Mayayaさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全587件

  1. 評価:5.000 5.0

    鳴り響く音は、何のために?

    「何があっても生き抜いて…」自分を律し、感情を殺して、ここまで生きてきた、美しき逃亡者ダオン。
    美しさも実力も、富も名声も欲しいままにし、自分の思うがままに生きてきた、若き公爵エクサー。
    立場も身分も違うこの二人が、戦いをきっかけに出逢ったところから、運命の歯車が回り始めます。
     全てのことに秀で、女性は暇潰しの相手でしかなかったエクサーにとって、謎に包まれたダオンは、格好の獲物。けれども、その賢さ、度胸、そして異国めいた美しさを知るにつけ、どんどん彼女の魅力に引き込まれていきます。一方、ダオンにとって、周囲は敵ばかり。それは、相手がエクサーでも同じこと。「何があっても生き抜くこと」こそが、彼女の絶対条件です。
     今は「陥落させること」しか考えていないエクサーが、どの時点で「本気」に気付けるか、そして、硬い殻に覆われたダオンの心を、どうやって解かしていくのか、今から楽しみでなりません。

     タランタランタラン…鳴り響く音は、幸福を報せる歓喜の音なのか、哀しみを報せる弔いの音なのか、或いは…。「結婚商売」のリバースから、今後の展開がもの凄く気になる、またまた新しい物語が誕生しました。

    • 104
  2. 評価:5.000 5.0

    「いつわり」を「ほんもの」に

     綾瀬理人にとって、押し寄せる見合い話を回避するための契約婚…ただ、その相手の桜井遥菜は、彼にとって大切だった誰かを思い出させるような風貌のよう…ただの「契約婚」だけではない、ここから何か新しいものが始まりそうな予感です。
     結婚間近の相手から、とても酷い方法で傷付けられた遥菜ですが、それでも前を向いてベストを尽くそうとする姿には、心からエールを贈りたくなります。そして、綾瀬理人…根っこのところで心を閉ざしている感はあるものの、金森ケイタ先生史上、最高のハイスペックイケメンキャラではないですか?この2人に、ぜひ「いつわり」ではなく「ほんもの」の愛を見付けて欲しいのですが、それぞれに抱えているものや想いが違い過ぎて、なかなか一筋縄ではいかないようです。
     契約婚の期限は1年。限られた1年間で、この2人がどんな形でもいいから「本物」を見つけてくれることを信じ、期待を込めて星5です。

    • 2,544
  3. 評価:5.000 5.0

    秘めたる溺愛

    気高き獣、それは加賀隆之のこと。ほぼ毎話、彼の「気高き愛」を感じ取れる瞬間が存在します。40ポイントにも関わらず、1話分は割と長め、それでこの内容ならば、かなりオススメです。旧財閥が絡む設定なので、「今の時代にそれ?」的な多少の重厚感(古臭さ)はあり、そこは好みが分かれるところですが…。北の「狼」は、このまま由梨を守り通せるのか、それとも…。ドロドロは見たくないけれど、やっぱり続きが気になります。(ところで、あくまで個人の感想ですが、実は由梨も「気高き獣」といえるのではではないでしょうか。闘い抜く由梨の姿、楽しみにしています。)

    • 237
  4. 評価:4.000 4.0

    あったまにきたぁーっ💢

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    「この人のどこが 好きだったんだっけ」
    そうだ!ちか、こんな見てくれだけのマウント女にあっさり手を出すような、そして、思いやりのかけらもない男のどこがよかったの?付き合っているときは、分からなかった?それとも、結婚してから孝輔が変わった?せめて言わせてくれ、「子どもができる前でよかった」…子どもに罪はないけれど、浮気男の遺伝子を感じながら、毎日笑顔で子どもの相手をできるほど、菩薩になりきる自信はない。
     さあ、ここからが、あなたの新たなステージ!幸い手を差し伸べてくれる、イケメン同期の有望株もいらっしゃる。お友達ポジから脱却しようと、朝比奈くんも本気で活動し始めたみたいだから、一度立ち止まって考えてみたら?
     ところで、孝輔が「(離婚のこと)上司以外に話すな」と、変ないちゃもんつけていたけれど、それに従っちゃ駄目だよ。(そもそもそれなら、どーやって再婚すんだ?)不倫男との離婚は、全然恥ずかしいことぢゃない。情報を制する者に利があるのだから、堂々と「浮気夫とは暮らしていけないので、相手に差し上げました」と、三行半を突き付ければいい。こんな不誠実な奴、いずれ営業でもボロを出して、会社に不利益をもたらす可能性大だから、今のうちに腐った芽は摘みとっておこう!

