5.0
胸に沁みます
こうの史代さんの作品はほとんど読んでいます。
日常の小さな出来事をユーモラスに愛情たっぷりに描く事にこうの史代さんの右に出る人はいないと思っています。
この本は主人公は奥さんに先立たれたおじいさんが 息子家族と暮らすことになった話です。
何回読んでもこの人の孫になりたいと心から思ってしまいます。
ホント優しい気持ちになります。
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こうの史代さんの作品はほとんど読んでいます。
日常の小さな出来事をユーモラスに愛情たっぷりに描く事にこうの史代さんの右に出る人はいないと思っています。
この本は主人公は奥さんに先立たれたおじいさんが 息子家族と暮らすことになった話です。
何回読んでもこの人の孫になりたいと心から思ってしまいます。
ホント優しい気持ちになります。
心温まる日常の1ページを覗いたような気分になります。
さんさんとお孫さんがお茶目で可愛いです。遺された者のためにしておいてあげられること、どんな些細なことでもこういったこと大事なんだなぁと考えさせられました。
以前、漫画本で読んで以来、久しぶりのこうのさん作品。ゆっくりとした日々の流れに癒やされる逸品です!
こうのさんの作品ならではの、なんとも言えない読後の幸せ感。昔おばあちゃんちで食べた、甘く煮たふきのとうとお豆腐の味噌汁とおうどんを思い出すような、ノスタルジックな気持ちになります。
妻に先立たれた、主人公が奥さんの事を思いながら、第二の人生を生きていく、、、
ほろりとする場面、ほっこりする場面
おもしろいです。
漫画をスマホで読めるなんて、うれしいなぁ。他の作品の戦争、広島関係は、一度は読んでいただきたい。それで、こういう何かしみじみしたものも味わっていただきたい。
昭和のおじいちゃんが、奥さんが亡くなったことで少しずつ変わっていく様子がとても良いです。家族も個性的で、優しく癒されます。
こうの史代さんの作品はどれも優しくて大好きです。奥さんに先立たれ、息子一家の所に住むおじいちゃん。少し頑固だけど暖かい家族に囲まれて過ごしていく。お嫁さんがとりわけ優しい。
まだ4話までしか読んでませんが、どのお話もとても温かく一話読み終わった後は穏やかな気持ちになれます。
4話はセリフが殆どなく、コマ割りだけで進んでいくのですがセリフのない漫画に初めて笑わされました。
本当に表現力が素敵で「さんさん録」もこうのさんの世界観に引き込まれています。
主人公さんさんと孫娘のやり取りがめちゃくちゃ面白い。人が亡くなったところから始まる話なのに温かくコミカル。