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カタギになってコンビニで働く島さん。今やどこにでもあり、気軽に入ることのできるコンビニは老若男女問わず様々なひとが来店する。客の中には理不尽な要求をする人やクレーマー、万引き、そして詐欺に゙利用されることもある。そんな中、島さんは、背中の入れ墨を見せてそんな奴らに驚かせて解決するではなく、たんたんと穏やかに解決し、最初はどんくさいじいさん、の位置づけだが、いざとなったら頼りになる島さんは、いつの間にか周りを自然といい空間にしてしまうのが見ていてホッとする
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いや 島さん本当にカッコいいです。
私は腕っぷしはたたないので負け惜しみのように聞こえるかも知れませんが、格闘家など喧嘩が強い人が本当に強い人だとは思っていません。その力を見せつけようとする人は、特にそうです。
強くてもそれを制する人が本当に強い人だと思います。それをさらに貫きとおす人はもっと強い人だと思います。
島さんはそんな感じです。
この作品は、昔ヤンチャだった人がその力使って大成するというありがちなパターンだと思うと見事に裏切られ、そんなカッコいい島さんが淡々と日常を過ごしていきます。
親切で丁寧で相手を心から思ってアドバイスしたりして過ぎていく日常です。
作者の方の道徳の感覚に私は感心させられました。
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経営者の立場の者です。コンビニスタッフって資格も学歴も要らないから誰でも始められるんですが続かない人が多いです。少数精鋭でまわさなきゃいけないからやることいっぱいで大変なんです。最初のハードルが低いだけで楽に稼げる真っ当な仕事なんてないという良い例だと思います。所詮理想論でそんなに上手くいく訳ないじゃんとか思いながら読んでいます。でも島さんみたいに作業以外の面でも見守ってくれるスタッフがいてくれると助かります。ちなみにうちの店にも元ヤクザ居ます。ガラの悪い輩が来た時にはほんと心強いです！
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なんとなく『コンビニのクレーマー退治の話かなぁ』と思いながら読み始めたのがきっかけです。
中身はクレーマーの話もありますが、それだけではなく現代社会の人間関係の難しさも色々描かれていて、それを島さんの人柄で解決していくストーリーが本当に気持ち良くてハマりました。
島さん自身も幼少期から色々と苦労を抱えていて、背中に入墨があったりなんかします。でもそれを利用することなく(むしろ隠しています)、様々なお客さんやバイト仲間を一生懸命支え、コンビニの仕事に奮闘する姿に読む度に元気をもらっています。島さんのように押し付けではなく、子供や若者やお年寄りにも心から寄り添えるような人間になりたいなと思います。
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設定がコンビニじゃなくてもいいのではと思ってみたものの、24時間のファミレスでも多分こうはいかないし、何とも味のある設定なのだなと、数年来のファンになってから改めて思う。
元極道というより、任侠と言ったほうがしっくりもするし、誰にもそれを悟られず、でも読者に何かを期待させるのもとてもにくい描き方。
ヘルプで行く先の様々な人との関わりが、本当にあたたかくて、時に切ないのが、無性に惹かれる作品。
毎回の更新の度に読後感が良く、作者さんに感謝したくなったので、初のレビューです。ありがとうございます。
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最初はちょっと見るだけ…と読み始めました。
でも、島さんの人柄にぐんぐん引き込まれました。
コンビニやスーパーで島さんくらいの年齢層のおじいちゃんが必死で働いているのを見ると切なくなったり、頑張ってと思っていました。
大きな声で怒鳴ったり、威張ったりしない年配の男性の方が安心して行けるお店だったりします。
気弱そうに見える島さんでしたが、元ヤクザみたいなバックを生かしたりせず、出会ってきた人達と誠実に優しく接してくれる。人のミスなのに謝り、あの人ですよって言ったりせずに庇ってくれる。
本当に理想的な上司。
ただ、こういう人は表面上、舐められがち。夜中のコンビニには色々な人が来るし、クレーマーも来ると思う。新しいこともどんどん導入される。
それでも暴力に頼らない島さんが凄い。
島さんの昔から現在に至るまでの経緯を知りたいと思いながら、今、読んでいます。良い作品だと思いました。
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歳をとって涙もろくなったせいか、島さんを読むと涙が出てきてしまいます。一話一話、全部がじーんと胸に来るもので。
この漫画は壮大な感動ものではないし、泣かせよう！という意図のある作品ではないと思うのですが、しみじみと心に刺さります。
元極道のコンビニ夜勤店員、島さんをはじめとして、出てくる人はそこら辺にいそうなごく普通の人々ばかり(島さんは元極道なので実はごく普通とは違うかもしれませんが)。
彼らが日常で感じるやるせなさ、喜び、悲しみ、色々な感情がハートフルに描かれています。
島さんのキャラクターが本当に良い。控えめで真面目、でもここぞという時に、相手を力でねじふせるのではなく言葉と行動と心のやり取りで大切な何かに気付かせてくれます。続きがとても楽しみな漫画です。
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コンビニで元ヤクザがかますようなお話しかと思いきや、とんでもないほのぼのヒューマンドラマです。しかもゆるめの。
島さんは正しい優しさを持った人。人の痛みがわかる苦い経験をたくさんしたんだろうなと感じさせます。優しさを押し通すのではなく、状況や相手によっては流される(本当は酷いこともできるんだぞ、島さんは！という謎の心の余裕を読者に持たせてくれます)のもまた優しいなと。
続きが気になるような漫画ではないですが、疲れた夜についつい買い進めてしまってます。
島さんがどんな任侠だったか気になるけど、コンビニ舞台のお話しがそのまま進む方が良いかもなー！
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島さんの過去は、子供のころしか書かれてないけど、若かりし頃は怖い職業の人だったのかなぁと、読みながら背景を想像します。
長期にコンビニの夜勤専門でバイトしている島さんが、色々なトラブルにも動じず、お客さんや店員さんのことを思いながら対応していく、心温まる話しです。舞台のコンビニ以外となる結論まで書いてなくて、きっとこうなるだろうと自分で考えるのも、いいです。
一方、島さん自身は、ベテランながらの対応力があるかと思えば、失敗したり忘れたり。
コンビニって、いつでも開いてて便利だけど、お店は何でも対応しなきゃいけない大変なお仕事ですね。
日常を切り取った常連さんとのやり取りや、店員さんの人間模様なんかも面白い。疲れたときに、癒される話です。
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背中にびっしり刺青のあるおじいちゃん「島さん」の物語。
昼間の仕事とは別に、コンビニ夜勤として色んな店を掛け持ちしている働き者。何か事情はありそうだけど…。
行く先々で直面した問題を実に平和的に解決に導いていくので、ほっこりした気持ちになる。押し付けがましくないのもいい。
まだ島さんが何者だったのか明かされるところまでは読んでいないが、器が大きくてそれは頭の切れる親分だったんだろうなぁ…と想像している。
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