裏で「ゴミ捨て場」と呼ばれていたんでしょうか?創作物とは言え不快に感じました。
子供の頃は死ぬ事が怖くて、大人になり子供を産んでその子供が大きくなり大分自分も自由になりました。
この漫画を読むまでは死に対して怖いって気持ちを忘れてたけど、5話まで続けて読んでいたら急に怖くなりました。
いつかは死んでしまうものだけど、この怖さはまだやりたい事、やり残した事があるから怖いんだろうなと思います。
ことし父が緩和ケアに最後入院して、約二ヶ月後に亡くなったのでとても他人事と思えない。
緩和病棟ではとても良くしてもらって、看護師さんもお医者さんもリハピリさんも、ケアマネさんも、栄養士さんもどう安らかに最期の時を過ごせるか考えてくれてた。技術は上がらないかもしれないけど、とても温かい職場だったように思った。
内容は考えさせられるものがあり、興味深く読んでいます。
第3話『幸田ヨシ』さんの回、佐々木倫子さんの『おたんこナース』と同じようなネタ(患者さんの想い人を、看護師のモノにしちゃったよ!だからもう来ないんだよー、と思わせるもの)があり、少しモヤモヤしました。よくあることなのかな……
透明なゆりかごとは違う視点での命についてのストーリー。透明なゆりかごは産まれてこれから人生を歩んでいく命を見守るストーリーもありますが、こちらは死に向かうのが決まった人達を見守るだけのお話。一見、正反対の様に見える二つのストーリーですが、どちらも命に向き合い、考えさせられるお話です。
悲しい話もあるけどごくごく日常的なお話もあり。知らない世界を知ることができる漫画。しかし院内食って献立とか自由に決めていいの??栄養バランスとか考えられていると思っていたが・・・(グループホームでご飯を作っていた時はしっかり決められていた)割と自由なんだな。。
身寄りがない方の最後を読んで、自分もこんなふうに、一人でなくなるのかとリアルに思いました。それは悪い意味ではなく、身寄りがなくても、周囲の人達に感謝を忘れず、心の中に大切な人を思い出すことで、寂しくなく逝けるのかな、と思いました。
普通の漫画にはない、リアリティがあり、おもしろいです。