     ヒロインちかに対する孝輔の仕打ちが、あまりにも酷くてあったまにきたので、ちかのモブお友達目線で、思いっきりグダめいてみました。社会人、会社人としての自覚や責任が、これっぽっちもない奴らに、ぜひ正義の鉄槌を!!と願ってしまうのは、私だけでしょうか。

    • 197
  5. 評価:4.000 4.0

    似ているお話は多々あれど…

     大正時代の日本なら、身体や知的に障がいのある人への差別は、現代とは比べ物にならない程、強いものだったと聞いている。女性に関して言えば、美醜と出産可能かどうかも、価値付けの要因。顔に痣のある清子は、遺伝するかもという疑いも含めて、利用価値なしと早々に仕分けられたことは、想像に難くない。家柄が良ければ良いほど、誰の目にも触れぬよう、納戸や蔵に押し込められて暮らしていたとしても、不思議ではない時代である。
     一方、ヒーロー朔弥も、目がほとんど見えないというハンデを負っているが、そこは男、イケメンだからなのか、血筋を残すためなのか、清子ほどひどい状態ではないらしい。
     こんな二人が、お見合いによって出会って…という話だが、確かに似たような設定のものは、洋の東西を問わず数多くあり、結末もほぼハッピーエンド。差別化を図るとしたら、今作は、主役が二人とも身体的にハンデを負っていることくらいか…。朔弥の方は、おそらくそのうち、目が見えるようになるだろうから、そうなってからの二人の関係の変化も興味深い。二番煎じ感がある分、マイナス星1で、今日のところは星4で。

    • 425
  6. 評価:5.000 5.0

    なるほど確かに可愛い可愛い

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     口元のあんこを拭われて赤面する似鳥教授、小野小町の歌を誦じてみせた美波の姿に大感激する似鳥教授、下心パワーで頑張ると告げられて右往左往する似鳥教授、付き合うことになった美波を名前呼びできずに撃沈する似鳥教授、一緒に過ごせることが大事と言われてラブラブスイッチが入る似鳥教授…45歳とは思えないくらいピュアなヒーローです。いったい20年前の彼の恋愛に何があったのでしょう。これからは、彼の過去にも焦点が当たっていくのかな?
     どんな似鳥教授でも肯定的に捉える美波ちゃんに、愛する人をロックオンした女性の強さを感じます。やや画の線が雑な印象なので、星4かなとも思ったのですが、似鳥教授の可愛さと本当の男らしさ、もとい人間として尊敬できるところで好感度アップ、巻き返して星5です。女性漫画ジャンルですが、今のところ全く爽やかで、見ようによってはじれったい内容かも…。

    • 82
  7. 評価:5.000 5.0

    三津倉課長の笑顔が見たい!

     三津倉課長の塩対応には理由があった!このハイスペックにして、女性と目を合わせると顔が赤くなってしまう赤面症!何て素敵な優良物件でしょう!ゲス男の浩一から、結婚直前に運良く解放された美里サン、これはもう運命です!
     そもそも政臣さん、実は美里に気があったよね。でも、自分は赤面症だから、そして、美里には結婚相手がいたから、アクション起こせなかったんでしょ?うん、偽装婚約を思いついたお友達、グッジョブ、二人の愛のキューピッドです。
     美里は病気の祖母のために、政臣は苦手克服のために、win-winの関係を結んだ二人だけれど、とってもよい感じの滑り出しです。特に、政臣さんの照れた笑顔は、ギガトン級の破壊力!クール女子の美里でも、絆されてしまいますがな〜。
     これから二人のイチャコラを楽しむ心の準備は、十分できております。「見かけによらない」甘々を大いに期待して、星5、あ、できれば元婚約者クズ浩一とその「運命の相手」のマウント女には、それなりの制裁も課してほしいかなぁ…。

