4.0
ああ、大正浪漫す?
紹介もなしに、いきなりお屋敷で働けるのかなあとか、当時の女性にとって断髪は、かなり残酷なことなのになあとか、つい重箱の隅を突っつくような真似をしてしまう自分が哀しい…。けれども、「何かが始まりそうな」大正の雰囲気を、そこかしこに発していて、期待大の滑り出しです。
期待大といえば、優とみやの関係もその一つ。まだ、甘さには程遠い?二人ですが、そこかしこに新しい気持ちの芽生えが感じられます。(別名フラグと云ふ) 勿論、主人と使用人ということで、数限りなく障害もありそうですが、優の冷静な中に見え隠れするあたたかさと、みやのひたむきさ、逞しさで、乗り越えてくれることを信じています。
歴史どおりならば、この頃の日本は、幾つかの戦争や災害に向かって、突き進んでしまう時代…二人に対しては、どうぞ無事でと願わずにはいられません。
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