5.0
辛いことの多い世の中だけど。
真面目に真っ当に生きていたら、きっと良い事があると希望を持たせてくれる、厳しくも優しいお話。人の嘘がわかってしまうかのこちゃんが、探偵業の左右馬さんと出会うところから始まる。真面目で優しいかのこちゃんが、信じられなくなってしまった人との絆を、左右馬さんたちによって紡いでいく。絵もとても綺麗。
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真面目に真っ当に生きていたら、きっと良い事があると希望を持たせてくれる、厳しくも優しいお話。人の嘘がわかってしまうかのこちゃんが、探偵業の左右馬さんと出会うところから始まる。真面目で優しいかのこちゃんが、信じられなくなってしまった人との絆を、左右馬さんたちによって紡いでいく。絵もとても綺麗。
今、半分くらい読みました。鹿の子ちゃんが可愛くて、いじらしくて、大好きです。
このお話には魅力的な女性がたくさん出てくる。
先生の義兄のお嫁さん、澄子さんも素敵な女性。雅さんもキャリアウーマン的でカッコいいし。魅力的。
謎の男の出現。これもまた、先に読み進めたくなります。
これからが楽しみです。
設定が面白いです。嘘が聞こえるという設定が。かのこと祝は、お互いが必要な存在になっていく訳ですが、それがなんだかほっこり安心できました。最後までイチャイチャやラブラブしたシーンはないですが、大切に思いあっていること、ずっと一緒に…。そこはあって良かった。かのこが拐われる話のそうまが特に良かった。
うそが分かる能力なんて絶対いらない。ただ辛いだけだよ。それなのに主人公は辛い思いは沢山していても、優しく素直に育って素晴らしいなって思います。
また、うそが分かる能力をどう解釈するか、という点において、とても良い出会いがあって、主人公と同様に、その暖かい返しに気づきをもらったり癒されたりしています。
嘘が聴こえてしまうことで疎外され、家族の元を離れることになった主人公。
子供には相手の為に嘘をつくことがあるとわからないので、主人公は得意気に嘘を暴いてしまう。
何故親がそれを教えなかったんだろうと少し矛盾を感じました。
単純な出来事が事件の題材なので、やや展開が想像出来てしまうのが残念ですが、絵柄も丁寧で気楽に読める作品。
鹿乃子は嘘がわかってしまうだけじゃなく、親も含め、周りの人を良く見れてしまったがために
家を出ることになってしまいましたね。
左右馬と出会えたからこそ、嘘がわかるだけでは解決できないこともわかって、
じわじわと左右馬を尊敬し、恋もしちゃったんですね。
まだまだ話が続いても良かったのではと思いました。
嘘がわかる女の子と優しい探偵のお話。
読みやすく、絵もきれいです。
主人公が真面目で、黙ってればいいのに、嘘が聞こえると嘘!と言ってしまって失敗するのは、もどかしいというか、バカ正直すぎるというか、それで自信を失う、みたいなパターンが多くて、その度に祝さんの優しさや許容の深さに癒やされました。
軽快なやり取りも面白いです。
生まれながらに人が嘘をつくとわかってしまう女の子が主人公。
周りの人にはない力だと気づいた時には周りから嫌がられ避けられてしまう。
登場する人物のキャクターが個性的で、ドラマ化されそうだな、と思って読みました☆
そんなに話の進むテンポは早くないので、のんびり読むのにオススメな1冊。
発する言葉から嘘を見抜く力を持つ鹿乃子ちゃんがその力を認めて受入れてくれた探偵の祝先生と事件を解決していくお話しです。
絵が可愛くてお話もテンポ良く進んで読みやすいです。まだ読み始めたばかりで祝先生が掴みきれていないので彼がどんな人かとても気になります。二人の活躍が楽しみです。
嘘が聞こえる。そんな人と親しくなれないと思う。祝左右馬はまったく気にしないのがすごい。
雨の日、鹿乃子が傘を持って左右馬を迎えに行く。行き違いになった左右馬は遠回りの道を走って戻り、雨に濡れながら鹿乃子を待つ。あのシーンがすごい好き。あそこから2人のファンになりました。最後まで一気読み!