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非常に、リアリティーがあります。正直、怖い作品ですが、だからこそ、読む価値があるのかも知れませんね。
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非常に、リアリティーがあります。正直、怖い作品ですが、だからこそ、読む価値があるのかも知れませんね。
たびたび人に執着や依存する者、無神経に気持ちをぶつける者を見掛けるが、その大半は、意外と学歴が義務教育以上だ。義務教育止まりでも、きちんと必要最低限の躾を親からされている。
もしかしたら、ネグレクトや虐待を受けた、人に愛情を持つことが出来ない者よりも、親から普通に愛情をもらい、ある程度の学を提供されて育った者の方が、上手く行かないのは人のせいだと考え始めた時、なかなか本質に気付けずに苦しい思いをし、困り果て、ぶつけどころが分からず1番厄介な思想になるのかもしれない。
ある程度の親の愛情や物を手にして来た為、今ある物や環境を不満に思って心がこじれた時、逆に、自分に足りないものを見つける事が困難になり、改めて自分を見つめ直す事が難しいのかもしれない。
その結果、罪悪感は後から付いてきても、自分のとってしまった行動は、全て人のせい、になってしまうのかもしれない。
これはこじれてしまった本人もだが、それをカバーする側の人達も同様、解決に持って行くのは、とても大変かもしれない。
よく、高校、大学、専門学校を通わせて貰っていても、親から冗談で兄弟と比べられた事が1度あるだけで、悲劇のように自分の親を毒親やネグレクトだと言う者がいる。そして色んなものに執着、依存が始まり、人のせいに。
人のせいになってしまっているので、人の否定的な言葉は受け入れられず、自分に肯定的な言葉しか頭に入らないので、周りも自然と肯定的な人ばかりになってしまい、ますます悪循環になってしまうのだろう。
これは社会問題かもしれない。
初めのケースで猫が悲惨な目に遭うので。
あの描写はいらないです。
想像力のある人なら前後の描写で解ります。
そういう精神疾患の方たちを扱った題材、というのは解ります。
ですが、グロ耐性のない人にはつらいだけ。
興味はそそられますが(犯罪者の心理。もしくは精神疾患が起こる原因)、私が知りたい部分は今後も出てこないかなと思います。
ただただ胸が押し潰されそうに苦しくなっただけ。
それと、作中では両親の愛情不足や育て方が原因、と断定されてましたが、
私個人の見解ではケースバイケースでは?
と、この手の犯罪者、精神疾患をもってる方に対して思っているので、無料5話分ほどで読むのを止めておきます。
なんだろう……この手の話の残虐描写、本当に猫が犠牲になる率高いんですよね。
私、割とグロいの読むんですが、猫が対象になるともうね……しばらく再起不能になります。
いっそ、大の男の悲惨なシーンなら読めるんだけどな。
只々、怖くなった。
厚労省調べと記載があるんだから、日本の30人に1人が精神疾患だというのは本当なんだろう。いや、古い記録だから今はもっと多いかもしれない。
もちろん、精神疾患とはいえ重度〜軽度までいるのは分かってる。
でも、軽度は重度になる可能性を多分に秘めてる。
学校の1クラスが30人だったら、その中に1人だ。
100人の従業員がいる企業なら3人だ。
事実、以前勤めていた会社にも、明らかな精神疾患がいた。しかもそれが部長。やべぇ会社だった…
ヤバい奴が町中にゴロゴロいるってことだ。普通に毎日、すれ違ってる。
この作品がそんなことを言いたい訳ではないことは百も承知。
それでもやっぱり、そんな奴らを野放しにしておくのは危険だよ。
何かがあってからじゃ遅い。
いつもいつも、事件が起こってから何かを変えようとする。先に手を打とうよ。
まぁ、何百万にもいたら、警察も行政も手が回らないけどさ。
精神疾患の診断が下されたら、罪に問われない社会を見直すべきなんじゃないの?
精神疾患の加害者は病院に閉じ込めておけよ。外には出せないよ。
誰のせいでもないのかもしれない。
そして自分もその予備軍かもしれないし、予備軍になり得るのかもしれない。
でも俺は、精神疾患で誰かを殺めるくらいなら法律で殺されたい。
自分が誰かに危害を加える危険性があって、家族や友人•知人に仕方なく殺されたら、俺を殺した人間が自責の念に駆られてしまう。そんなのは嫌だ。
この押川という人物、事態の改善に役立っているかな?と疑問。
本人や家族に「あなたのこういうところが悪い」と告げるのは良いが、大事なのはその先。
本人からタバコやジュースをねだられ、何も声かけせずにホイホイと渡してしまう。「よくいる厄介な奴だな」と現状把握するだけでは意味がない。本人にとってはカモが増えただけ。
奢り抜きで本人から信頼されないと、人間関係を築いたとはいえない。延々と話をしないといけなくなるし、時間はかかるが、そこをやってこそのプロては?と思った。
厳しい意見すみません。
1話目を読みました。親が子供に対してどう接していたかというのが大事なのではと思いました。ここまできてしまうには、そこにいたるまでの背景があるはずで、しっかり子供をみてあげてほしいと思う反面、世襲しなくてはならない環境となると子供に見えない負荷がかかってしまうのかな。。やりすぎて無理しすぎると今回のケースのようになる可能性というのは誰にでも起こりうるのかもしれない。子育ては難しいと思いました
実話に基づいた精神疾患に関する漫画です。
ご家族や身近に精神疾患者がいない人にこそ読んでほしい。痛々しい描写もありますが、実際にそういうことをする人がいるんです。
限界を迎えている家族、思考を放棄した医療機関、見て見ぬ振りをする第三者、
その現実を少しでも多くの人が知るきっかけになったらいいなと思います。
あとは押川さん、いきなり呼び捨てだったり態度が威圧的だったりと嫌悪感を抱く人も多いと思うんだけど、押川さんなりの思考を知って(実在する方なので、調べたら分かるかと思います)、印象は変わりました。それでも、一応私も福祉に携わる者なので、真似はできないなと思いましたが…笑
非行に走る子どもを育てる親は本当に大変だと思います。でも、この漫画をみて、育った環境、親の接し方、適切な療育を受けてこなかったことも原因になるうる...怖くなりました。
殺してほしい、居なくなってほしい、そう願ってしまう親の気持ちも、痛いほどわかる。自分の手に追えなくなってしまってからではもう遅い。
押川さんは厳しくもあるが、本当にそんな人たちと向き合おうとしている人。いろいろなケースを取り上げているストーリー。
勉強になりました。
精神疾患の要因が家庭環境にあると解釈する人も多かろうというところで星3つ。
父親に問題がある家庭が多数登場するが、これは作者が訴えたい趣旨に沿った事例をチョイスしているのか、有意にこのような事例が多いのかは物語からは判断できない。
家族に支えられて、時には家族と決別して、回復していく子供たち。一方で道が断たれるケースも描かれる。
もし自分の家族が精神を病んだら、その時自分はどうするだろうか。
話がリアルだなと思います。
小さい頃からアレ?おかしい?と思うところがあっただろうに見過ごされ、大人になり、手がつけられなくなって困っている家庭は少なくないと思います。
適切な環境で育っていたら、こんな大人にはならなかっただろうな。親は苦しんでいるだろうけど、本人も苦しかっただろう。
しかし過去には戻れないので、大人になっていても、社会に適応できる希望が持てたらいいなと思いながら読んでいます。