4.0
キャラ
キャラクターの動きや表情が凄いリアルで現実味がありどんどん読めます。
こんな世界になったらやだなーと思いました。
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キャラクターの動きや表情が凄いリアルで現実味がありどんどん読めます。
こんな世界になったらやだなーと思いました。
他とは違う映画化もされた独特の作品だと思います。
最後はえっ?!そうなるの?!という感じ。
とても長いですか最後まで読んでほしいです。
改めて読むとその残虐なシーンより、
住み慣れた社会や文明が感染症によって
少しずつ崩れていく怖さのほうに
鳥肌が立ちました。
いま暮らしている世界が奇跡の上に
成り立ち、とても脆いものだという
ことをまざまざと感じさせる作品だと
思います。
なかなかカオスでグロいパニックゾンビです。登場人物たちが人間味があって面白い。主人公がビビリで身長派。平和な世界では目立たない存在だけど、ゾンビの世界をどう乗り越えていくのかな。展開が楽しみです。
いい意味でも悪い意味でもトラウマになるぐらい衝撃的な作品でした。最初何も知らずに映画観に行っちゃったので、それからゾキュンに怯えて生きてます(笑)
最初、ん?ておもって読んでたけど、あ、この人もその人もだったのかー!となる意外性と人間臭さの象徴のような主人公の不器用な生き方が面白い
ホラー映画を観ているような気分になりました!絵もリアリティーがありすぎて、もしかしたら現実に起こってしまうんじゃないかと交錯してしまいます。赤ん坊から子供まで…描写が生々しくて…。でも面白くてついつい最後まで読みたくなります。
絵のクオリティが少し残念だけど、ストーリーはとてもおもしろいと思います。最後まで読む価値はあると思います。
手に汗握るとはこの漫画のこと!
途中や終わりかたには、不思議な理解不能のところがいっぱいあるし、男女の愛憎が別の怖さを生むところもあるけど、この漫画は面白かった、って断言できます。続きが気になってどんどん読んだ。まずはコミックスで言う1巻は読んで欲しいですね!終わり方が、予想通りなのに怖くて秀逸!
ところで、生命の危機に陥ったらホントにセックルしたくなるのかな?身の安全の保証もないところで無防備になれないし、デキたらまじでどうしたらいいのか!?女としてはとても気になるんですけど、それが本能ってヤツなの?
最終巻を読んで、初めて英雄は寅さんに似ていると思った。何故英雄は漁船に戻らなかったのか?ヘリで脱出した人々と無線で連絡を取ろうとしないのか?女性を求めていながら、誰も心の内奥には踏み込ませず、人のぬくもりを求めているようで、実はそれらが鬱陶しくてたまらない。表層と深層の意識が真反対を向いている。だけど現代的な精神病質ではない。多少の共感能力は持ち合わせているし、義理人情もわきまえている。そう、太宰治や梶原一騎に代表される昭和のエゴイストタイプなのだ。おそらくは誰にも看取られず、ひっそり死んでゆく運命においても二人は共通している。しかし、それは不幸な事だろうか?無意識の内に、そういう人生を選択していたのではないか。
英雄は銃でZQNを撃退したからヒーローなのではない。文字通りのラストシーン、深々と雪の降る池袋の街を猟銃を携えた英雄の背中を見た時に、この男にとっては、この街が人混みで溢れていても、或いは人類が滅亡していようと、本質的には違わなかったのではないか。彼は最初から一人ぼっちだったし、それは最後まで変わらない。孤独感で心がひしゃげそうになりながらも、なお生きようと足を踏み出した時に、誰にも見られていない次元において、彼は初めてヒーローになったのだ。それはネビルの強がりめいた自己認識とは違う。寅さんやトラビスとも共通する、心の内側だけでひっそりと起こった孤高である事の肯定なのだ。最後のコマを読み終えた時、私はそう理解した。確かに作品としての構成は破綻しているかも知れないが、英雄の背中の大ゴマを見た時に、タクシードライバーのラストと同様に、もうこれ以上何も説明しなくて良いと、私には思えたのだった。