5.0
いつまでもいい作品
中学生の時に読んで以来、久々に読みました。最後にすんごいボロ泣きした記憶があって、懐かしいなぁなんて。
子供の頃読んだものを大人になってから読むと視点が違ってまた面白いものです。
中学の時はたぶん小学生としての拓也の目線で読んでいたと思いますが、今は自分にちょうど3歳の息子がいることもあって、自然と母親代わりとしての拓也目線で読み進めていました。子育てに葛藤する日々はやはり自分に重ねてしまいます。
そう考えるとよく表現されている作品だなぁと感心します。
昔の漫画なので、今ではちょっと考えられない設定もありますが、でも昔はこうだったなぁなんて思いながら楽しく読ませていただきました。
最後、泣かないつもりだったのにやはり涙なしでは読めませんでした。
3歳児のワガママ、あれは本当に毎日のようによくあることなだけに…。でも、どんだけ頭にきても3歳児は手を離しちゃダメなんです。自分のことのようにもう悔しくて悔しくて涙が止まりませんでした。
明日は我が身かもしれませんし、冷静でいないといけないなぁと自戒した次第です。
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