5.0
雰囲気が独特で
ストーリーとしてはストレートで、純愛的な、好感が持てました。恋愛対象の中年ヤクザも、なんか清濁合わせ持った人ですごくセクシーに感じました。すべて懸けてもいい恋愛、そのいさぎよさ、強さ、愚かさ、そして幸福がくどくなく描かれていて面白かったです。
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ストーリーとしてはストレートで、純愛的な、好感が持てました。恋愛対象の中年ヤクザも、なんか清濁合わせ持った人ですごくセクシーに感じました。すべて懸けてもいい恋愛、そのいさぎよさ、強さ、愚かさ、そして幸福がくどくなく描かれていて面白かったです。
世間から見ると怖い人、しかもすごい年上なのに怖いと思わず好きになってしまう気持ち
若い時の自分と重なって一気に読んでしまいました。危険な人だから好きになるのは良くない、じゃあ、好きは止められないないんですよね、、
ヤクザでも、逆瀬川さんは瑠璃にはすごく優しい。それだけで瑠璃は幸せなんだから。
周りの大切な人がどんなに止めたって、申し訳なく思ってたって、強く思い合う気持ちは止められないんですよね、、
賛否ある終わり方でしたが、最後の瑠璃の幸せそうな顔でわたし的にはもうこの上ないハッピーエンド!!
若い頃の恋を思い出させてくださりありがとうございました!キュンキュンしました、、
苦手なものが好きになってて、あれぇ?って考えて、しばらくして成長したんだなぁと思う瞬間は誰にでもあると思う。なんでもない事だと気づかない事でも、そこに思い入れがあると咀嚼に時間をかける。主人公はじっくり咀嚼してのみ込む。そんな女の子のお話。
登場人物の心理描写が秀逸です。
小学生の学芸会に大河主演レベルのキャストが出演していた感覚です。
小説より文学に近い。
久々にガツンときました
初めて出会ったタイプの恋愛漫画
日常で出会うすこし気になる年上のお客さんに惹かれてしまう普通の女子大生
リアルな世界の反社ってたぶんだけど一般人のコンビニ客に蹴りを入れたりしないんじゃないかと思いつつ。
不思議な雰囲気のある人に惹かれる気持ちやいい悪いだけで好きな人を選べない気持ちが分かり、なんとも言えない気持ちになりました。
まだすべて読んでいないのでちょっとずつ読み進めていけたらいいなと思います。
潜熱とは、温度は変わらないのに、物の状態を変える熱、だそうで。氷がジワジワ溶けるような、水が、いつの間にか蒸発して無くなるような。
こちら、ヤクザものですが、イケメンな若とか、ファンタジーなラブラブ展開はなく(もちろんそういうのも好物ですが)、オッさんヤクザと女子大生が、日常の中で静かに距離を詰めながら、恋に堕ちていくお話。お互いが欲しい、それだけで、不倫でもないのに、周囲を巻込み傷つけ、自らも傷ついていく様は、リアルで、他のヤクザものとは、明らかに一線を画してます。そんな危うい中でも、オッさん自虐ネタとか、トモちゃんとのワチャっとした会話に、フフッともなれます。始終、瑠璃さんと呼ぶ逆瀬川と、静かに一本気な瑠璃ちゃん、2人の熱いけどフラットな温度が、すごく好みでした。
どこにでもいる普通の可愛らしい女子大生瑠璃と反社会勢力の中年男性逆瀬川との恋愛話です。
正直、他の方も書かれていましたが、この中年男性に魅力を感じられなかったです。イケオジといわれる部類でもないし、平気で横入りした人を蹴ったりするし…。
よくあるヤ○ザとの恋愛話だと、ヤ○ザっぽくなかったり、一般人には優しいとか、ヒロインには甘々なのに同業者にはめちゃくちゃな事をして、そのギャップがすごかったり…。なんとなくだけれどヤ○ザが好きとか嫌いとか抜きにして魅力を感じるキャラが多いのに、この中年男性には魅力を感じませんでした。
私自身は個人的に反社会勢力には反対派ですが、それを考えないようにして読んでみましたが、なぜ瑠璃が逆瀬川にそこまで執着するのかが理解できなかったです。
でも、だからこそ世の中でよくある「あんないい子がなぜあんな男と!」「普通のご家庭の子がなぜあんなことに!」「いいご両親に育てられたのに!」という現象があるのかなと、妙にリアルでした。
他人の恋愛はほんとーにわからない。当人同士にしかわからない。
親御さんのことを、考えると切なくなりましたが、何度も言うようにだからこそ、妙にリアルで私は感慨深かったです。
じっくり読むことをオススメします。
胸キュンとかじゃなくて、完全に危ない人だとは理解しているが、ゾワッとかゾクっとする感じの、うまく説明出来ないけど気になる人というのは現実社会でも存在すると思う。
それが恋かどうかというと怪しいのだけど、しかしそこら辺によく居る、なんかいいなぁあの人。と思う人よりずっと気になって仕方がないのならもうしょうがないと思う。
それが恋じゃ無かったと気がつく時が、その恋の終わりなんだろうな。
まだ社会の裏も表も知らない女子学生が、バイト先で会った裏社会の父親ほど歳の離れた男性に惹かれていくっていうのは、あり得なくはないだろうと思う。ギャップ萌えしそうな要素はある。でも目の前で客を蹴飛ばしたり暴言吐いてるのを見たら、普通は恐怖心を覚えて関わらないようにしようと思うはずなので、怖いもの見たさにしもそこまで惹きつける何かがもう少し丁寧に描かれていたら、ハマったかもしれない。
どなたかのレビューに文学的とありましたが、
確かに「昔の文学小説の現代漫画版」
と思って読むとなるほどなと思います。
細かな設定や展開など疑問がなくはないですが、
そんな細かいことよりも
作者さんが表現したかったであろう描写
はヒシヒシと伝わってきますし、そこに感情移入してしまう面もあります。
万人受けするストーリー&ラストはないでしょうが、漫画(フィクション)ならではのデフォルメと思えば
人を好きになるって本当に理屈じゃないし
幸せの基準もそれぞれだよなぁ
という点においてここまでリアルに描かれた作品は貴重と思います。
ここまで思い切って描き切られた作者さんに敬意を表したいです!
面白かったです☆
ありがとうございました♡
ダメと分かっていてもどんなに反対されても誰にも止められない想い。
幸せになれはしない、どうして彼なの?他に男はたくさんいるでしょう。散々言われてきたけど…でも離れられない。
親にも友達にも気軽に紹介出来ない相手。
それでも好きで周りの事なんかみえなくなった。彼が私の全て。彼以外の事はどうでもよくて夢中で愛し愛された。
もうその彼の事は卒業し、別の幸せを見つけたけれど、若さ故に突っ走り過ぎたあの頃。
…心配してくれた人達にはごめんねとこんな私に今でも見捨てず付き合ってくれてありがとうの気持ちしかない。
友達の反対より自分の気持ちを優先した瑠璃。
幸せの向こう側には何が待っているのかな。