4.0
思い込みを解放してくれる
自分の年齢が五十を越えているとはいってもマンガにはどこか非現実を求めているもの。高齢女性が主人公とのことで現実を突きつけられて楽しく読めないかと思いましたがそんなことはありませんでした。年齢を重ねることで得た豊富な経験は、生きやすくするとも言えるけれど見方を変えれば経験に縛られるともいえる。柔軟な自分になれそうな気にさせてくれる一冊です。
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自分の年齢が五十を越えているとはいってもマンガにはどこか非現実を求めているもの。高齢女性が主人公とのことで現実を突きつけられて楽しく読めないかと思いましたがそんなことはありませんでした。年齢を重ねることで得た豊富な経験は、生きやすくするとも言えるけれど見方を変えれば経験に縛られるともいえる。柔軟な自分になれそうな気にさせてくれる一冊です。
表紙の絵が印象的なこの作品✨
中身の絵は、表紙のようにインパクトはないものの…内容は、かなりエモい。
ストーリー中にもしばしば出てくるこの表現が、かなりハマる。
他の作品にはない、ヒロインは65歳茅野うみ子
夫に先立たれ、細々と老後の生活を送るだけの毎日…そんな風に思われたが。
海と書いてカイという美大生の青年と会った事から自分も映像を撮る側に。
人生、いくつになってもこれがやりたい!
そんな風に心が動けば、行動する事(美大生になる)が可能なんだ!とビックリさせられた作品。
カッコイイな、こんな歳の取り方。
絵のタッチも、主人公の造形も、ひと味違う作品だなぁと軽い気持ちで読み始め、きちんとリアリティのある展開ながらもどこかお伽話のような危うさがあって、ユニークだと思います。
うみこさんのお人柄に、読んでいる私の気持ちが救われることがたびたび。
映像という芸術表現にも興味がわきました。
老いていくことは、たぶん恐ろしいことだとおもう。65歳の主人公が映画館で若者に出会って、映画撮りたい側なんじゃねえの?とその一言で世界が動き出す。老いているからなんだって言うんだ。必死になればできるんじゃないのか、いつでも。今でも。
本屋さんでもおすすめになっていて、こちらのレビューも高くて読み始めましたが、面白いです。人生100年時代と言われていますし、いつ身体が思い通りに動かなくなるかわからないので、この主人公みたいに自分のやりたいことをできることからしていきたいなと思いました。
誰かがおすすめしていたマンガだったので、少し読んでみました。なんていうか、絵の派手さとかストーリーに大きな展開はないけど、心揺さぶられました。登場人物がリアルな感じがするのかな?おばあちゃんが主人公だし、他にはないマンガだと思います。
無料読み終わりました。主人公と年齢が近いのでいろいろ考えます。まだ夫は生きているけれど。
定年も近いし、その後を考えて大学入学なども検索してみましたが、年間何十万とかかかるのでわりと高い。でもまた考えてみようかな。
いろんなきっかけで人は新しい道へ進んで行く(行ける)ということでしょうか。
現実的にはなかなかそんな可能性があるようには思えない世の中ですが、続きがすごく楽しみです!
おばあちゃんが主人公という少女漫画ではなかなかみたことのない設定ですがハマります。
歳だからと言って自分の人生を諦めないでいいんだ!まだ挑戦してもいいんだ!と思わせてくれる作品。
海くんがいいです!
主人公は65歳のおばさんってところがまず意外でした。歳をとるほど新しいことを始めるって勇気がいるけど、読んでいくうちに不思議と自分もなにか頑張ろうと思いました。見届けます。