真早さんの投稿一覧

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作品レビュー
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21 - 30件目/全36件

  1. 評価:5.000 5.0

    大笑いしてんのに涙がぽろぽろ

    切ない…
    最高にいい意味で。

    東村アキコさんの作品はあっけらかんと楽しくて、大好き
    でも、こんなに繊細で、甘酸っぱくて、激しくて、めっちゃあったかい気持ちを持ってる人なんだなって思って
    ますます好きになった

    なんでもないとこで笑ってんのに何時の間にか泣いてる自分がいた
    時々それは大泣きになった

    若い頃の至らなさ、あり得なく幸せな気持ち、夢でいっぱいの心と現実のさめた自分…

    一番感謝したい大切な人こそ、重くて素直に伝えられない
    一番大事な人なのに、何故か離れてしまった

    具代的な当時の流行もさることながら、実体験はほとんどかぶってないのに考えてたことがすごくかぶっていて、ものすごく共感出来ました

    共感出来れば、それは最高の感動であって、もう、それだけで胸がいっぱい

    大人になって、若い頃をただ、あの頃に戻りたい!と単純に振り返るのでなく、心地よくほろ苦いのがすごくよかったです

    読後感最高でした
    ありがとう…(^-^)って作者さんに伝えたいくらい…

    • 5
  2. 評価:5.000 5.0

    教育者にこそ読んで欲しい

    自分も、教育に関した仕事をしているにも関わらず、「知的ボーダー」という範疇がある事さえ知らずにいました

    教育する公的機関と、政府などの大きな機関の両方に全く知識の足りていない事だと思います

    漫画だと、すんなりと入っていけるし、わかりやすいです

    子供を持つ前の将来、健康とされる子を持てる人達にも読んで欲しいと思いました
    人に教える立場の人間として、本当に本当に為になりました

    たった一人でも受け入れる側に、圧倒的な共感者が増えました、増やす努力をしていきますよって、作者さんに伝えたいです‼‼

    • 13
  3. 評価:5.000 5.0

    偽善ではない澄みきった優しさ

    作者さんがアスペルガー症候群の方だという事を先に知った上で読みました
    先に「ますます毎日やらかしてます」を読んでから、この作品を読んで欲しいです

    いわゆる「空気の読めない人」の作者さん
    だからこその思いやりと愛情に重みを感じます
    容赦のない独自の視点というものが強く感じられます

    子供が欲しかったのにいない人にこそ、読んで欲しい
    私もその一人だから…
    でも、たった一度しかない人生なのに子供を持てなかったという深い深い奥底にある思いが、子供を持てなかったというかけがいのない人生だと感じることが出来ました
    持てても、自分より何倍も辛い辛い思いをしている人もいるんだなあと知ったから…

    とても重いのに、何故かとてもしあわせであたたかな気持ちになれるのが、この作品の特徴だと思いました
    私は飼ってる猫ちゃんを命がけで大切に生きていきます
    (⌒▽⌒)

    • 18
  4. 評価:5.000 5.0

    やばいくらい可愛い(*☻-☻*)

    まずは擬態語、擬音語の可愛さが半端ないです!
    たしっ、てちてち、すりん、ぽてぽて、ふみふみ、ちょいちょい…などっ‼挙げればキリがないです
    そして、ネコちゃん特有の、あのたゆんとしたお腹、ふわふわの毛、ぷにぷにのおてて、尻尾だけちょっとはみ出したおまんじゅうのような後ろ姿…
    絵がめっちゃ綺麗‼
    和風のお宅に住んでる設定なので、四季の変化も感じられるところや、登場人物の美形さも読んでて涼やかで良いです
    ネコちゃんたちも、少しずつキャラが増えてゆき、みんなそれぞれ可愛い
    鳴き声や食べる時の音もネコごとに違って、何度読んでも飽きません~
    寝る前の癒しタイムにぜひぜひ‼

    • 8
  5. 評価:5.000 5.0

    子供と少女漫画好きな人にオススメ

    ちっちゃい子の愛らしさが存分に描かれていて、癒されます
    こんなに可愛いちびちゃんいるの?っていうくらい可愛い(#^.^#)
    あとは、正統派の清純少女漫画でさらなる癒しを得たい永遠の乙女なあなたにオススメ‼
    もちろん、私もその一人です!
    胸キュンな気持ちは、いくつになっても変わらないんですっ!
    そして一番言いたいのは、努力を重ねて、持ち前の心の純粋さと健気さを何があっても失わないで、仕事も恋も、うーーーんと時間をかけて手に入れた詩春ちゃん(タイトルや絵柄からしてハッピーエンドばればれなのでネタバレじゃないですよねっ!)です
    最近、高校生くらいから健気にガンバってる女の子ものを読むと羨ましくなっちゃう私です
    なぜ?なぜ自分は乙女の自覚なく女子高生時代を過ごしてしまったんだあ~
    ( ̄ー ̄)なんつって。

