みんなのレビューと感想「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

正直に言うと

自分は無料(現在)の２話迄拝見しました。

人って、基本ベースが『自分』という個体で成り立っているので、基本から反れた人に対して酷い対処をしてしまうかもしれません。

人というよりは、生き物全般で『異端者』を排除していこうと言う本能がそうさせるのかもしれませんが。

でも、自分とは違う考え方や違う環境だったり性質を知っていくのは大切なんじゃないかなと思いました。

２話だけ読んだだけで、そんなん分かるわけ？とか言われるかもですが、実際に自分は身内に自傷行為をする人がいましたし、それを知れたというのは良い勉強になったと思ったからです。

自分も大変かもしれない。
でも、他者を受け入れる前に『その人を知る』っていう行為は大切なんじゃないかなと思いました。

予想外！

お店でこのマンガが置いてあるのを見て、ちょっと興味がありました！
めちゃコミにあって、思わず読んでしまいました！
読んでびっくり！！！
もっとえっちメインの話かと思ったら、作者さんの心の葛藤とか人生経験とか、簡単な言葉では言い表せないような色々な思いが詰まっていて、(いい意味で)真剣に読みました！
一気に読破です☆

精神疾患があれば読むべし

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内容は、タイトルからは想像つかないものです。
私も、精神疾患を持っているのですが、分かる分かると頷けるところが多々あります。
独身女性が風俗通いするストーリーかと思えば、全然違いました。
切ない感情を持った主人公の、一生懸命に生きてる姿にキュンときますよ。

さびしすぎるとはどういうことかわかる

この作品はタイトルのレズ風俗というのが印象的ですが、レズ風俗に関する描写は少ないです。むしろタイトルの「さびしすぎて」という部分に関する描写がほとんどで、どんな風にさびしくて、さびしすぎるってどんな気持ちで、どんなことをするのかという心理分析が興味深いです。
かつて私のまわりによくわからないことをする人、不思議な人がいましたが、そういう人の一部は、作者のようなさびしすぎて奇異な行動に出ていたのではないかと思いました。

目からウロコ！

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50代男性です。
なかなか衝撃のある題名ですね。
キーワードの“さびしすぎて”、“ルポ”から察するに完全なエロ漫画ではないだろうと思いつつ読ませてもらいました。
この作品を20～30代で、いわゆるひきこもり状態にある人達が読んだらどう感じるのでしょうか。
筆者はひきこもりではないけれど、ほぼそれに近い精神状態ではないでしょうか。彼女の中で死ぬメリットが大きくなると意外にも悔しいという思いが紆余曲折ありながら最終的に漫画を描くことで居場所を見付けることができます。ひきこもりは完全に外界との接触を拒否して日々を暮らしています。彼等にとってこの作品が外界への一歩となるヒントを与えてくれるのではないでしょうか。
人間が生きていく上で欠かせない欲、食欲、性欲、睡眠欲。その性欲を自らの意思で28年間拒み続けるとどうなるのか。驚かされました。と、同時に性欲に目覚めた筆者が性行為をする意義について言及します。これは特筆ものです。学校の教科書にも載せてもいいぐらいです。そして、性的なつながりの中でしか生きられなくなる存在のことにも言及しています。それは28年間拒み続けたからこそ気付くことと言えるのではないでしょうか。
親からの独立への動機の一つに性的な事に興味を持ったことだと言及している事にも興味深さを感じました。
この作品からは自傷をするプロセスなど沢山の事を学ばせてもらいました。
筆者の並大抵ではない思いで作品を世に出したことに敬意をします。

人が成長、自立していく事は、、

学校に行く、進学する、社会人になる。
ほとんどの人が、あたりまえにやっているように見える事でも、
家庭でどう過ごしたか、どんな気持ちでいたのか、親子でどれだけ話して分かりあってきたのか。
親はちゃんと意識していないと子供が自分で生きて行く力をつけるのが難しいんだなと思いました。
いま、子育てをしていて、
自分の子供でも、人となりを知っていくのは時間もかかるし、根気もいることだなと感じています。一番はありのままの姿を、受け入れる事だと思ういます。
難しそうだけど(^_^;)

賛否両論あるようですが、

わたしはとても良い作品だと思います。
作者の精神的な苦しみ、レズ風俗に行く事になった経緯が描かれています。
なので、他の方もレビューで書いていた通り レズ風俗の描写がメインだと思って読もうと思われてる方がいらっしゃいましたら、やめておいた方が良いかなと思います。
なかなかこういう経験をそのまま漫画にすることは精神的に難しいのでは、と思うので作者の方すごいと感じました。

立ち直りのきっかけは何でも

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若くして人生の迷路にハマってしまった作者は、人と関わりたい、ハグされたい一心でレズビアン風俗を申し込む。全てが満たされたわけではないけれど、非日常的な体験が少しづつ効いて一歩を踏み出す事になる。細かく心理描写が説明され同じような状態にある人にも参考になると思う。可愛い絵なのでそれほど暗くもエロくもないです。

行動力がすごい。
自分の不安を打ち消すための方法とはいえ、選択候補にあがったことはすごい。
お金はあるけどなにか他のものがないと、それは意味がない。人間としてなにかを保っていくには、人間との繋がりが大切なんだと思えました。
居場所がある幸せは、大きいんだと思います。大人になったら自分で居場所をつくラなければいけなくなって、大変だと思いました。

主人公が愛しく思えた。

誰かに抱きしめてもらいたい…その思いからレズ風俗へ。わかるようなわからないような、でも読み進めていくうちに、なんだか主人公がすごく愛しく思え、抱きしめてあげたい気持ちになりました。絵も、一見雑に見えるようですが、バランスきれいだし基礎はしっかりしてる絵だと思います。あのタッチだからこそ気楽に読めたし。