5.0
観客として演技に感動
読み進めるうちに更に凄いなって思ったことがあったので書き直してます。前のレビューに参考になったって書いてくれた方々、ありがとうございました
改めて書くと、演技の凄さを表現する場合、大抵は観客や監督などが感動して、こいつは普通じゃないという表現をすることで、読者に主人公の演技力の高さを表現します
でも、ガラスの仮面はそこが違います
斬新な演技指導やマヤが気づく思いも寄らないアイデア、オーディションの際に単なるオーラなどではなく、突拍子もないことをやって審査員に度肝を抜かれるあたり…
作者のストーリーテラーとしての実力を感じずにはいられません
観客の拍手でなく、読者であるこちらがマヤの演技の個性に惹かれます
役者を描いた漫画ではこれが、そういう長所としては最後の様に思います
- 17