4.0
星をいくつにしようか、ちょっと迷いました。読んでて良い気分のお話ではないし。
父親に虐待を受けている長女は、なぜ早くなんとかしないのだろうと最初は思いましたが、父親が地位のある社会的に信頼されるであろう人間であることと、妹のことを考えてなのかなと。でも、妹のことを心配するなら尚更早く告発すべきだったのじゃないかな。
警察に言っても信用してもらえず、逆によりひどい目にあってしまう場面もありました。でも、訴える場所は警察だけではないのでは?
ただ、主人公はまだ中学生であったり、事が事だけになかなか人に話せる状況ではないのも分かります。
でも、タイトルのように居なくなるのを望むだけでは何も変わらない。嫌なやつに限ってそう簡単には居なくならない。
強くなれ!ひどいやつを叩きのめせる力を手に入れろ!そう願いながら読んでいます。
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