5.0
なかなか面白い。
まだ夜は人のものでなく、彼岸と此岸が近かった時代の話です。鬼が居ても不思議じゃない。理解できないものは全て鬼の仕業にされていたんでしょう。
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まだ夜は人のものでなく、彼岸と此岸が近かった時代の話です。鬼が居ても不思議じゃない。理解できないものは全て鬼の仕業にされていたんでしょう。
以前に無料分を読み終えてたと思っていたのですが、増えてて嬉しかった!
しかし久しぶりすぎて登場人物の顔と名前がうろ覚え汗
また読み返そうかなー
よい歴史まんがですね。藤原氏といえば、かなり横暴な政治をしたことで有名ですからね。
藤原氏に煮え湯を飲まされたふたりの話。
ちょいワルおやじと 頭脳明晰な少年のバディが謎解きする話。プラス平安時代のお勉強。時代学者の解説がついてきます。ちょっと 薬屋のひとりごとみたいな。あちらが中国なら こちらは日本 なかなかに面白い
道真が憎らしかわいい感じて、ダンディでお茶目さもある業平、高子姫の聡明な感じがなんかつぎの展開をわくわくさせます。権力ってなんかえげつなくてみじめさも感じますね。たくましく知恵でこの世を渡る展開をわくわく読み進めたいと思います。
イケオジ在原業平と天才少年・菅原道真が事件の謎に迫る!
日本史はそんなに得意ではないし、少女漫画ばかり読んでた自分にはどうかな?と思いましたが、結構面白いです。推理漫画だからコナ○的な感じですが、イケオジ在原業平が言葉巧みに道真を道連れにしていくところとか女好きなところ、面白いです。
平安バージョン、相棒というか、シャーロックホームズみたいな。業平と、道真のかけあい。愛嬌ある長谷雄。とっても、おもしろい登場人物達。課金してまでも、読みたくなってしまう。
政治的なこと、文化的なこと、きちんと史実に基づいている上でのフィクションなので大変面白い。菅原道真公の歴史を考えると、どういうラストにもっていくのか楽しみです。
業平と道真が内裏で起きる事件を解決していくのですが、道真の頭脳と業平の経験値と身分をいかして、解決していく様がカッコいいです。
道真の兄について何も語られないのはなぜか?など将来への伏線もあって読み進めてしまいます!
以前から「おすすめ」に上がってきていたのをうっかり(?)読んでしまい、毎日無料分を読み終わる前に紙書籍現在発売されている15巻まで購入しました。くっそーやられたー!面白すぎる!私の好み分かりやす過ぎか!?このパターン結構あるぞ。
単なる謎解きだけじゃない、権力闘争や自分の成すべきこと、成したいこと。道真と一緒にめちゃくちゃ考えさせられる。
井の中の蛙(というほど愚かではないが)だった道真が業平やその他の人々と関わり勉強以外のことを学んでいく。そして真に学問する意味を自身に問い続ける。そして、学問だけでは自由に生きていけない、強大な力に呑まれないために如何に振る舞うか、最も嫌っていた学問以外のことに頭を使わざるを得なくなるが、人として大きく成長していく。
最初は周りは馬鹿ばかりだと軽蔑していたのに、馬鹿ではないはずなのに一見愚かなことをしてしまう人の言葉が胸に刺さったりもする。
業平は年の差も経験値もあって学問ではない色々なことを道真に教える。道真は業平によって頭の中だけにあった知識を実践で使わねばならない事態に度々陥る。
ある意味誰もが敵になり得る世界で生きていくのは庶民には到底計り知れない苦労があっただろう。名のある家に生まれるというのは恵まれている点もあるだろうが大変だな…
私は地元に太宰府天満宮があり、幼い頃から馴染み深い土地ではあるものの、この地で亡くなったことを考えると読み進めるのが段々辛くなってくる。
ただ神童、秀才というだけではないとても魅力的なキャラとして描かれているのがとても嬉しくもあり、余計に胸が苦しくもありますが…本当は菅公がどんな人物だったのか知る由もないけれど、とても気になってきました。今後、太宰府天満宮に詣でるときにはこれまでと全く違う気持ちになってしまうんだろうと思います。