お別れホスピタルのレビューと感想

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  1. 評価:5.000 5.0

    配信分読みました。

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    父を肝臓ガンで亡くした日を思い出しました。
    もう骨にまで転移していて、余命は半年と言われましたが2ヶ月もしないうちに痛み止めで意識が朦朧としており、もう長くないんだと言うのを悟りました。
    最期ってこんな感じだった。
    私たち家族はこんな対応をした、先生や看護師さんにはこんなお世話をしてもらったなど色々思い出します。

    低評価のゴミ捨て場という表現についてですが、この作品の登場人物がそう思ってるわけではなく、
    裏でそう呼ばれてるってわかってるけど、
    それでも頑張って死期の近い患者さんと向き合って、お仕事されてる看護師さんのお話という感じで受け止めました。

    敬語で話してないとか敬意がないとかわかりませんが、私はこの作品の看護師さん達のように、明るく対等に接してくれる方が安心できます。
    お気に入りの患者さんと苦手な患者さんがいるってのもある程度は仕方ないと思いますがね。
    そりゃ実際の現場では言わないでしょうけど、あくまで漫画の主人公の視点の話だし、苦手な患者さんを虐げてるわけではないので特に気になりませんでした。

    • 160
  2. 評価:5.000 5.0

    生きる意味と死ぬ意味

    私たちは生まれ、生きている、それは死ぬ為に。聞いた事がある。人は生きた様にしか死ぬ事はできないんだと。

    沖田×華さんの作品は色々読ませて頂いた。どれも哲学を感じるので好きだ。

    良い人生とは何だろう?
    人を幸せにし、自分も幸せになる事だと私は思っている。

    4年前に祖母が98歳で亡くなった時の事を思い出した。やはり終末期病棟だが胃ろうをして8年生きた。
    認知症も有ったが、ずっと寝ていて、大声を出したり徘徊したり、暴れたり点滴を抜いたり、など一切無かった。ただ毎日静かに眠っていた。
    かつてはどこにでもいた、貧しいが健気で、思いやりに溢れ、人の幸せを祈る優しい祖母。
    私は祖母に生き方を教わった。

    今日亡くなるだろうと言われていた日、家族がみな集まった。荒い呼吸が病室に漂う中、私と妹は祖母の冷たくなって行く両腕を摩った。夜、ほんの15分ほど家族が病室を離れた瞬間にその時が訪れた。突然息が止まったのだ。私一人、大声で祖母に、まだ逝かないで!!!みんな戻って来るから、まだダメだよ!逝かないで!と、泣きながら、祖母を揺さぶって叫んだ。人の死というものに初めて直面した。

    家族が戻って来てすぐ、死亡確認が行われた。

    私とふたりきりの時に祖母は亡くなった。私ひとりに看取られたかったのだろうか?
    たったひとりで溢れる感情を晒させ、その死に様で私に

    ばあちゃんの生き方は正しかった、
    良く死ぬには良く生きなければならないんだよって、教えてくれたのだろうと思っている。

    人は生きた様にしか死ぬことはできないんだという事を。

    • 150
  3. 評価:5.000 5.0

    わかるわかる!

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    沖田先生の「透明なゆりかご」を読んでファンになりました。私は有料老人ホームで働いている介護士です。私の職場も「終の住処」なのですごく共感する部分があります。お気に入りの患者さん(利用者さん)を見つけて仕事するとか、わかるわかる!っていう感覚だし、20代のコ達が「虚しい」とか「ツライ」とか言って辞めていくのもわかります!延命についてもいろいろな考えがあって、一日中叫んでる人や場を和ませる人、いろいろな人の最期を看取ることがあります。もちろん、連れて行ってしまう人がいたり。。。
    妊娠出産の「ゆりかご」、墓場までの「さよならホスピタル」両極の全てを病院を通して描いている沖田先生。元ナースだからこそ描ける世界だと思います。妊婦だったことを懐かしく思って読み始めた「ゆりかご」今の仕事に近しい「ホスピタル」今後も読ませていただきます。

    • 84
  4. 評価:5.000 5.0

    職業は違うけど…

    介護福祉士として働いて13年になります。
    私は看護師ではありませんが、看取りの場で働いています。
    働き始めて初めての夜勤で患者さんが亡くなってしまった日は、怖くて震えてしまい何も出来ませんでした。
    もう10年以上も前の事ですが、死に直面すると一瞬真っ白になってしまう自分がいます。

    生き者に死はつきものですが、私は最期の時を誰と過ごすのか。
    何処で過ごすのか。
    どんな最期になるのか…
    沖田さんの漫画は深く考える内容がとても多く、ストーリーに入り込めると思います。
    続きを楽しみにしています。

