3.0
正編を20年前に読みました
外伝、スピンオフ。。。そんなものがいっぱい出ていてびっくりしました。池田理代子さんが作画をしていないというのは、指でも痛められたのでしょうか。元々のオル窓はとても情熱的な話で、実際にヨーロッパに住むと、池田さんの教養がいかに図書館的かということはわかります。ただ一つ、日本の戦後の民主教育は少女漫画で花開いた、ということは確か。オルフェウスの窓は大きな業績でした。スピンオフは必要なかったと思うけれど、ここから源泉に戻る人もいるかもしれない。
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外伝、スピンオフ。。。そんなものがいっぱい出ていてびっくりしました。池田理代子さんが作画をしていないというのは、指でも痛められたのでしょうか。元々のオル窓はとても情熱的な話で、実際にヨーロッパに住むと、池田さんの教養がいかに図書館的かということはわかります。ただ一つ、日本の戦後の民主教育は少女漫画で花開いた、ということは確か。オルフェウスの窓は大きな業績でした。スピンオフは必要なかったと思うけれど、ここから源泉に戻る人もいるかもしれない。
連載時に大好きだったあの物語の続き。とはいえ主要な人たちは皆亡くなっているので、キース坊や中心のお話です。
イザークやクララ、モーリッツの姿を見て、みんな立派になったなあと親戚のおばちゃんのような気持ちになりました。ストーリーは悲しいけれど、最後はそれなりのハッピーエンドでホッとしました。ヘルムートは悲劇的な結末でしたが…。
アントンには連載時も何の思い入れもなかったので、星3つとしました。
個人的には3部で好きだったヴェーラがどこかで難を逃れている姿が見たいですが、無理ですよね...。でもジェローデルのようなケースもあるし、
ちょっとだけ期待しています。
池田理代子先生は大好きで、勿論オルフェウスの窓にもはまりました。作画は池田先生じゃないのか…と残念な気持ちを抱えて読んだのですが、絵柄もタッチもそっくりで違和感はなかったです。「オルフェウスの窓」がみんな幸せになっていないダークな物語なので、これもそうなのかな、と思いつつ読んでます。キーゼル、幸せになって!
池田りよこさんの作品はすきだけど、このストーリーは、勝手な大人たちによって周りの人たちが巻き込まれて苦しめられてる描写がきつくってあまり好きな物語ではないですね。ラストは幼かった二人が結ばれてハッピーエンドみたいになりつつ、この世の悲しみを思わせるアンハッピーな余韻の強い終わり方で、複雑な気分になりますね。
えっえっ?こんな外伝があるの知りませんでした。攫われたキース坊やのその後がみられるなんて。あらすじを読むとまた胸が苦しくなるような展開かもしれませんが、これから無料を恐る恐る読んでみます。取り敢えず星は3つで。
外伝があったことを知らず読み始めました。絵がやはり違うのですね。辛いというか怖いシーンというかそういった場面が多くて。オルフェウスの窓はハッピーエンドにならない悲しい感じでしたが、こちらもそんな感じでしょうか。
オルフェウスの窓その後の話し。ユリウス、イザーク、アレクセイみんないなくなってしまった後の話しは少し魅力にかけるけれど、本作での伏線回収なのでそれなりに興味深い。少し歪んだ、暗い内容だけど。
お屋敷の子供たちの表情が怖くて、物語の続きは気になるものの、途中で読むのを諦めてしまいました。ですが、皆さんのレビューを拝見すると、いいお話のようで。迷います。
当時は読まなかった外伝。数十年を経て初めて読みました、、悲しい話。ローティーン当時に読んでも きっと理解できなかっただろう悲恋の行く末、誰も救われないような切なさ。
外伝からよんでもわかるかな?と思いながら読み始めました。こういう時代だったのかもしれないけど、身分の違いでまともに人として扱われないって読んでてちょっとしんどい。