4.0
懐かしい響きがしました
無料購読で見ました。
早い話し深く重たいのですが
フワフワ、チャラチャラして
いない分、一度は読みたい作者の
物語です。
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無料購読で見ました。
早い話し深く重たいのですが
フワフワ、チャラチャラして
いない分、一度は読みたい作者の
物語です。
影山というミステリアスな男と関わりがあった女たちの証言を元に話が進んでいきますが、確かに思春期に指が6本あるこんな男性と出会ったら絶対忘れられない
もんでんあきこ先生が大好きです!
作家買いしています。
とにかく絵が綺麗で読みやすい。
無料分だけの予定が購入してしまいました。
ちょっと不気味です。登場人物の関係も主人公としかなかったりするし、時間の流れが過去と今が交錯して、脇役は脇役の薄さで存在する。それがちょっと怖いです。
影山という6本指の男は中学時代から何人もの女と交わり、女達は後になぜかそれを告白し合います。しかし妬み嫉みという感情は抱かず、影山が哀しく生きた男だったと追想するに留まります。やや陶酔してる感も否めませんが、そんな風に愛せた男がいたことを皆共通して誇らしく感じてるように思いました。霧の街釧路で影山博人に出逢ってみたくなるかも。
まるでもんでん先生にコミカライズされるために書かれたような小説だ。儚くて、謎めいて、エロティックで、そして愛おしい。素晴らしい作品世界に魅せられて、一気読みしてしまった。
ちょっと刺激的な場面は多いけれど、もんでん先生が描く女性は皆魅力的で美しい。女性たち其々が一人の男性に繋がるストーリーを持ち、それを回想していくという話。
ワクワクする展開。続きが気になるー!絵も綺麗で読みやすいし、もんでんさんの作品は本当に描写も素敵で大好きです。
じわじわと影山の人物像が浮かび上がってくるように、周りの女たちの話が一つ一つ積み上がっていく様が、うまいなあと思います。
もんでん先生の描くお話は大好きです。
私も北海道出身で、知っている町、住んだことのある町、遊びに行っただけの町。読んでいると色んな思い出が一気に溢れてきます。
もんでん作品全てに於いての感想は全編実写で見てみたくなる、そんなお話です。
このお話もそうでした。
影山博人、月のような、月の裏に隠れている星のような、不思議な存在は意外と身近にいるような気がします。もしかしたら人間誰しも自分の中に抱えているものなのかもしれませんね。
終わってしまうのがもったいなくて大事に読みました。ありがとうございます。