    • 62
  5. 評価:5.000 5.0

    同じ医療職として

    これが医療職の現状かと思います。
    この仕事でないと分からない事が
    漫画からは沢山読み取れます。
    一般の方からしたら酷いとか
    色々思うことはあるかもしれませんが
    看護、介護ってこんな仕事で
    こんな日常が多いです。
    毎日物凄いストレスとの闘いです。
    お金もらってるからとか
    仕事だからとかそういう感情では
    やっていけない人権侵害も多々あります
    患者からの暴言、暴力、セクハラ行為
    これは認知症だからとか高齢者だから
    入院してる患者だから許される
    行為なのでしょうか?
    プロだからやって当たり前と思う方
    あなたが一度やってみて下さい。
    命を扱ってる仕事なのに
    全然見合わない低給料に慢性的な
    人手不足に悩まされる医療現場
    これでも酷いと言えるのでしょうか。
    漫画からは医療職の悲鳴と現状が
    ヒシヒシと伝わってきました。

    by 匿名希望
    • 60
  6. 評価:5.000 5.0

    考えさせられます。

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    祖母のことを思い出しました。
    祖母は元気でしたが、最後は施設で過ごしました。母を早くに亡くし、父と祖母だけで暮らしているうちに、祖母が鬱状態になったためです。施設に移ると元気になりました。お友だちができ、最後はどうやら恋までしていたようです。施設ではお祭りなどのイベントがあり、家族も招待されていましたが、来られる方は殆ど見ませんでした。
    祖母は寝たきりにならずに亡くなったのですが、この漫画のように入院して寝たきりになってなくなることが多いのでしょうね。もし自分なら、そのときどんなことを考えるだろう…想像がつきません。
    「子供は親が育てたように育つ」という言葉が凄く心に残りました。
    他人は自分を映す鏡という言葉もあるように、自分がどう生きたかが人生の最後に答えとして表れるように思いました。
    今、これから、自分の生き方を考えました。

    by 504
    • 58
  7. 評価:4.000 4.0

    考えさせまれます

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    私の父親は末期ガンで、ホスピスを検討してましたが転院間に合わず亡くなりました。当時の私は8歳、妹は産まれたばかりでした。
    延命を望んでいるおばあちゃんを見て、ほんとに大事だからこそ、どうしたいのか…
    本人のために?自分のために?延命したいのか、それとも…
    すごく考えさせられる作品です。
    感動とか、そんなのはないですが…
    個人的に、読んで正解と思います。
    沖田さんの作品は、大事なことを教えてくれる作品だと思っています。

    • 38
  8. 評価:5.000 5.0

    綺麗事ばかりじゃない

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    リアルな内容に共感です。
    ゴミ捨て場と言う言葉に過剰に反応している方もいますが、嫌なら自宅で最後まで看取ったらいいんじゃないですかね?
    最後を他人に任せると言うのはそう言う事ではないんでしょうか。
    お気に入りの患者も嫌いな患者もいて当たり前。
    綺麗事ばかり書いてるような漫画より、この漫画の方がよっぽど考えさせられます。
    酷評している方達も最期にゴミ捨て場に行かないといいですね。
    少なくとも私は行かなくてもいい人世を送りたいと思いました。

    by 匿名希望
    • 29
  9. 評価:5.000 5.0

    ズンとくる

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    第4話の、
    「自分の生き死にを最終的に決めるのは家族」
    「『長生きしてね』って言う家族ほど何もしない」
    心に重くズンと来ました。
    毎日のように患者さんが亡くなる現場で、その多種多様な家族を見てきたからこその言葉ですね。
    私にも、もうあと数年も経てば介護や認知症などの心配が出てくる齢の両親がいます。
    その時、自分に何が出来る? 介護疲れで、親が「自分を育ててくれた一人の大人」だと言うことを忘れ、疎ましく思ったりしないだろうか?
    目を背けたいけれど、知らなくては、考えなくてはいけない現実に向き合わせてくれる作品です。

    • 25
  10. 評価:5.000 5.0

    リアル

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    私は介護士として8年、認知症の方のお世話をしていました。
    読んでいて、すごいリアリティを感じました。
    特に4話目だったか、幸田さんには大爆笑。
    お気に入りの男性スタッフにそれはもうセクハラしまくってました。確かにナイスミドル←古!でしたね。
    お気に入りの利用者さん、沢山いました。
    お亡くなりになるのは寂しい、けど若く健康な体で新しい人生の始まりですね、と思っています。
    自分の両親が逝く時もそう思えるのか、わからないですが。
    その後の回の八重さん、お父様が亡くなって初めて感情を取り戻せたんでしょうか。
    時に笑い、時にウルウルし、リアリティもあり、とても読みやすいですね。
    点数を取りたい医者には閉口しましたが、全ての先生がそうではないだろうし、そう思いたい。
    現在乳癌で検査、抗がん剤、手術をしている立場から。今後ターミナルに行く事になったらこんな看護師さんのいる病棟が理想です。ちょっとクールですけどね。

    by 匿名希望
    • 24
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