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取り違え子
妖精とのチェンジリングではなくて、産院での赤ちゃん取り違えは流行りの背景だろうけど、前後にそこまで血筋に拘る家が娘に『妖子』なんて命名しているところからして、話として原作者が胡散臭い。
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妖精とのチェンジリングではなくて、産院での赤ちゃん取り違えは流行りの背景だろうけど、前後にそこまで血筋に拘る家が娘に『妖子』なんて命名しているところからして、話として原作者が胡散臭い。
ありがちな設定かもですが、見せ方が違う! 怖い怖い。呪われた血を引いていたとしても、幸せに育てられた子どもがどん底に落ちるのはかわいそうだと思います。
池田理代子先生の作品で異色のサスペンスホラー。
妖子という名にふさわしい女の子が不遜な大人たちと戦っていく話でもある。
人の心の醜悪さが少女を美しく変えていく。
この絵のタッチが好きです。最初は怖い漫画だなぁという印象でした。妊婦は執行されないんだなぁと、なんか不思議な気持ちになりました。
さすが池田先生
ついつい続きが気になり購入
妖子はどうなっていくのだろう
妖子、憎めず罪をおかしてもつい応援したくなるキャラクター
一部だけなら、星5つ。ですが、その後が… もったいない。
絵柄と合いまり、雰囲気たっぷりの鬼気迫るサスペンスだったのが後半は
ヒロイン妖子が脇になり、連作形式になり唐突に終幕。
読者置いてけぼりでポカンとなります。前半の地平線で続きが読みたい!
妖子の養父母や知り合いの研究所が非情で残酷で、妖子がかわいそう。悲しみに我を失わず、賢く立ち回る妖子にエール。
昔読んだ作品、懐かしい。大人になってから読むとまた違った感想になるもんですね。まず、いくら取り違えられた、血のつながらない子とはいえ、今まで慈しんで愛情注いで育てた少女に対して毒を盛ろうとするとか人としてどうなの?って思います。両親が胸糞すぎて妖子が可哀そうです
自分の娘じゃないとわかった途端に命を狙う両親…。そして、大したショックを受ける間もなく、入れ替わった本当の娘を殺しちゃう主人公。もう少しゆっくり、丁寧に話を進めてもいい気がします。
引き込まれてしまいました。さすが先生。面白すぎて。ただ、世の中恨んでいて、罪をしてしまう不条理、今でもある。考えさせられます。