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5.0
主人公が変わりたいのに変わらない、タイミングを逃していつまでも男の子みたいな格好で、どこから何をしていいかわからない、それぞれの登場人物の葛藤が、透明感のある綺麗な絵のおかげでドロドロとした人間の感情部分をさらりとと描けているように思う。キャラがそれぞれ立っていて、悩みなが自分の道を見つけていく、綺麗にまとまり過ぎていないのが、リアルを感じます。
とにかくハマること間違いなし。
この世代の心理描写がとても上手わかりやすい！！
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5.0
一気読み間違いない。
人間って、ひとりひとりカテゴリにも一言でも言い表せられないけど、このマンガはマンガの域を越えている。
この表現が正しいとは言えないけど、わたしは世間でいうところの多数派の性の持ち主だと思うけれど、この３人含め他のキャラたちの孤独や葛藤、歯がゆさも何となく共感、理解できた。
それはやっぱりみんな共通する何かがここには詰めこまれているから。
そこは、性云々ではなくって人間の本性というか遺伝子レベルの話なんじゃないかなと。
最後の最後は、みんなそれぞれ笑っててすごく嬉しくなった。
あと、なぜか救われた。
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5.0
読み始めはなんだか複雑な気分で読んでいましたが、続きが気になりポイント追加して、どんどん読み進め、最終話まで読みました。由樹の気持ちが切なかったり、読んでて泣きそうになったりしました。エロも結構あるけど、絵がきれいだからか、自分はさらっと読めました。10代の頃って、いろいろ悩んだり心が複雑。登場人物の中で一番複雑な心を持つのは、育ってきた環境のせいや辛い過去をもつ実果子だなぁと思いました。
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5.0
少女と女性の狭間に置かれた少女たちの葛藤の物語。
官能シーンも多いが、私は純文学ジャンルだと思いました。
男っぽい外見がコンプレックで可愛らしくなりたいのになれない少女。
いつまでも可憐でいたいのに歳を重ねる事に恐怖を抱く少女。
男に産まれながら、美しいものに憧れて女装をするも段々と女装が似合わなくなり焦る少年。
歪な三人が絶妙に絡み合うのは必見です。
私は、結末は爽やかな終わり方だと思いましたので読後感は悪くないと思います。
バナーと無料話に釣られて登録したけど、課金の元は取れました！
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4.0
子供から大人への階段の、踊り場で立ち止まっているような子たちの物語で、それぞれに悩みもがく姿に、過ぎ去った自分の時間を重ねて見たりもしました。
が、未果子の闇の深さに戦慄を覚え、祥の自己中な言い分と行動に怒りを覚え、非常に疲れます！
由樹の抱えた闇が軽いと言う人もいますが、他人が吹聴するワタシを覆す事って本当に大変だし、変わろうとしている自分を押さえ込まれることの苦痛を、人生経験の薄い10代にやってるわけだから、この子ら1日がとても長い時期だからと言いたくなりました。大人になると1日はあっという間に過ぎますしね…
カイトの性欲はともかく、姉御な感じは好みです。パトロンどうするんだろうと思わなくもないですけど、それも彼の人生ですからね。
ただ表題にも書きましたがポイントが追いつかない…自分の気力があるときに、ゆっくり読んでいこうと思います。
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5.0
長かったけど、ドロドロのストーリー展開に夢中で夜も寝ずに一気読みしてしまいました。
主人公のヨシキは、ボーイッシュで男の子にしか見えないジャニーズ系イケメンですが、本当は女の子らしさに憧れていて、大学生になって上京してイメチェンを目指しますが、地元の幼馴染の根本くんが付いてきて何かと付きまといます。根本くんにイラついたけど、彼なりの愛情表現だったんですね。３人のドラマ展開と書かれていますが、私は根本くんも入れて４人だと思ってます。みかこは、10代の若さに拘り身体を売ってます。イケメンかいとくんは女装してます。そんな二人を巻き込んでの素晴らしいドラマ展開でした。
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5.0
最後がどうなるか。この謎解きはどうやってされていくのか。そんな興味でついつい読み進め。エンディングにかけてのラストスパートの盛り上がりは、現実世界から分断されたような錯覚に陥るぐらい引き込まれ。読み終わった後の爽快感は今まで読んだ漫画の中でも一二を争うものでした。よし、私も明日から、いや今から頑張ろうって思えました。
すごく現実離れしたような内容のようで、ところどころ随所に人間の真意をついてくる。そうだ、人間など皆ずるいのだ。だけど、ずるした分の代償は大きい。でも、いつかは自分を理解してくれる人に出会える、損得抜きで手を取り合って生きていくと覚悟できる人に出会える。彼氏彼女や夫婦だけではなく、友だちだってそう。
救いのない荒んだ世の中のようで、実はそんな悪いことばかりじゃない。
私はそんな結論に達しました。
この出会いに感謝です。
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5.0
自己表現ができないことが人格形成にここまで影響が出るのか。と作者さんに根拠を聞きたくなる作品でした（かるーくね）。
自己逃避の極みはやはりエロだなと思っていて、それが書かれてんだろ？と思って見始めました。
でも、女装はエロじゃない。援交もこの作品では利用であってエロじゃない。Ｏナニーも、、これはエロかな？エロだけが自分を映す鏡になるってことを書きたかったわけではないんですよね、きっと。
最後だけでも何回でも見返したくなるような終わり方で、それも素晴らしいです。
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5.0
素晴らしいの一言です。
主要キャラ3人の闇や葛藤や欲が絶妙なタイミングで絡み合い、お互いに憧れながら嫉妬して羨ましいのに妬ましくて、大人になりきれないもどかしさが見事に描かれています。最後までオチが全く読めませんでしたが納得の終わり方でスッキリしました。あそこまでの泥沼が綺麗にまとめられるとは思いませんでした。読後のここまでの爽快感はなかなか得られないです。人にオススメしたくなります。
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5.0
広告でみかけて軽い気持ちで読みはじめたら、すっかり夢中になり最終話まで購入してしまいました。
けして特別なひとたちの話ではなく、誰もが抱えている孤独や葛藤がテーマなように感じました。
自分らしく生きる。そんな難しいことを3人の主人公が教えてくれました。
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