    • 70
  8. 評価:5.000 5.0

    「答え合わせ」が楽しみです

     契約結婚〜からの期限がきて離婚〜からの記憶喪失!?う〜ん、ベタっちゃあベタですねー。それだけに、味付け次第で、大好物な流れになるっ!そんな可能性を感じさせてくれる、謎に満ちた滑り出しです。
     考察①…彰人が本当に「記憶喪失」である
     この場合は、頭を強く打ったことによって、普段理性で抑えられていた性格が、表に出てきたと考えられます。ま、冷たい態度をとっていたにしても、実は、小春が好みだったんだな。記憶を取り戻した際、記憶喪失中の記憶が残っているかどうかは、ケースバイケース。これはこれで、面白い。
     考察②…彰人が「記憶喪失」を装っている
     実は、小春のことが好きで、彼女を引き留めるために、ひと芝居うっているケース。これ、結構胸キュンのパターン。嘘がバレたときに、騙された小春がどう反応するか、そこんとこ拗れそうですがネ。
     考察③…「記憶喪失」だったけれど、割と早い段階で記憶が戻り、そのまま「記憶喪失」を続ける
     彰人の言動を深読みすると、このパターンかな?と、自分的には思っています。彼くらいの戦略家だと、交通事故も記憶喪失さえも、有効利用しそう…。その理由は、もちろん「愛」です!
     初回配信時だからこそできる、この考察ごっこ。「答え合わせ」を楽しみに、次の配信を待ちたいと思います。

    • 69
  9. 評価:5.000 5.0

    必ず最期に愛は克つ!

     3話までの憎しみに満ちたプレタと4話以降、つまり6年前の愛らしいプレタと、何故にこうも違うのか…それはひとえに、「愛」のある無しの違いでしょうか。人は愛によって変わるのか…この永遠の命題を、異世界ファンタジーの舞台を借りて取り組んだ意欲作です。
     第3皇女でありながら、その出自と風貌のせいで、「呪われた子」として、虐待を受けながら育ったプレタ。そんな「妹」のことを気にかけつつも、勇気を出せず、結果的にプレタを見捨てることになってしまった第2皇女セザンヌ。命が尽きる最後の瞬間に、二人が交わした「約束」から、新しい物語が始まります。
     プレタが救い出されて以降、ダリアン太公キリア(プレタの実母の弟)とセザンヌとの絡みは、どちらかというとほのぼの〜。なんやかやで、溺愛のにおいプンプンです。一方、獅子やらドラゴンやら「召喚獣」も登場して、異世界スペクタクルファンタジーとしての側面も楽しみ♡
     でも、この物語の一番の柱は、「愛されて育つことの大切さ」ではないでしょうか。子どもに対する虐待、大人としての責任、声を挙げる勇気、手を差し出す行動力…現代社会でも目を背けてはならない事実が、この物語の中に散りばめられている気がします。
     60ptはちょっとお高めですが、ボリュームからすると十分満足。やり直しのチャンスを与えられたセザンヌが、様々な妨害と闘いながら、プレタを守り抜くことを期待して、星5です。

    • 69
  10. 評価:4.000 4.0

    失うときになって、今更かよっ

     気心が知れていて、有能で、見目麗しくて、いつもそばに居るのが当たり前だった幼馴染みの女性が、自分の目の前からいなくなるかも…って思ったとき、やっとその存在の大切さに気付いて、猛アタックを始める…まさに、ボス秘書モノの王道です!つーか、6年間も飼い殺しておきながら、35歳セレブ専務の優成クン、何を今更ってカンジ。年は35でも、中身は遊びたい盛りのDKだったろ、今までは! この際だから、思いっ切り汐里に振り回されればいいのに…。
     それにしても、ここまでの話の流れは、かの有名なハーレクインシリーズのボス秘書モノと見事に一致!そうなると、話の結末もハーレクイン風大団円を期待していいのかな? とにかく、専務で幼馴染みの優成が、けっちょんけちょんにやっつけられて、汐里を追いかけ回すしかない展開となることを、1日も早くお待ちしております。6年間も待たせたんだから、その程度は許されるでしょ。

    • 61
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