3.0
育てた娘への愛情は…?
自分の娘じゃないとわかった途端に命を狙う両親…。そして、大したショックを受ける間もなく、入れ替わった本当の娘を殺しちゃう主人公。もう少しゆっくり、丁寧に話を進めてもいい気がします。
- 0
自分の娘じゃないとわかった途端に命を狙う両親…。そして、大したショックを受ける間もなく、入れ替わった本当の娘を殺しちゃう主人公。もう少しゆっくり、丁寧に話を進めてもいい気がします。
池田理代子先生の作品で異色のサスペンスホラー。
妖子という名にふさわしい女の子が不遜な大人たちと戦っていく話でもある。
人の心の醜悪さが少女を美しく変えていく。
ありがちな設定かもですが、見せ方が違う! 怖い怖い。呪われた血を引いていたとしても、幸せに育てられた子どもがどん底に落ちるのはかわいそうだと思います。
赤ちゃんの入れ替えからのどろどろな展開、昼ドラの怖い話にも通じるようなストーリーにドキドキです。恨みや妬みなど、人間の暗い部分が怖いけど、みたくなる。
中学生の頃に読みました。
ストーリーも面白くて、どんなふうになるんだろうと思ってましたが、完結してないんですよね。残念です。
妖子の養父母や知り合いの研究所が非情で残酷で、妖子がかわいそう。悲しみに我を失わず、賢く立ち回る妖子にエール。
妖子がすり替えられた子供だと知った途端なきものにしようとしたり、その妖子も悪知恵を働かせて、画策したり。全話読んでいませんが誰も幸せにならない物語のように感じます。
妖精とのチェンジリングではなくて、産院での赤ちゃん取り違えは流行りの背景だろうけど、前後にそこまで血筋に拘る家が娘に『妖子』なんて命名しているところからして、話として原作者が胡散臭い。
妖子はどう見ても12歳には見えないけど…。けっこうあっさりとほんとうの令嬢が見つかり、孤児院から引き取られた!これからどうなるのか楽しみです。
引き込まれてしまいました。さすが先生。面白すぎて。ただ、世の中恨んでいて、罪をしてしまう不条理、今でもある。考えさせられます。