5.0
いつものパターンで
水戸黄門のような毎回同じストーリーだけど、見てしまうそういう魅力のある作品です。
タイトルどおり、からかい上手の高木さん。
読んでいる側も学生時代の教室に戻って、高木さんに、からかわれている気持ちになれます。
からかわれているのに、読み終わりに感じるのは、懐かしさ。そしてちょっとの期待と、爽やかさ。
あの頃の何気ない日常、学校に通う普通の通学路。無駄に何かに夢中になった気持ち。
そういう描写が、いいんですね。
この作品が普通とは違うのは、毎回同じストーリーと見せかけて、最後に訪れるのは、非日常だということ。
素晴らしい作品です。
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