    でも、読んでるとめちゃくちゃハッピーになれて大好きです‼
    年下ですけど、詩春ちゃんの様な女子目指して(遅いというよりイタい)いきたいと思いますっ‼

    • 23
  6. 評価:5.000 5.0

    観客として演技に感動

    読み進めるうちに更に凄いなって思ったことがあったので書き直してます。前のレビューに参考になったって書いてくれた方々、ありがとうございました

    改めて書くと、演技の凄さを表現する場合、大抵は観客や監督などが感動して、こいつは普通じゃないという表現をすることで、読者に主人公の演技力の高さを表現します
    でも、ガラスの仮面はそこが違います
    斬新な演技指導やマヤが気づく思いも寄らないアイデア、オーディションの際に単なるオーラなどではなく、突拍子もないことをやって審査員に度肝を抜かれるあたり…
    作者のストーリーテラーとしての実力を感じずにはいられません
    観客の拍手でなく、読者であるこちらがマヤの演技の個性に惹かれます
    役者を描いた漫画ではこれが、そういう長所としては最後の様に思います

    • 17
  7. 評価:5.000 5.0

    正義感にも個性があっていいと思う

    きれいごと抜きの勧善懲悪
    いまの世の中って…
    小さい頃から絵本や童話で本当に極悪なヤツはサラッとやられてた
    そうやって育ってきて、今は、イジメで自殺に追いやる人間や、残酷な目に追いやる人間は軽い刑で自由に
    されてる
    中には心の底から反省した人もいるかもしれない
    そんな人はこれから人に優しくできる人生を送れる価値があると思う
    本当に心を芯の芯から改めた罪人にはエールを送りたい
    でも、再犯を繰り返してしまう人間
    には目には目を、歯には歯をでいいと思う
    ちっともグロテスクなんて思わない
    思うのは、罪のない人が虐げられる
    シーンだけ
    残虐行為を繰り返してしまう人にも辛い過去があったかもしれない
    でも、やっぱり許してはいけないと思う
    わたしはこの作品を読んで、全く主人公側にたいしての非難の心は湧かなかった
    それを、ちょっと残酷じゃないのというのが今の風潮かもしれないけ
    ど、何の罪もない人を地獄の様な苦しみに合わせる人間は、正直、法の下でなく、こんな風に、罰する人間
    がいてもいいと思う。
    最終的にそれでも、主人公達は罪悪感にとらわれてしまうかもしれない
    この国の法律は犯罪者に甘すぎる。
    こういう、現代版仕事人みたいな人達がいなくてすむように、残酷な犯罪にはもっと厳しくして欲しい

    真面目に読めました

    • 59
  8. 評価:5.000 5.0

    主人公の心のあったかさがいいです

    猫ちゃんを飼っているので、勿論、ニャンコたちの可愛さや気まぐれさにぐぐっとくるのですが…

    やっぱり主人公のミツオさんがいいです
    ほんとうに心の優しい人ってこういう人なんだな…
    ほっとけない、情が移りやすい、鈍感だけど、いつも大切な猫たちや人のことを考えてる…
    悩みすぎだったりするとこや、ほんのり情けないとこが、かえって微笑ましく、現実感があって、カッコつけてなくていいです

    主人公のあったかさや、失敗や後悔や、時にだらしないところ(共感できるなぁー)が、猫たちの魅力や個性を引き出していて、ちゃんと猫漫画になってるとこが謙虚でいいなーと思います

    続き、心待ちにしてます
    キレイな心は、完璧でないけど、逆にリアルで幸せな気持ちになれます

    • 7
  9. 評価:5.000 5.0

    壮絶な悲しみ

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    もしも、世の中というものが、稼がなくても生きていけるものであったなら
    かさねと野菊は二人で静かに、お互いの母を思いながら、本当の愛情を慈しみあって幸せになれたかもしれない

    でも、世の中はそれで生きていけるものではない
    野菊は身体を売ることしかできず、こころの傷はどんどん深くなっていく
    かさねも閉じこもることはできず、人前にでなければならない。凄まじい劣等感をぬぐい去るには、絶世の美女になり、演劇への執着に我を忘れることが唯一の救い。
    そして、悲劇を深めていく

    普通の顔に生まれて、人並みにメイクやダイエットやファッションで努力をし、何となく普通より少し上かなーと思っている私…一番多いタイプなんだと思う。普通より少し上かなーと思っている本当に平均的な自分なのに、圧倒的に、かさねの方に共感し、幸せになって欲しいと応援してしまう。
    それは、自分の中にほんとうはある劣等感のせいなのかもしれない…

    • 14
  10. 評価:5.000 5.0

    さすがは超一流の原作

    始めから終わりまで全てが奥深く、まずは物語そのものが芸術です。
    ここで終わってしまうの…?と思わせがちな最後まで語らない終わり方も、そこで終わることが完璧だと思える半端でない、なんとも余韻の残る形です。
    そして、原作のイメージ通りの人物の描き分けや、画力の完璧さにも圧倒されます。
    もう一度じっくりと始めから読み直すつもりです。
    四季や色彩や香りなどに、この作品を通してもっと感受性を持ちたいと思う様になりました。
    様々な女性たちの個性も素晴らしく、一人一人に学ぶべきところが沢山あります。本当の文学作品の別格差を感じます。

    • 28
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