4.0
一味違う医療マンガ
独り身の自分としては、人ごとではない内容だけど、どの話も救いがあったり、温かい気持ちになる終わり方だったりで、様々なお別れストーリーを読み進めたおかげで、死が遠いものでも、怖いだけのものではなくなりました。
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独り身の自分としては、人ごとではない内容だけど、どの話も救いがあったり、温かい気持ちになる終わり方だったりで、様々なお別れストーリーを読み進めたおかげで、死が遠いものでも、怖いだけのものではなくなりました。
現場の臨場感と共に、描かれているので引き込まれます。
一つ一つのストーリーが短いのも読みやすい。
悲しくならずに、なぜかほっとする漫画。
面白いか面白くないかで言ったら面白い。1話読み切りでサクッと読めるしちょっとした時間つぶしにいい。
でも終末期医療の話で人の生死がかかわるのですごく読んでてしんどくなる。意外とレビュー評価が高いので若い人はあまり深く考えずこんなこともあるんだなぐらいで読めるのかもしれない。私は人生後半戦になって他人事ではないないので
連続で読むのはちょっとしんどい。
人はその人が生きた様に死を迎える。今の時代は病院で医療関係者の方々が担っている事が多いけれど人としての尊厳を保てるシステムがないと感じる。
人生の終の住処が病院で孤独な身の上だったら…寂しいですね。
でも、ひとりひとりドラマがあります。
自分は…
嫌だなあ
改めて、医療に携わる人たちのありがたみを感じました。家族が病院で亡くなった時や、自分が入院した時などのことを思い出し、なるほどと思うこともありました。
いろんな患者さんがいて、いろんな想いがあって、それに一生懸命対応してくれる看護師さん。クスッと笑ったり、切なくなったりするお話がたくさんありました。
介護職をしているので勉強にもなりつつ…
重い内容でもありながら、画のタッチが軽いおかげか負担なく読んでいけます。
絵はつたない感じですが、なぜかしみますね。
いろいろ考えさせられる。
もう少し、すっきりとした絵であればなお良し。
自分の知らない世界が描かれていて、読む意味があると思います。
先がきになるとかはないですが、少しずつ読んでいきたいと思う作品です。